【準備】浜名湖 えびすき漁
船に乗ってタモでエビをすくうオフショアがあるらしい。
Q:竿。リール、ルアー以外に必要な道具はありますか?(シーバス)
A:ヘッドライト、フィッシュグリップ、プライヤー、などが必要です。
Q:服装はどんな服装で行けばいいですか?
A:夜の海の上ですので真夏でも肌寒い時があります。一応上着を持ってくることをおすすめします。足元は濡れやすくなってますので長靴をお勧めします。
Q:何を持っていけばいいの?
A:獲物を持ち帰るクーラーなどの容器と氷やペットボトルを凍らしたもの。 真っ暗なのでヘッドライトもあった方がいいと思います。
真剣にボートシーバスやってる人に鼻で笑われる。そんな気がする間に合わせのラインナップである。
よくわかんないけど行ってみることにした。
えびすき漁をご存知か?
某インド映画の影響です。本編見てないけど。
何を調べていて辿り着いたかまるで記憶にないのだが、浜名湖でクルマエビをすくう船遊びをネットの記事で見かけた。
上記の記事に詳しく書かれているのだが、流れてくるエビやら魚やらをタモですくうらしい。
この記事読むととても面白そうである。特にクルマエビの沖漬けは是非やりたい。是非食べたい。
僕の実家は浜松で、散々オフショアに引っ張り出している親父夫妻は今もそちらに住んでいるので巻き込んで連れて行ってもらうことにした。
えびすき漁の予習
ネットをあさって以下の情報を集めてきた。
- 夜の下げ潮に乗って流れてくるエビやらカニやら魚やらを網ですくう
- 同じような漁で『たきや漁』という銛で魚やカニを突く漁もある
- 5月末~お盆前くらいがシーズン
- 梅雨の、雨上がりでモヤっと暑いような時期が最盛期
- お盆を過ぎるとサイズが大きくなる代わりに数がガクッと減る
- 同時にボートキャスティングでシーバスもできる(網でもすくえる)
- このシーバスも脂が乗ってて美味い
- ほとんどの道具を船宿が用意してくれるので、持って行くのはクーラーボックスくらい
これで予約の時期が見えたので親父に内諾をとるとOKとのこと。
興味ありそうだったのでなにより。
「勝手に行けば?」とか言われたら泣いちゃうところだった。
予約が大変
『えびすき漁』で検索すると浜名湖新居漁港の『極漁丸』という船宿が引っかかってきた。
予約からガイダンス・動画・SNS・釣果報告とコンテンツが豊富で、このサイトに行けば大体なんとかなりそう。
記事を見つけて行ってみたいと思ったのが2022年末だったと思うのだが、その時点では予約することができなかった。
しかもコロナ禍の最中である。本年の予約もどうなるかよくわからない。
定期的に極漁丸のサイトを見ていると2月中旬ごろに、『予約は4月1日昼から』とアナウンスがあった。
4月1日は金州解禁で船に乗っていたので帰りの船の中から予約しようとするとエラー。予約の表示が出てこない。
まだ始まっていないのかと思い数日後にチェックすると『えびすき漁のご予約方法について』という新しいページが。
どうもエラーかなんかでスマホからは予約ができなかったらしい。
説明に従って予約を進めていくと、なんといい時期の週末はすべて埋まってしまっている。
まだ4月上旬だというのに7月くらいまで予約済みなのである。
リピーターさんとか知ってる人が多いんだな。甘く見ていた。
これは今年は無理だな…。
と思い一旦は諦めたのだが、たまたま実家の用事で平日有休を使って帰る必要があり、そこに合わせて予約が取れた。
5月下旬でシーズンインにはまだ早い時期だったのだが行けるだけ良いだろう。
そのタイミングで行ってみることにした。
ボートシーバス、どうやるの?
予約が取れたら準備である。えびすき漁自体はほとんど準備が要らないのだが、せっかくボートシーバスができるのだからやってみたい。
スズキ、縁が無くてほとんど釣ったことが無いのだ。
極漁丸のブログ見ると水面下一面スズキとかいうヤバい写真があってテンションが上がる。
こんなん釣堀じゃん。
とりあえずやったことが無い釣りなので調べる。
他のえびすき漁ブログの中には『述べ竿にカニバケで釣った』とか『生きイワシの泳がせで爆釣』とかあったが、それらもよくわかんないのでスタンダードなルアーキャスティングで狙うことにする。
タックルの要件は
- ロッドは6ft~7ft
- ラインは1号~3号
とあった。
ここで例によってイシグロに相談に行く。
馴染みの店員さんに相談すると『振れないと勝負にならないのでサワラキャスティング用の7ftでいいと思いますよ。ルアーはブレードバイブや100mmくらいのシンペン、バイブが鉄板。手持ちのシーバスルアーでも十分だと思います。』とアドバイスを頂く。
なんも買わなくてもなんとか対応できそう。
Amazonのセールで安くなってたバッカン用のロッドホルダーだけ購入し、荷造りすることにした。
- タカ産業 がっちりRODHOLDER
計 約974円
リンク
荷造り
あらためて極漁丸のサイトを見て荷物を確認すると、
A:ヘッドライト、フィッシュグリップ、プライヤー、などが必要です。
Q:服装はどんな服装で行けばいいですか?
A:夜の海の上ですので真夏でも肌寒い時があります。一応上着を持ってくることをおすすめします。足元は濡れやすくなってますので長靴をお勧めします。
Q:何を持っていけばいいの?
A:獲物を持ち帰るクーラーなどの容器と氷やペットボトルを凍らしたもの。 真っ暗なのでヘッドライトもあった方がいいと思います。
極漁丸『よくある質問アーカイブ』より
となっていた。
例によって使いそうなものを片っ端から出してみる。
フィッシュグリップだヘッドライトだはどうとでもなるのだが、問題はルアーだ。
現役の物からルアーの墓場までひっくり返し使えそうなものをとにかく出す。
持って行くのがオフショアキャスティングロッドなのでボートシーバスロッドより硬い。
その分ルアーを重くしないと飛ばない。竿に書いてある適正重量は15g~60gなのである。
軽い物ははじき、上記のアドバイスを元に7個に選定した。
右から
- アイマ:sasuke 120 裂波
- シマノ:ShallowAssassin 99F フラッシュブースト
- ジャッカル:ビッグバッカー アンチョピード 103
- タックルハウス:ローリングベイト 77
- ブリーデン:ビーバイブ キャシーマージ―40
- アクアウェーブ:メタルマジックTG 30g
- ジャクソン:鉄PANストロング 33g
入れたケースがサーフ用の流用なので裏にワームも入っている。
エコギアと直リグ用品各種 |
その他の荷物もまとめると
バッカン、ブクブク(エビ活かす用)、ヘッドライト、ベルト、〆具・計測具一式(メジャー、まな板、ナイフ、神経抜き、ゴミ袋)、ルアー一式、使用済みルアー入れ、腕時計、リール、ロッド、リーダー一式(5号ナイロン、ライター、ハサミ、ゴムシート)、水温計、フィッシュグリップ、プライヤー、ディノグリップ、フォーセップ、糸くずワインダー
となった。
これにクーラーボックスと長靴、上着を足せば準備完了である。
ハカリが見つからなかったから前回落としたかも…。ショック。
出船確認OK
予約時、10日前、前日と何回か確認のメールがくる。
前日の出船確認のメールも来て出船確認もOK。後は当日乗るだけだ。
出船は21時半。先に実家に行って一緒に行く算段だが何時に行こうかな。