【料理】【反省】浜名湖 えびすき漁
持ち帰った釣果
料理
26時半ころに実家に到着。
そこから魚のエラワタだけでも抜かないといけないので捌き始め、処理が終わったのは空が白んだ頃…。
仮眠して雑用をこなした後に3枚に下ろし、親父と山分けにしてから自宅に帰り着いたのは17時頃だった。
道具も足りないしキッチンには慣れないし捌くの大変だった。ほんとに。
スズキはどの個体も内臓脂肪ビッシリでした。
クルマエビの揚げ物
美味しさ:★★★★★(また食べたい!!)
活かして持って帰ったクルマエビを水で洗い、めんつゆの中に落として吸わせる。
その後酒を振りかけて片栗粉をまぶし、活きの良いまま油でカラッと揚げる。
身に旨味が入っているのもあるがエビの味が濃くて最高に旨い。
温かいうちだと殻が食べやすく、3歳と5歳の子供たちも頭からバリバリ食べてくれた。
少しでも冷めてしまうと舌触りが悪くなって子供受けは悪かったが、大人が酒のつまみにするには少し冷めた方が合うかも。
クルマエビの刺身
美味しさ:★★★★★(また食べたい!!)
写真は美味しくなさそうですが絶品なんです |
さっと流水で洗ってから水気を丁寧にふき取り醤油で食べる。
身が甘~い。
甘エビより身質が締まっていて食べ応えがあるし、エビ特有の甘味が強くいくらでも食べれる味。
小さいので殻剥くのが絶望的に大変なのが難点。
塩焼き、香草焼き、ムニエル等々色々試してみた。
クルマエビの沖漬け
美味しさ:★★★★★(また食べたい!!)
活かしたクルマエビを流水で洗い、死んでいるものを取り除いて上記の漬けダレに浸す。
大暴れして罪悪感半端ないのだがそこは心を鬼にする。
2日ほど置いて食べる。
身は殻をむいて刺身に、頭はグリルでカラッと焼き上げてもらった。
刺身もエビの味が良かったがこれは更にエビ味が濃くなっていて旨い。
頭を焼いたものは中に入っているエビ味噌が絶品。ご飯より間違いなくお酒に合う味。
これが食べたいためだけにまた浜名湖に行きたくなるほど美味しかった。
スズキの刺身
美味しさ:★★★★☆(美味しい!)
脂のノリが凄い。
今まで食べた事のあるスズキはパサパサで脂っ気も旨味も無かったのだが、それとは別格。
ちゃんと脂の乗ってる白身魚として旨い。
臭みも寄生虫も全く問題なし。
何日かに分けて食べたが、4日目くらいから旨味の増加が変わらなくなったような気がした。
スズキのフライ
美味しさ:★★★★☆(美味しい!)
定番のフライ。人によってはこれがスズキの一番うまい食べ方と言うくらい。
揚げると若干身質が締まりホクホクになる。
旨味は変わらず残るが、匂い移りしやすいので揚げ油の質で美味しさはガラッと変わる。
(下ろしたての揚げ油と変える直前の揚げ油で明確に旨さが違った。)
子供向けに小さく切って揚げてくれたが、大きめに切ってパンにはさみレモンとタルタルソースでフィッシュバーガーにすると美味しそうな予感。
〈追記〉スズキの天ぷら
美味しさ:★★★☆☆(もう一工夫)
一度冷凍したものを解凍し、薄めの衣を付けて天ぷらにしたもの。
揚げたてはホクホクとしていたのだが、少しでも冷めると身から水がしみ出てくる。
臭みは無いが、肉汁のような旨味のある水分では無いので食感を大変悪くしている。
塩を振るか塩水に通すか、なんにせよ水分を飛ばす工夫が必要そう。
スズキの焼き物
美味しさ:★★★★☆(美味しい!)
カマの塩焼き |
これは香草焼き |
身質が素直なのでどんな焼き方しても美味しい。
個人的には焼き立てで暖かい塩焼きが一番好き。
皮ごと焼いてあるのだが、4日目を過ぎた辺りから焼くと生臭さが気になり始めた。
刺身では気にならなかったので、皮が匂いの元だと思う。
3枚に下ろした身を包丁で叩き、味噌とネギで味を整えた物。
シマウシノシタのムニエル
美味しさ:★★★★☆(美味しい!)
単純にバターを使ってムニエル。
身質がしっかりしていて大きさの割に食べ甲斐がある。骨離れも良くて食べやすい。
やはり白身魚の旨味なのだがスズキよりは味が弱め。
魚の味を楽しむより料理方法を楽しむ料理って印象。
〆コノシロ
美味しさ:★★★☆☆(もう一工夫)
3枚に下ろした身を粗塩で30分締め、酢の代わりに柑橘の搾り汁で締めた物。
今回はライム果汁で1時間半ほど締めた。
冷蔵庫の隅っこですっかり忘れられていて、作ってから1週間たってから食べたけど何の問題も無く美味しく食べられた。
ライムの香りがしてさわやかに美味しいのだが締めすぎて硬くなってしまったのが失敗。
締め時間半分で良かったような気がする。
ダツのなめろう
美味しさ:★☆☆☆☆(失敗…)
焼いてみたけどダメだった |
骨が多いのが分かっていたのでとにかく丁寧に叩いた。
味自体は悪くないのだが小骨がとても口に触って食べられない。
叩いたのだが、硬い部分が残ってしまい食べれるようにはならなかった。
加熱すればイケるかもと思い焼いてみたが全然柔らかくならずに失敗。
これも食べられなかった。
後日つみれにしたら、身は食べられなかったが良い出汁は出たらしい。
フードプロセッサーを使うか、捌く段階で丁寧に骨を取らないとダメだった。
ちなみにワタリガニは全て親父のところに置いてきたのですが
茹でて食べたそうです。
反省
【〇】小さいコロラドブレードが効果バツグン
フラッシングではなく波動が良いのだと思う。
名古屋港辺りのボートシーバスでも必勝パターンらしいので、次回からも必ず用意していく。
【〇】明らかにラインを視認している場面が見れた
1.2号で蛍光グリーンの単色ラインだったのだが、弛んで水に沈んだ際にラインに向かってアタックしてくる個体を何回も見かけた。
今までラインは魚から見えていない説を推していたが、どうも見えているっぽい事が分かった。
(水深やラインカラーなどの条件はあるにせよ。)
【〇】エビをすくうためのタモワーク
エビをすくう直前にタモをバチャっと入れると当然逃げるし、深く入れ過ぎても流れに取られて獲物をすくえない。
やってみないとわからないコツがあることが良く分かった。
【〇】ライトで照らしている明暗の境目でエビを探す
漫然と水面を見ていても獲物を絞り切れずに見逃してしまう。
特にクルマエビは目立たない獲物なのでなおさらである。
明暗の境目を見ているとエビが比較的わかりやすいので、見つけたら目で追って射程距離内に収まるのを待ってすくうとうまくいった。
【×】スズキは明らかに食うのが下手なので工夫が必要
何回も何回も何回も何回も当たってやっとフッキングできたのだが、とにかく食うのが下手。
こんなにアタリの数が多いのにフッキングしなかったのは初めての経験だった。
フックサイズを下げるか、ストレートポイントのフックを使うか、ブレードの位置を変更するか、なんにせよ一工夫した方がよさそう。
【×】ブレードを付ける位置の工夫
今回は
- キャシーマージー:フック自体にブレードが付いている
- メタルマジック:ブレードと一緒にフックが回転する
ルアーだけだったのでフッキングしづらかったんじゃないかと考えている。
いくつかパーツを持っていけば船上で工夫ができたのに準備不足だった。
【×】タックルバランスが合っていなかった
ランディングが大変で、抜き揚げちゃうのが効率よさそうだったのでラインとリーダーはもっと太く2~3号の40lbくらいで良かったように思う。
ロッドももっと柔らかい物を使えばフッキング効率が上がった気がする。
リールのパワーに不満は無かったが、XGの巻上距離はいらない。
まぁ有り物で行ったから承知の上ではあるのだが、やはり専門タックルにはかなわない。
ライトジギングロッドとかならまだよかったかも。
【×】高いルアーを使う必要性が無かった
ロストは人為ミスなので慣れてくればロスト自体無くせそうだけど、エラ洗いで切られる可能性もありそう。
試してないので確信は無いのだが、ブレードさえついていれば釣れそうなのでダイソージグのブレードチューンで十分じゃないのかな、という気がする。
もう一度行ったときは検証してみたい。