【準備】【釣行】【反省】【料理】春の連戦4/5 金州解禁日 コマセ五目・ジギング
しばらくオフショア釣行が続くので、一釣行ごとにまとめてお送りします。
今回は
良い月で思わず撮ったけど乗った船ではありません |
【準備】船の段取り
一週間開けて4月頭、解禁日の金州に行くことになった。
今度は単独ではなく会社の仲間と一緒である。
他にもお世話になりたい船はあるのだけど、色んな都合を擦り合わせた結果再び勝利丸でお世話になることに。
まあ行くことになったとか書いたが、前回勝利丸にお世話になった段階ですでに予定は立っていたので話は通してあるのだ。
解禁日なのでコマセ五目をやりつつシマアジを狙い、僕は端っこでジギングもやらせてもらうというお楽しみフリープランである。
【準備】付けエサ加工、荷造り
この翌日にも船に乗る予定があるので、2Days分お買い物。
金州分は特に買物の必要なかったのだが、店内ウロウロしているときに
『付けエサ自分で加工していけば安上がりなんじゃね?』
と思いつきオキアミブロックを購入。
色んなサイトを参考に(大体フカセ釣りのサイトだけど)
- ミリンに漬けたり
- 砂糖に漬けたり
- 味の素振ったり
- 小分けしたり
して完成。
効果はわからんけど雰囲気はあるエサが完成。
400円分のブロックで大量に作れるのでコスパ最高。
前回の片付けもしつつ荷造り。
タイラバは今回無いので抜いて、コマセとジギングの荷物を入れる。
仕掛けは去年の残りの既製品とちょい自作 |
タイラバないとまぁ荷物が少ない。
少ない割に重たいけど。
コマセも値上がりしている上に僕は3kgまるまる使わないので前日に釣具屋で小さい奴(16切:1.5kg)を購入。
あと細めの仕掛けを衝動買い。
後は自作したエサやら僕のエサやらクーラーに詰めて出発するのみである。
【釣行】道具立て
今回はコマセとジギング、電動ジギングを持ち込んだ。
コマセ
- 21 シマアジマスター 205(アマノ釣具)
- 15 レオブリッツ 500J(ダイワ)+道糸6号300m
ジギング
- 21 スローバンプSSD 633/FSL(テイルウォーク)
- 19 オシアジガー Fカスタム 2000NRHG(シマノ)+ライン3号300m+リーダー60lbナイロン3ヒロ
電動ジギング
- 21 ジグフォースSSD C634 SPEC-E(テイルウォーク)
- 20 ビーストマスター 2000EJ(シマノ)+ライン4号350m+リーダー60lbナイロン3ヒロ
使用ルアー・仕掛け
コマセ五目
- 天秤:NO.305式 TK-Z型(クッションゴム中通し式)(アマノ釣具)
- ビシ:青物バスター 100号(サニー商事)
- 仕掛:沼津アマノ釣具仕様遠征釣り仕掛け ハリス10号3本針3ヒロ(ハヤブサ)
クッションゴムまで含めて短い方が取り回しが良いので、シマアジ用の天秤を選択。
ビシはカツオ用だが、100号の物がこれしかないのでコレ。
カゴ(オモリを外付けで使う物)もあるけど、なるべく仕掛け全体をコンパクトにしたかったので選ばなかった。
仕掛けは清水の遊漁船おススメの物。
メーカーもメディアも細ハリスおススメするけど、大抵の船長は太ハリスでも問題ないというので僕も太ハリス派です。
ジギング・電動ジギング
- バンブルズジグ セミロング(ジャッカル) 150g~250g
- TGベイト(ダイワ) 120g~180g
- ジグパラバーチカル ロングスロー(メジャークラフト) 150g~300g
手持ちのジグフル投入。
こだわりも知識も経験知も無いのでとにかく釣れればええやろ、の精神で使い散らかした。
【釣行】ロスト
- 仕掛け1組
10号ハリスだとちょっと絡んでもほどくのが簡単だし、ハリス傷まないし、根がかりしても切れないしで1日通して1組しか使わなかった。
流石に針はなまってしまっていたので再利用は無理そう。
【釣行】釣果
釣れた魚は全部キープしてきた。
他の方々の釣果はヒメダイ、メイチダイ、スマガツオ、キツネベラ、カサゴ等。
黒色=コマセ五目
赤色=ジギング
の釣果
潮汐表は御前崎の物なので金州とは若干のズレがありそう。
【釣行】当日の状況
海況
一番右のみ金州。残りは大井川港のデータ |
釣行時間:3時〜14時半(実釣は6時半〜12時45分)
天候:晴
水温:17.8℃(現地での船の水温計)
例年の平均水温:ー
実釣エリア:金州(水深:40m~120m)
※金州の協定時間は6時半~12時半。
金州の平均水温ってどこで調べるんだろう。ご存知の方いらしたら教えてください。
金州では珍しい凪。
予報では後半から風が強くなり凪も悪くなる予報だったが釣行終了まで持った。
行き、帰りも凪は悪くなく快適だった。
前日までは天気悪く、海も荒れ模様で出船できないほど。
風は若干あったが水面を荒らすほどではなく問題なかった。
潮色は深めの青で外洋の海。
潮早く1.5~2.5ノット程。
他の船のブログによれば3ノットの所もあったらしい。
酷い二枚潮(三枚潮?)で釣りづらく、仲間内では船の下に入り込んで高切れしてしまった人も居た。
ジグをしゃくっていた時の感じだと
- 底から5m程がスカスカ
- そこから20m程が激流
- そこから水面までがタルく流れている
ようなイメージ。
赤いクラゲが点々と浮いていた。
ベイトの反応は少なく、船長からアナウンスがあったのは一回きり。
水深120mのポイントで、底から20mのところだった。
乗員は4人(僕たちのグループ)+1人+1人の計6人。船長も積極的に竿を出していた。
グループ4人で左舷側。
ジグをやるので舳を譲ってもらって僕の釣り座にした。
三浦愛さんが同船されていた。著名人と一緒の釣行は初めて。
テンパって意味不明な絡みをしてしまったのが悔やまれる。
申し訳ありませんでした…。
他船の状況
流石解禁日とあって船の数が多かった。見える範囲で15隻以上。
分かる範囲では
沼津港:舵丸
田子の浦港:第五裕丸
まさにお祭りであった。
コマセは潮早く苦戦の船が多く、全体的に釣果はパッとしてなかった様子。
魚種はシマアジ、イサキ、カンパチ、ヒメダイ、ウメイロ、メイチダイ、アカイサキ、ウマヅラハギ、スマカツオ、メジナ等々
数隻爆釣で『シマアジ船中35枚』などという船があるにはあった。
ポイントの問題?
タイラバ・ジギングは好調のようで、
ジギング:キメジ、マハタ、メダイ、カンパチ、ヒレナガカンパチ、カツオ、ブリ、キハダ、マダイ、イシナギ等
タイラバ:マダイ、メイチダイ等
が釣れていたようだった。
カンパチの群れが付いた船では『カンパチ入れ食い。後半リリース』などとうらやましい展開もあったようである。
【釣行】当日の様子
起床⇒出船まで
1時~3時半
集合時間は3時半。
大井川港は少し遠いので、道のり1時間半を見て1時半に出発する。
出発前は前回に引き続き神頼み。
大井川港に到着したのは2時半過ぎ。
下道を走っていったが、結局1時間ちょっとで到着してしまった。
月が綺麗 |
いくら何でも1時間前は早すぎるので着替えて車の中でぬくぬく温まって待つ。
流石に深夜は寒い…。
そのうち仲間たちが集まってくる。
高速を使うと1時間かからないで着けるらしい。
船長もやってきて船に明かりがついたので荷物をもって挨拶へ。
「今日は凪がよさそうですね」「いい日にきたねー」などと会話をしながら乗船準備をする。
僕たちのグループは左舷側。仲間内で話し合って釣り座を決める。
そのうち他のお客さんもやってきたので挨拶し船に乗り込む。
舳を貰い、ロッドキーパーやら竿をセットしたりコマセを溶かしたりしているうちに出港。
いそいそとキャビンに潜り込み仮眠をとった。
エリア到着⇒釣り開始
3時半~6時半
道中の凪も良く熟睡できた。
外を見ると夜明けの瞬間。
360°見渡しても陸が見えない。
金州に来たんだなぁ、と実感する瞬間。
コマセも良い感じに溶けている。
ザルにあけておいたので水切りも簡単。
20cmくらいの百均のザルで、16切のコマセが丁度良い量だった。
船が減速したところで釣り座のセッティング。
竿が舳側になるように置くと風などで仕掛けが竿に絡むことが少なくなる(気がする)。
真ん中の黒い板はゴム板に磁石を埋め込んだ針置きで、針がくっつくので手前マツリを減らすことができる。
足元には魚を入れるバケツを用意。
〆具やら魚つかむ道具やらは下の段差に入れて置く。
コマセは手返し良くやりたいので、少しでも身の回りを整理して効率を上げたい。
色々試して今辿り着いたのがこのスタイルである。
エサも自作で2パターン作ってみた。
最初は砂糖で1日締めた物を使用することにした。
ここまで準備してまだ規定時間前。
おとなしく釣り座に座って船長の開始コールを待つことにした。
釣り開始⇒朝の時合《コマセ五目》
6時半~7時
時間になり釣り開始の合図。
水深40m程で、下から10mが指定のビシダナ。
僕の仕掛けは3ヒロ(4.5m)なので、着底させてからゆっくり5m巻いて仕掛けが馴染むのを待ち、2回しゃくってビシダナに合わせていく。
今回は
コマセを少なく、その分手返し良く
をテーマに考えていたので、棚に合わせて3分ほどで上げてコマセを詰めなおすようにした。
1投目でアタリは無し。
上げてみると付けエサが無い。
自作の付けエサだけでなく、コマセの中から良い物を付けて比較をしてみることにする。
2投目、ビシダナに合わせるとすぐにアタリがあり無事のせることができた。
そこそこ良い引きだが電動でガンガン上げてくると、
良い型のイサキだった。
これが船中ファーストヒット。まずは良い魚で一安心である。
この時の付けエサは自作の物だった。
ダメでは無さそうである。
しかし、それに続くアタリが僕にも周りにもない。
どうも活性が低いのか…。
付けエサは無くなってくるが、取られてるんじゃなくボロボロで落ちている雰囲気。
砂糖で〆た分硬くなってしまい、しゃくった衝撃で砕けている気がする。
なんなら〆た物よりコマセから拾った生の方が餌持ちが良い。
付け方を工夫したり生と自作の割合を変えたり色々試していると再びアタリ。
今度はアカイサキ。
余りここら辺では評価が良くない魚だが場所によっては良い魚らしい。
内臓が出てしまっているのでキープ。
ここまではボチボチな流れである。
付けエサ実験等《コマセ五目》
7時~8時
ここら辺で付けエサが無くなってきたので別の工夫をした付けエサを試してみる。
先ほどと違って砂糖に漬けなかったものに変更。
触った感じはさっきの物より瑞々しく生エサに近い触感がある。
餌持ちもこちらの方が調子がよい。
すぐ無くならないのは良いのだが付けエサが全く無くならない。
アタリも無い。他の人も釣れない。
修行の時間が訪れてしまった。
ジギング開始、無の時間《ジギング・電動ジギング》
8時~11時半
同船者はおろか船長にもアタリが無い。
僕もエサが全く取られなくなってしまった。
しばらく頑張っていたが痺れを切らしてジギングを始める事にした。
先発は縁起のいい
ジャッカル バンブルズジグ セミロング 150g
水深40mと浅いのでこの重さでも着底は簡単にとれる。
が、潮が飛んでいるのですぐ遠くに行ってしまい早い段階で斜め引きになってしまう。
何が釣れるかよくわからないので、カツオやらカンパチやらのスプリンターをターゲットに、早めのアクションで探って見ることにした。
早めのワンピッチやジャカ巻き、ロングフォールなど少ない引き出しを工夫してしゃくってみる。
毎回底を取り、最低でも水深の半分以上、3回くらいで入れなおすパターンでジャークを続けていく。
が、反応は何もなし。
同じジグの重さを150g⇒200g⇒250gと変え、フォールも早くしてみるが効果なし。
シルエットが大きいのかとTGベイトに変更するがこれも効果なし。
それならとメジャークラフト ジグパラバーチカル ロングスローに変更し底物狙いに切り替えていく。
大きめのワンピッチで底から10m程までをねちっこく探って見る。
が、これでも反応全くない。
ジグのシルエットを変えるべく重さを色々変えてみるが何もない。
何回か流しなおしたり、ポイントを変えても状況は変わらず。
コマセ部隊もまるで釣れていない。
次の手は、と電動ジギングに切り替え最高速のただ巻き+不規則なワンピッチを入れて探って見る。狙いはカンパチ。
しかしこれも反応は得られず。
ジグをバンブルズジグに変えて電動巻上を試してみても全くダメ。
巻上速度を遅くしてもダメ、ジャークの感覚を変えてもダメ。
なんも反応が無いので対処のしようがない。
一度水深120mのポイントでベイトの反応があったがそこでも手掛かりは得られず。
潮が早すぎて、船がベイト反応の上にとどまっていられないのも悪条件に拍車をかけている。
交換したジグが溜まっていく一方である。
仲間は潮が早すぎて道糸が船底に入り込んでしまい、2回も高切れさせて天秤からロストしまっていた。
出費がかさんで可哀そう。
ジギングの練習も兼ねていたので頑張ってしゃくったが疲れてしまい、諦めてコマセに戻してしまった。
久しぶりのアタリ・後半の時合《コマセ五目》
11時半~12時
コマセには砕氷を入れて冷やしておいたのでそんなに劣化はしていなかった。
ここまで船上寂しい状況なのであまり期待せずにコマセを撒き始める。
と、何回目かの投入で仕掛けの馴染みを待つ海底から5mのところでアタリ。
まだコマセ撒いていないのに。
弱いついばむようなアタリが2~3回あった後軽く引き込んだのでゆっくり聞き合わせてからの電動巻上開始。これで何とか乗せることができた。
重めの抵抗を見せて上げってきたのは
いいサイズのウマヅラハギだった。
水面で針が外れたがそのまま浮いていたのでタモでギリギリすくい上げた一匹。
この1匹を皮切りに、釣れないながらもアタリが少しずつ出るようになる。
なんなら隣の仲間がヒメダイのダブルとかやっていてうらやましい限り。
このヒメダイに続きたいので手返し良くコマセを撒き続ける。
残り少ないコマセをかき集めてコマセ五目を続ける。
と、コマセをかき集めて投入した最後の一投で先ほどと同じパターンのアタリ。
海底から5m、コマセを撒き始める前についばむようなアタリである。
同じように少し引き込むのをまってゆっくり聞き上げる。
これは同じウマヅラハギ。今度は唇にがっちりフッキングすることができた。
ここでコマセが切れたがまだ時間は残っている。
釣り終了までジギングを再開することにした。
ジギング⇒釣り終了
12時~12時45分
先ほどまで全く反応が無かったので半ば諦めていたのだが時間がもったいない。
練習と割り切ってしゃくり続けることにした。
青物の反応がなさそうなので、底物を狙うためにジグはメジャークラフト ジグパラバーチカル ロングスローを選択。
200gで着底がとれるのでそれを使う。
ハイピッチでやるの疲れてしまったので短め、弱め、遅めのショートワンピッチジャークでしゃくり始める。
とりあえず水深の半分くらいは探った方がよい。というイシグロの店員さんのアドバイスを思い出し、ピョンピョンと弱めに探り上げていた。
と、底から25mほど上げてきたところでガツンと良いアタリ。
そのままフッキングも決まりファイト開始である。
良いアタリにテンション爆上げ、「ジグ喰った!!」とか僕一人で大騒ぎである。
良い引きながら割と素直に上がってくる。
「誰かタモ~!!」とか言いながら巻き上げると銀色のシルエット。
40cmくらいのヒレナガカンパチであった。
僕の初魚種である。
これはめちゃくちゃ嬉しかった。
船長たちも「最後まであきらめないといいことあるね~。」とか言って笑顔である。
時間的にもう数投出来る。
うまくすれば群れがいて活性が上がっているかもしれない。
大急ぎで脳締めと血抜きを済ませ投入してしゃくり始める。
が、そうそううまくいくことはなく納竿の時間になり金州解禁日は終了した。
結果
イサキ
35cm |
550g |
ヒレナガカンパチ
45cm |
1100g |
胃の中はカタクチの破片。8cmくらい |
アカイサキ
36cm |
700g |
胃の中はクラゲ?
透明なドロッとしたものだった。
貰い物の残り2つも同じようにクラゲ状のなにか。
ウマヅラハギ
35cmと38cm |
重さは両方とも800g。
胃の中はアカイサキと同じようにクラゲ状のなにか。
勝敗
〇
金州の割に寂しい釣果だけどまあ他のコマセ船も釣れてなかったし…。
なによりほぼほぼロストが無かったので判定勝ちということにしてください。
料理
どれもデカいので、釣果の割にはたくさん料理ができた。
熟成
アラまで取ったら結構食べでがありそう |
ヒレナガカンパチの刺身
美味しさ:★★★★☆(美味しい!)
じんわり旨味がでてきて美味しい。
脂っ気が足りないのは時期の問題か個体が小さいからか。
サク取りできたのだが、サク3本刺身にして多いかな?と思ったのに子供らがすごい勢いで食べて足りないくらいだった。
ヒレナガカンパチのヅケ
美味しさ:★★★☆☆(もう一工夫)
刺身が多いと思ったので(結果的には多くなかったのだけど)、背中側の一サクをヅケにしてもらった。
旨味はあるけどパンチは弱く、ヅケの味に負けてしまってもったいなかった。
あらのアクアパッツァ
美味しさ:★★★★☆(美味しい!)
レトルトのアクアパッツァの元で、ヒレナガの中骨やら頭やらカマやらとイサキのカマを煮た。
良く出汁が出てスープが美味しい。
身も、加熱した方が旨味が良く出てた気がする。
イサキの炙り
美味しさ:★★★★☆(美味しい!)
炙ってる時から脂が浮いてしたたり落ちてきた。
大きい個体なので皮が硬いかな?と思い少し強めに炙ってみた。
安定の美味しさ。
でも、石花海の梅雨イサキの方が脂のノリがいい気がする。
ウマヅラハギの味噌汁
美味しさ:★★★★★(また食べたい!!)
身から出汁を取って作った味噌汁に湯掻いた肝を溶かした味噌汁。
身も旨いけど、出汁が出ている味噌汁自体が非常に美味しい。
これは次も是非やりたい美味しさだった。
ウマヅラハギの刺身
美味しさ:★★★★☆(美味しい!)
カワハギと同じジャンルの、硬めの身質に淡白な味わいが美味しい刺身。
カワハギより劣る’イメージがあるけど十分おいしかった。
ウマヅラハギの肝刺し
美味しさ:★★★★★(また食べたい!!)
釣行当日(他の夕飯が用意されていて)食べれなかったので、塩水に浸して血抜きした後湯掻いて冷蔵し、翌日食べた。
湯掻いた後キッチンペーパーにくるんでおいたからか特に生臭くも水っぽくも無く普通に食べれた。
味は超濃厚。単体で食べるとくどすぎるくらい味が濃い。
身の刺身と一緒に食べるのが美味しかった。
アカイサキの刺身
美味しさ:★★☆☆☆(他の方法が良いかも)
硬い割に旨味がほとんど感じられなかった。
水っぽいわけでは無かったが…。
上記3種の刺身盛。1日寝かせた状態で食べました |
アカイサキの生ハム
美味しさ:★★★★☆(美味しい!)
イトヨリに味をしめて生ハム再チャレンジしてもらった。最初に塩で〆る時、塩の量を少なくしてマイルドな味に調整してくれた。
生で食べるより旨味が出て断然美味しい。
お茶漬けもやってみた |
反省
【○】撒き餌少量、手返し良くは大正解
当日の状況ではアタリも釣果も良い方だったので効果的だったと思う。
コマセはビシ半分程度。
2~3回誘ったら(3分位)回収のサイクル。
【○】ザルは持ち込むべき
自分のコマセの水を切ったり、仲間が使ったり便利に使われていた。
多少荷物になるが、コマセ釣りの際は持って行った方がよさそう。
【○】付けエサの適正量が分かった
コマセ16切(1.5kg)に付き今回作った付け餌のパック6個くらいが適正。
【△】ウィリーの有効性
仲間が一人ウィリー仕掛けで頑張っていたが釣果は振るわなかった。
東伊豆や離島ではよく使うみたいだけど、金州ではあまり有効ではないのかもしれない。
【△】針掛かりの良さはなにが原因?
今回は針掛かりが良く、エサ取りのウマヅラハギも上手に掛けることができた。
針が新品だから良いのか、針の大きさが良いのか、針の形状と竿の強さの相性が良いのか。
まだ考察が必要。
【△】早潮のコマセ釣りでの工夫
打つ手が思いつかず何もできなかったのだが後日イシグロで相談してみたところ、『魚は居るが撒き餌についていって付けエサ周辺からいなくなってしまう』ことを前提に
- ガン玉を打って仕掛けを重くする(付けエサが浮き上がっている)
- 仕掛けを長くする(付けエサを撒き餌に追いつかせる)
- 撒きエサを絞りまくり(数匹こぼれるレベル)付けエサを目立たせる
等の対策を教えてくれた。
色々対策はあるのだからもっとお勉強が必要。
【×】付け餌はまだ工夫の余地あり
砂糖に1日つけたパターンは硬く締まりすぎてボロボロになってしまっていた。
トレハロース(人工甘味料)に漬けるとピチピチに仕上がるとか、付ける時間を変えるとか、調べると色々出てくるので引き続き工夫が必要。
【×】ジギングかコマセか割り切った方が良い
ジギングもコマセも、みんなで同じことをやって活性を上げていく方が船全体の釣果が良くなると数人の船長から教わった。
コマセは撒き餌の量が増えるから分かっていたのだが、ジギングも数人でやった方が活性が上がるらしい。
『船の大半がコマセを撒く+舳で数人がジギング』というパターンが相乗効果で活性を上げていくので最高らしいのだが、そうでないのならどちらかの釣りに割り切った方が良いみたい。
でも色々やりたくなるんだよなぁ…。
【×】金州解禁直後はジギング有利
他船の釣果からみても釣果はジギング>コマセといった雰囲気だった。
金州解禁直後はいつもこんな感じらしい。
コマセ込みが進んでくればまた話も違ってくるので、コマセ五目は解禁からしばらくしてからの方が良さそう。