高いクーラーボックスは買えないし、ウレタン充填みたいな大きな加工をできる自信も無い。なので出来る範囲で保冷能力を高める工夫をしてみた。
ついでに魚と氷が直接当たらないようにして、氷焼け対策もしてみました。
クーラーボックス収納


持っているクーラーボックス

僕の持っているクーラーボックスは2種類で
  • 25ℓ:オフショア小物~ショア全般に。万能型
  • 60ℓ:オフショア大物~遠征。大物・大量専門
の二つ。

25ℓはこちら


で、タイラバや各種五目、ショアでのルアーやちょい投げ等50cmくらいまでの魚がターゲットの時に使用。

60ℓがこちら


で、サワラやブリなどの大物狙いや金州等のプチ遠征以上はこちらを使用している。

選考基準は
  • 人間が座っても割れない
  • 水抜きが付いてる
  • (60ℓは)とにかく長尺の魚が入る
という理由。
あと60ℓは色がかっこよかった。

余りグレードが高い物では無いので真空パネルなどはほぼ使用されておらず(60ℓは底面のみ真空パネル)、保冷性能もそこまで高い物では無い。

特に25ℓは夏の堤防に持って行くとどれだけ氷を入れても一日持たない。


保冷性能の底上げ

とにかく蓋を開けた時に冷気が逃げてしまうので中蓋が必要。

キャンプ用のウレタンマットを切って作成


もう使っていない物を加工。持ち手を付けてみた。
クーラーボックス 保冷 工夫 DIY

クーラーボックス 保冷 工夫 DIY

60ℓの方は長さが足りなかったので防水テープを使って延長してある。

これが効果抜群で、夏でもほとんど氷が溶けることが無くなった。

費用も安いのでクーラーの性能でお悩みの方にお勧めします。


塩ビマットの追加

魚と氷が直接触れると『氷焼け』を起こして身質を悪くしてしまう。

オフショアでは潮氷(海水を氷でキンキンに冷やしたもの)をクーラーボックスで作って魚を入れて置き、帰りに水を抜いて氷だけにして持って帰るのだが、潮氷の時も水を抜いた時も氷と魚を分けておきたいので、間に塩ビシートを入れて置くことにした。

ダイソーで見つけたこれ。
クーラーボックス 保冷 工夫 DIY

ホッチキスで仮止めし
クーラーボックス 保冷 工夫 DIY

これで接着。
クーラーボックス 保冷 工夫 DIY

クランプで圧着して10分固定。
クーラーボックス 保冷 工夫 DIY

テーブルや木材に接着剤が付かないようにラップで養生するのがコツ。

25ℓ用は2枚分で
クーラーボックス 保冷 工夫 DIY

60ℓは4枚分で完成した。
クーラーボックス 保冷 工夫 DIY


設置すると

各マットを設置するとこうなる。
クーラーボックス 保冷 工夫 DIY

60ℓはヤフオクで購入したアルミ板も敷いてある。
(底面保護のつもりで買ったがあんまり意味ないかも)
クーラーボックス 保冷 工夫 DIY

クーラーボックス 保冷 工夫 DIY


使用する際は

釣行前・釣行中は上から
  • ウレタンマット
  • 塩ビマット
という順番でセットし、海水を入れて魚をキンキンに冷やす。

釣行終了時には氷が溶けているのと、魚の上から冷やしたい(冷気は下に流れるので)ので、上から
  • ウレタンマット
  • 塩ビマット
という順番に変えて魚を持って帰っている。

クーラーボックス 保冷 工夫 DIY
分かりづらいが、左側に氷が入っている。
効果のほどはよくわからないけど、食べるときに困ったことが無いのでこれでも効果がある。とおもう。

とても手軽にできるので、もし保冷力にお悩みなら試してみてください。