2023年5月4日㈭ GWの祝日

倉沢港・三保内湾・清水港各所にて

前日敗北してきたので悔しくてもう一回行って来た。

三保内湾 ちょい投げ

睡眠不足で行ったので写真撮り忘れ多いです。


【準備】買物・荷造り

エギングは腕が悪いからしょうがないにしても、ちょい投げで何も釣れないのは切なすぎる。

前日の反省から、
  • 釣れない原因をはっきりさせるため、エサは間に合わせのオキアミではなく、スタンダードな青イソメを使う
  • サーフタックル持って行って、少し遠くを狙ってみる
という対策を考えてみた。

近くに行く用事があったのでイシグロに寄り各種買物。
  • ちょい投げ天秤(10号) イシグロ 280円
  • ちょい投げ天秤(12号) イシグロ 280円
  • ちょい投げ仕掛け2本針  イシグロ 290円
  • ちょい投げ仕掛け3本針  イシグロ 290円
  • 青イソメ(中) 200円
そこに値引き・税あわせて
計 約1250円


帰宅後、サーフタックルと念のためのサーフルアーを荷物に追加して準備完了。


【釣行】道具立て


タックル1(エギングタックル)

  • 19 ブリゲイドフリップ  BGF852S-M(天龍)
  • 20 ヴァンフォード 2500SHG(シマノ)+ライン0.6号+リーダーフロロ3号1ヒロ
エギング&近距離戦用。

タックル2(サーフタックル)

  • 18 アーリーフォーサーフ 109MMH(ヤマガブランクス)
  • 19 ストラディック 4000XG(シマノ)+ライン1.2号+リーダー5号1m
遠距離戦用。
今年に入ってからサーフルアーやってないので今年初出撃。

使用ルアー・仕掛け


エギング

エギ王K 3.5号 各色
エギ王Kライブサーチ 3.5号 各色

歩いて探れなかったのでマメったく色を変えて見た。

サーフルアー

キャシーマージー 40g

ちょい投げ

近距離:7号ちょい投げオモリ+ちょい投げ仕掛け
遠距離:10号ちょい投げオモリ+ちょい投げ仕掛け


【釣行】ロスト

仕掛け3セット

針切れと絡みでロスト。

【釣行】釣果

  • ちょい投げ(巴川河口):アカオビシマハゼ1
  • ちょい投げ(三保内湾):シロギス1、クサフグ1、ニシキハゼ1
シロギス以外は全てリリース。


【釣行】当日の状況

各ポイントを回ってきたのでポイントごとに記入していきます。
三保内湾 海況

釣行時間:2時半〜12時45分

《倉沢港》

2時半~3時半
水温:18.5℃

とにかく人が多い。
キャパは5人くらいだと思うのだけどピークで10人以上いた。
ヤエン、浮き、エギングとアオリイカを狙っている人ばかり。
釣果については確認できなかったが、見ている範囲では釣れていなかった。

ほぼ無風。
内側はべた凪。
外側は若干の波アリで海岸部分は波足長め。

少し緑目の濁りだが港内としては透明な方。

潮は通らず。

《三保内湾》朝マヅメ

4時15分~6時
水温:17.3℃

桟橋付近は人おらず。
そこから飛行場方面に向かって徐々に人が増え、突堤付近からはほぼいっぱいな感じ。
身近な釣り人はエギング数人、ちょい投げ1人。
見ている範囲では釣れておらず、聞いてみても芳しくないとの事。

微風向かい風。
寄せる波だがほとんど凪。

潮も寄せる方向。

前日と同じようにマイクロベイトが飛び跳ねていてそれを追う中型魚が跳ねていたが、桟橋から離れる程に居なくなっていった。
時間の問題か場所の問題か…。

前日ワラサが釣れたらしい。飛行場前の駐車場が溢れていた。

《巴川河口》

6時15分~7時
水温:19.1℃

大型船が2隻停泊していて釣りするスペースが少なく、人も少なかった。
右岸河口角でサビキっぽい釣りをしているグループが居て、30cm近いコノシロを上げていた。

無風の凪。

潮色は黒混じりの濁り。

《袖師埠頭》

8時~8時半
水温:18.2℃

親子連れが点々と楽しんでいた。
ベテランっぽい雰囲気のおじさんが一人、団子釣りをしていて話させてもらったがダメな様子。

微風の向かい風だが凪。

潮色は緑がかった透明で、典型的な港内の潮色だった。

《三保内湾》再戦

9時15分~12時45分
水温:19.0℃

帰ってきたら駐車場が空いてない。
釣人も増えたが、それ以外のマリンスポーツをやっている人が圧倒的に増えていた。

投げ釣りやショアジギングをやっている人が多く、カゴ釣り師は見えている範囲ではいなかった。
片っ端から釣果を聞いて回ったところ、釣れていた人は20人くらい中2人で投げ釣り師。
釣果はシロギスやトラギスが数匹といったところ。

到着時点では微風だったが11時ごろから西の風が強くなり、12時ごろには投げるのに支障がある程の爆風。
立ち位置から見ると右⇒左に吹いていく感じでやや向かい風。
水面は最初穏やかだったが、風に煽られて波立ってしまっていた。

潮色は朝よりも更に透明。

終盤になってマイクロベイトが跳ねていたが、今度はそれを追いかけるような魚は見えなかった。

※このほかにも消防署裏などいくつか回ったのだが、人が居すぎたり魚っ気が無さ過ぎたりして竿を出さなかったところは除外してあります。


【釣行】当日の様子


起床⇒倉沢港到着

1時半~2時

前回のブログを書いてデイリーミッションこなして…、などとやっていたら23時越えていた。
『エギングもうちょっと真剣にやりたいな』などと考えていたのだが、ここから布団に入ると間違いなく起きれない。

リビングにタオルケット敷いて仮眠で誤魔化す事にする。
連休中だからできる力技である。

1時間ほどでアラームが鳴り起床。眠い…。

コーヒー飲んで無理やり出発。
昨日より気温は高いのだが寝不足で寒い。厚着して行く。

久しぶりに行くので入り口を忘れてしまっていたのだが、無事に倉沢港に着くことができた。

《エギング》倉沢港

2時~3時半
エギングタックル

倉沢港に着くと車がやたら停まっている。さすが連休。
入る場所があるか不安になるが、とりあえず準備を済ませて行ってみることに。

先頭の一番潮通りの良い場所は埋まっていて入れないが、港の内側や外側のサーフは何とか入れそう。
内側をネチっこく攻めてみることにする。

こんだけ人が居るからスレきっているだろうと思い、エギはシルエットの出る赤テープ+ナチュラルカラーの『エギ王K軍艦グリーン 3.5号』をチョイス。
倉沢港 エギング エギ王K 軍艦グリーン

先行者に迷惑をかけない角度で色々投げて、ワンピッチ⇒着底⇒ちょい待ちのローアピールなサイクルで探っていく。

上がってくるたびに藻が何かしらついてくるのだが、ホンダワラはほとんどなくワカメみたいなのか、良くてアマモがちょっとだけ。という感じ。
余りよい環境では無さそう。

環境も良くない・人が多くて叩かれまくっている・足で広く探れないとなかなかタフな状況なのだが、せっかく来たのだからもうちょっと頑張りたい。

ラトル入りにしたり夜光にしたり、せめてエギをコロコロ変えてアピールしてみる。が、これも効果なし。

先行者が抜けたタイミングでサーフ側にも行ってみたがこれも効果なし。
そもそも波が強く、僕の腕ではエギングが成立しなかった。

すぐに港内側に戻るがやはり反応無し。
そうこうしているとドンドン人がやってきて港がいっぱいになっていく。
まだ3時で暗いのに。みんなスゲーな。

ピンキャストができない腕前でこれ以上続けるとロクなことにならなさそうだし、こんなに大勢で叩いていても警戒させるだけで釣果は望めないので、諦めて三保に行ってしまうことにした。

《エギング》三保内湾

4時~6時
エギングタックル

昨日、桟橋付近で海草が生えているポイントを見つけていたので、あきらめ悪くサーフエギングから開始することにする。

桟橋から投げ始め、徐々に東に向かっていき海草エリアの切れ間を探す。
こちらも良さげな海草は付いてこない。
ワカメみたいなのか、髪の毛みたいなのばかりエギに付いてくる。

歩いたところでようやく海草が付くかつかないか、といった場所を発見。
ここから丁寧に探っていく。

誘い方は1ピッチ+ズル引き+ロングステイの混合で、あまり派手になりすぎないようにスローにスローに誘う。

が、これも相変わらず反応が全くない。
経験値がほとんど無いので対応策も思いつかない。

こういう釣りは辛い。色々試してみたくても思いつかないし、思いついたとしてもそれが合ってるかどうかも良く分からない。
オフショアだと同船の方と相談したりして打開策を見出していくのだが、ソロのショアだとその戦法も使えない。

途中ケータイで調べたりしながらやっていくが無意味に時間だけが過ぎていく。

大分歩いてきたところで他の釣り人の方とすれ違うことが多くなってきた。
今日はショアジギングの方がとても多い。
ワラサの噂が出回ったのだろうか。

そのなかでちょい投げをやられている方がいたので様子を聞いてみると『非常に悪い。エサも取られない。』とのこと。

この時点で6時近く。
大分明るくなってきてエギングの釣果も望めない。ちょい投げもダメならばいっそエリアを変えるか、と考え大きく移動することにした。

《ちょい投げ》巴川河口

6時15分~7時
エギングタックル

ちょい投げ 巴川河口
こんな大型船がいくつか停まっていて人も少なかった。
来てみると他のエリアに比べて人の数が圧倒的に少ない。
船が居るから竿が出せる場所も少ないが、何とか入れそうだったので試して見ることに。

川向きの遊漁船が停まっているであろう場所に入りちょい投げ開始。
小場所なのでエギングタックルを使うことにする。

投げる角度を変えたり立ち位置を変えたりして探る。
誘いは20~30cmほどさびいて一拍止める、の繰り返し。

エサもほとんど減らず、一向にアタリもなく飽き始めていたころピクピクっとした小気味良いアタリ。
が、これは乗らず。

場所は分かったので同じ場所に入るように投げ、ゆっくり目に丁寧に探っていくと、2投目で再びアタリが出た。
今回は乗せることができ、上げてくると

巴川河口 ちょい投げ ハゼ

可愛いハゼだった。
食べるところなさそうなのでこれはすぐにリリース。

しかしこの後が続かず、痺れを切らして他のエリアに移動することにした。

《ちょい投げ》袖師埠頭

8時~8時半
エギングタックル

何ヶ所か回ってきたがどこも残念な雰囲気に溢れていてとても釣りをする気になれない。
しかも誰に聞いても「釣れていない」と返ってきてしまう。

それでも竿を出さないと絶対に釣れないので、比較的マシな雰囲気のある袖師埠頭で竿を出してみた。

船の合間の良いところに入り真正面にキャスト。
ちょっと斜めに引くとロープに引っ掛けてしまうので、真っすぐ投げてまっすぐ引くことを意識する。

サビくのは20cm前後くらい、小さくスローに探る。
数回投げて反応が無ければ別の船の合間に入り直し小まめに広く探るが一切反応無し。
30分は粘ったが心が折れてしまった。

見てきた状況や竿出しした感触から察するに、多分潮が全く動いていないのだと思う。
大潮なのに…。

《ちょい投げ》三保内湾

9時15分~12時15分
サーフタックル

遠距離戦ができること、比較的潮通しがマシな(気がする)ことから、朝ダメだったこのエリアに帰ってきてしまった。

帰ってきたのは良いのだが、マリンレジャーやらバーベキューやらの方も多く駐車場に空きが無い。
何とか端っこの方にスペースを見つけて停めることができた。

さっきまでのエギングタックルを片付けサーフタックルを準備する。
50gまで背負えるのでオモリを10号に変更。

空いているスペースも少ないのでちょっと歩いて入れる場所を探す。
道中片っ端から話しかけて色々教えてもらう。
大半の方が「今日はダメだねー」という感じなのだが、2名だけ「なんとか釣れてるよー」という方がいた。お二人とも投げ釣り師である。
シロギス数匹・トラギス混じり、といった感じだろうか。

お一人は「4色半先(110mくらい)で当たるよ」とのことなのだが、その距離は流石に届かない…。
もうお一人は「カケアガリ始めのところに置いておくと何とか釣れるね」と教えてくれた。

その後もうしばらく歩いて入れる場所を発見。投げ始める。

久しぶりにサーフタックルを使ったのだがこのロッド凄く良い。今更だけど。
荷重が弱いと硬めのショアジギロッドと変わらないのだが、ペンデュラムキャストでロッドに荷重をしっかり掛けられるとさらに一段階しなってパワーを貯めるのだ。
ほんの0.数秒、1拍にも満たない感触なのだけど、そのしなりで更に遠くに飛ばせるし何より投げていて非常に気持ち良い。

面白くなっちゃってビョンビョン投げる。
飛距離は大して出ていない上にアタリも全くないのだが、キャストフィールを楽しんでしまう。
飛距離が出る分小さく探っていると手返しが悪くなりすぎるので、カケアガリ周辺は丁寧に30cm前後、それ以外は大きめの1m前後のサビキと軽くステイで探っていく。

だがしかし。
ちょっとずつ横にズレながら投げまくるが、そのうちだんだん疲れてきた。
そりゃそうである。ロクに寝てない上に歩き回って釣りしているのだから。

いい加減限界を迎えたので、フルキャストしてカケアガリまで巻き、そこに置き竿してふて寝を始めた。
海岸に寝っ転がる。太陽が眩しい、暑い。

30分くらいウツラウツラとしただろうか。
竿に反応はまったくないのだが、とりあえず巻き上げて見る。
三保内湾 ちょい投げ シロギス
なんかついてた
まさかの本命ゲットである。

釣れている人のやり方はやはり間違いない。
『カケアガリ』+『置き竿』が本日のパターンの様。
…なのだが、流石に30分ステイは現実的では無さ過ぎる。

少し寝たし釣れたしでやる気も出てきた。
  • 出来るだけロングキャスト
  • カケアガリまではハイピッチで誘いながら巻いていく
  • カケアガリに着いたら30cmくらいのサビキ
  • 15秒ほどステイ
  • また30cmくらいサビく…を繰り返す
  • カケアガリが終わったら早巻き回収
上記のパターンで釣りを再開。
カケアガリだけ重点的に探る作戦である。

そのまま飛行場側に向かいながらキャストを繰り返す。
釣人もだいぶ減ったし、内湾を半分も行くとレジャーの人も少ないのでほとんど絨毯爆撃で進んでいくことができる。

突堤を超えた辺りで着底と同時に硬質なアタリ。
グリングリン巻いていくと、
三保内湾 ちょい投げ クサフグ

これは残念ながら定番の外道フグ。当然リリース。

ただまあ魚っ気があるのは分かったのでこのポイントを探ることにする。

30分ほど粘っただろうか、また強めのアタリが出たのですぐに上げる。
と、これは10cmほどのニシキハゼ。
(※写真撮り忘れた)
可哀そうなサイズなのでこれもリリース。

その直後に妙に重たいヒット。
生命感は無いので魚では無さそう。引っ張ると寄っては来るがひたすら重たい。
海草が根っこから抜けたか?と思っていると
三保内湾 ちょい投げ ルアー
ハヤブサ ジャックアイ太刀スピン30g
まさかのルアー。しかもピカピカなのでロストしたてであろうやつである。
道糸があちこちに引っかかりながらだったのが重たい原因だったっぽい。
リリースするわけにもいかないので水で洗って回収する。

このあとも同じ場所で粘っていたが、これを最後にアタリが出る事も無くイソメが尽きてしまった。

《サーフルアー》三保内湾

12時15分~12時半
サーフタックル

帰ってきたばかりにはまったく居なかったのだが、ルアーを釣った辺りからハクがピョンピョン跳ねるようになってきた。

朝と違ってそれを追いかける魚が見られないので何か釣れる気はまるでしないのだが、マイクロベイトパターンで試してみたいルアーがあったので使ってみることに。
三保内湾 サーフルアー

ブリーデンのキャシーマージー。
トレブルフックにブレードが付いている独創的なルアーである。

サワラで使おうとフックを強化してあったのだが、変えるのも面倒くさかったのでそのままの仕様で投げて見る。

ハクの群れの中を早巻きで巻いてくるとキラキラ反射してメッチャ小魚の群れである。
大きい魚からどう見えているかは知らんけど。

しばらく投げてルアーの感触を確かめていたが、ここら辺で爆風のせいでロクに投げれなくなってしまったので撤収することにした。










結果

ちょい投げ(巴川河口)アカオビシマハゼ1、シロギス1、クサフグ1、ニシキハゼ1

持ち帰りはシロギスだけだが写真撮り忘れた。
10cmくらいで100gもないんじゃないかと思われる。

勝敗

×
ひたすら疲れた。
本命釣れたけどちょい投げで1匹だけは残念賞だと思う。


料理


シロギスの塩焼き

美味しさ:★★★★★(また食べたい!!
ちょい投げ シロギス 塩焼き

ウロコも引かず、エラワタも取らずに強めに塩振って焼き上げた。

小さくてもちゃんとシロギスである。良い味がする。
美味しいけど2口くらいで食べ終わっちゃった。


反省


【×】人が多い時期のエリアチェンジは悪手
エリアを変えてのランガンは悪くないと思うのだけど、連休中などの人が多い時期はエリアを変えると良い立ち位置を失うことになるし行った先でも良い場所に入れない。
駐車場も無くなってしまうので、よっぽど確信が無い限りは最初のエリアで粘った方が無難。

【×】キスの釣果情報を確認してエリアを選ぶべきだった
後から聞いた話だと、由比港ではキスが釣れていたらしい。
他にも焼津港で釣れているという情報を頂いていたり、三保より西側の静岡サーフで釣れているという話もあったので、意地になって内湾にこだわらず情報を集めてエリアを選ぶべきであった。

【×】エギのシャクリ方を勉強しなおすべき
これまでもけっしてエギングは上手では無かったのだが、久しぶりにやるとシャクリ方がぎこちなくてしょうがなかった。

動画かなんかで予習するのも大切だけど、釣れない事には自信も技術も習得にもつながっていかない。
秋の新子の時期に真剣にやらないと駄目だと思う。