2023年5月3日㈬ GWの祝日

三保内湾にて

好調のアオリイカと食べたくなったシロギスを両方狙う。
欲張りセットな釣行をしてきました。
三保の松原 サーフ エギング ちょい投げ

今年は全国的にアオリイカが好調なようでキロアップの報告をよく見かける。
アオリイカ、ロクに釣れたことないのだが今年はイージーなんじゃないだろうか。
親父も食べたいとか言ってたので送れば喜ぶであろう。
そしたら金州もおごりで連れてってくれるかもしんないし。

他方、毎年この時期はシロギスの天ぷら食べたいので同時に狙ってみることにした。


【準備】荷造り


三保の松原 サーフ エギング ちょい投げ

ショアの釣りが久しぶり過ぎて何用意すればよいかまるで思い出せない。
しかもツイッター漁っていたらアジナブラが沸いていたらしい。

あれもこれもやりたくなるのは悪い癖なのだが、やりたくなるのだからしょうがない。
  • エギング
  • ちょい投げ
  • ミノー
  • メタルジグ
と、リーダーやら〆具やら周辺のアイテムを片っ端から集めて持って行く。

ちょい投げのエサは、少し調べたところオキアミでも行けるらしいとの事なので
ちょい投げ シロギス 餌

こないだやたら作ってしまったコマセ用の付けエサでやってみることにした。

ここまで有り物で買い物なし。思い立ったら翌日行けてしまう。
ショアってお手軽だなあ。
(今まで買いためていた道具があるからとか、エリアに恵まれているから、等の理由は勿論あるのだけれども。)


【釣行】道具立て


タックル

  • 19 ブリゲイドフリップ  BGF852S-M(天龍)
  • 20 ヴァンフォード 2500SHG(シマノ)+ライン0.6号+リーダーフロロ3号1ヒロ
エギングタックルなのだけどいまだアオリイカ1杯も釣っていない不遇なタックル。
MAX30gまで背負えるので、ジグもちょい投げのオモリもそれくらいに合わせました。

使用ルアー・仕掛け


エギング

エギ王K 3.5号 金アジ

アジナブラが出てた+マヅメ時なので金アジカラーを選択。
1時間くらい+ランガンのエギングだったので、1色で足りてしまった。

ミノーイング

シャロ―アサシン 99F フラッシュブースト

手持ちのフラッシュブースト搭載機がこれだけだった。

ちょい投げ

7号ちょい投げオモリ+船用キス仕掛け
駿河湾 三保 ちょい投げ 仕掛け

仕掛けもいつの仕掛けなんだろう…。

ちょい投げ用の仕掛け切らしてしまっていたので、手持ちでキス釣りに使えそうなのがこれだけだった。

全部で3種類仕掛けを持って行ったけど全部船キス用。
けど使ったのこれだけだったけど。


【釣行】ロスト

無し

仕掛けもほとんど弱ってなくてまだまだ使えそう。


【釣行】釣果

  • エギング:タコ1(リリース)
三保 エギング タコ

自分で歩いて行ってくれるからリリースが楽だわ。

三保 エギング タコ
潮汐データ:気象庁 図作成:魚速報


【釣行】当日の状況


海況


三保 サーフ 海況

釣行時間:4時15分〜7時45分
天候:
水温:17.1℃(現地にてアナログ温度計で朝一に測定。)
例年の平均水温:ー(最寄りの海域が無いため)
実釣エリア:三保内湾(真崎海水浴場周辺)。海岸線より50m以内。

若干の向かい風だったがルアーの飛距離に影響するほどでは無かった。
風は段々止んでいった。

水面は軽い波~ほぼ凪。

潮色は弱い緑目の濁り。
俗にいう笹濁りという雰囲気。

潮通りはほぼ無し。

ナブラは無かったが、明るくなってからは波打ち際15m程はマイクロベイトが濃く存在していた。たぶんハク。
ルアーやオモリが通るたびピョンピョン跳ねていた。

他の方の状況

通常も居るルアーマンやカゴ釣り師もさることながら、明るくなってくると親子連れの投げ釣り一家やSUP・ゴムボートのインショア勢など岸にも海上にも大勢人が居た。
キスかサビキをやっているプレジャーや遊漁船もチラホラ。

それ以外にもマリンレジャーをする人、散歩の人、BBQの人、キャンプの人などとにかくにぎわっていた。

見える範囲で釣れている人はおらず。
ランガンついでに声をかけた人は大体エギンガーで、皆反応無しとの事だった。

ネットを見るとワラサが上がっていたようだったが、ショアなのかインショアなのかは不明。


【釣行】当日の様子


起床⇒到着

3時~4時

エリアは三保内湾に決めていたのだが、それ以外はノープランもいいとこだったのでとりあえず朝マヅメに間に合うように起床。
下手なオフショア行くより早い。

荷物も積み込んでいなかったので適当に詰め込み出発。
この時点で気温は14℃。
気温
寒いよ~
内湾目指して進んでいくが、久しぶり過ぎて駐車場の入り口が分からない。

ナビ見ながらウロウロ回って、4時前くらいに駐車場に辿り着くことができた。

《エギング》実釣開始⇒ちょい投げに変更

4時10分~5時半

さっさと準備をして釣り開始。
海の状況もそうだが、シャクリ方とか忘れててなにも分からない状態スタートである。
エギのチョイスも分からんので、一番スタンダードな『金テープ×ナチュラルカラー』の金アジを選択。
三保 サーフ エギング エギ王K 金アジ

とりあえず投げて着底取って2段シャクリしてステイしてまたシャクって...。と繰り返す。

ここで自分でもびっくりしたのが、着底を取る自分の感度が明確に上がっている。
以前は全く分からずに秒数で適当に管理していたのだが、今回はティップとラインのの微かな変化が自分で感じ取れるようになっていた。

が、着底が分かるからと言って釣れるとは限らない。
なんせ今は素人同然なのだから、シャクリ方とか合ってるかもわかんないのである。

古い知識を引っ張り出し、ボトムステイやデッドスローのただ引きなどを試してみる。

と、ただ引きをしているところで急に重柔らかい反応が竿に乗った。
よくある『海藻に引っかかり、それを千切ったらそのまま付いてきた』反応だったので、凄いラフに巻いてくる。
この段階で、エギで何かが釣れるなんて毛ほども信じていないのである。

ところが手元までエギを寄せてくるとなんか動いてる。
暗くて良く見えないので若干ビビりながら回収すると
三保 サーフ エギング タコ

手のひらサイズのタコだった。

今年のショア&エギングの初獲物なのでキープも考えたのだが如何せん小さすぎる。
リリースすることにした。

その後もシャクリ・ステイ・ただ引きなど試しながらランガンしていくが反応はない。

明るくなってきてちょい投げがよさそうな雰囲気だったので、エギングを終了してちょい投げに移行した。

《ちょい投げ》ちょい投げ中の様子

5時半~7時20分

去年シロギスが良く釣れたポイントがあるので一気に歩いて近くまで行ってしまう。
丁度人の切れ間があったのでそこに入り仕掛けセット。エサを付けて投げ込んでいく。
三保 サーフ ちょい投げ オキアミ

道中釣れている人を見なかったので渋い状況を想定して20~30cmサビいて10秒ほどステイして…、と繰り返す。

手元に帰ってくるまでに5分かかっただろうか、針を見るとエサが無い。
コマセで使った時もそうだったが、〆過ぎて固まってしまいちぎれてしまっている様子。

投げ込んでもエサの付きが心配で途中で回収すると、やっぱりエサが付いていない。
釣りにならないのである。

オキアミがどうというよりエサの作り方の失敗なのだが、これしか持ってきていないのでこれで頑張るしかない。
タオルも忘れて手がベタベタになるし残念な状況なのだがどうにか工夫を考える。

ある程度やったところで、エサに水を吸わせてしまえば餌持ちが良くなることに気付き、チャック袋の中に海水を入れてふやかすようにしてみたらこれが成功。
餌持ちがぐっと良くなった。

しばらくは手返し良くエサを見ながらやっていたが問題なくなったので最初のパターンに戻してランガン開始。
徐々に去年の実績ポイントに近づいていく。

去年の実績ポイントに辿り着くと海藻が多い。
水面からチラっとのぞけるくらいである。

回収するたびにちぎれた海藻がまとわりついてくる。
ココはまだ、今年は早いのだろうか。

少しずつ戻りながら海藻が付かない場所を探す。
丁度海藻群の際を通すイメージである。

それらしいポイントを見つけ、地道にルーティンを繰り返していると7時頃に1回小気味いいアタリがあったが乗らず。

アタリはそれ一回のみでただ時間だけが過ぎて行った。

《ミノー》ミノーも投げて見ることに

7時20分~7時半

自分はおろか、周りの人が釣っている様子も無い。
飽きてしまったのと、7時前くらいからハクが跳ね始めたので帰るまでの10分間だけミノーを投げて見ることにした。

とにかく光らせたかったのでフラッシュブースト搭載のやつをチョイス。
三保 サーフ シャロ―アサシン フラッシュブースト

水がクリアな上凪いでいるのでルアーの動きが良く見えて面白い。
まあ、面白いだけで釣果にはまるで結びつかないのだが。

この後用事があったので、適当に投げて遊んで7時半になったので撤収とした。


結果

タコ1のみ。
リリースの為サイズ計測もしていない。
長さはよくわからんけど、重さは多分300gくらい。


勝敗

×
キス釣れなかったの悔しいよう。
悔しいから翌日また行くことにした。


反省


【〇】着底の感覚が鋭くなった

エギの着底取れるようになったのは大きな進歩である。
できて当たり前の技術なのだけど出来ていなかったのだから。

タイラバで鍛えたのが効いたと個人的には思っている。

【〇】ノーテンション状態が維持できるようになった

ラインが弛まず、エギを引っ張らないギリギリのテンションを維持する状態(船カワハギで『ゼロテン』などという技術)が出来るようになっていた。
上記の着底感度の上昇の副産物である。

釣果にはつながらなかったがエギングの引き出しが増やせた。

【×】エギングやるには遅すぎた

周りでやっている方はまだまだいたが、明るくなり始めた4時半からエギングスタートはやはり遅すぎたと思う。

エギングやりたいならもう少し早い時間にサーフインするべきだった。

【×】オキアミは無理がある

〆過ぎたオキアミを使っていたのが第一の失敗。

オキアミで釣ったことが無いので、イマイチ信用できないのが第二の失敗。

横着しないでイソメ用意した方がよい。

【×】長距離戦の準備が必要

どうも波打ち際付近はまだまだ海藻が生えている箇所が多く、キスがよりついていないような気がする。

ちょい投げ(20m~40m)よりもう1ランク飛距離があった方がよさそう。