【準備】金州 ジギングとか
今年も解禁いたしました。
僕の手持ちでタイラバに使う21 紅牙AIR N69XHB-MT(多分左)、19 ライトゲームci4 type73 MH225(多分右)と比べたら一回り大きいのである。
まさかの針が縛れない。
しかし、孫針の方を縛ろうとしたらコレはもう完全にムリ。
頭の大きさ、軸の太さが違う。紅牙フックの方が少し大きい。
再び道具箱を漁ると
「春先のネクタイカラーは赤×橙が良い」とどこかで聞いたのでその組み合わせをメインに、外洋なのでビックネクタイと、ベイトになっているであろう卵を模したクリアカラーを中心にネクタイをセッティング。
流石にやりすぎと思って減らしたのだけど、Twitterで仲良くさせて頂いている方が『サメ多いから安いジグで…』と呟いていたので減らすのやめた。2箇所に分けて持って行く。
金州、解禁
今年の開幕は潮が早すぎて(瞬間最大5ノット!)コマセ勢が苦戦。ルアーはタイラバ・ジギングとも良い報告が多い。
タイラバではマダイやメイチダイ、小カンパチ等々。
ジギングではビンチョウ、キハダ、メダイ、カンパチ等々。
ベイトと鳥山まみれでジギングはチャンス!との事だった。
最近はサワラに翻弄されて意気消沈気味。
金州も悩んでいたのだが、良い釣果を聞いて乗る気になりイソイソと船を予約した。
定宿の松栄丸は金州の募集していなかったので御前崎の船を検討。
予約したのは15増福丸で、ジギング以外にもタイラバやサビキやバチコンをやらせてくれる面白い船である。たびたび同船者からも良い評判を聞いている。
最初は13日㈰の予約だったが荒れ模様で出船不可。だが、出船確認の際に「来週もまだ空いているよ!」と言われ次の週も予約。なんとか今期も初挑戦できそうである。
何をやろうか
ジギングは基本としてそれ以外になんの準備をしていくか。
金州のタイラバってやったことないので是非やってみたい。
船長に電話した時は「サビキの準備あると色々釣れる。ライトジギングタックルあればバチコンできるので用意してきて。バチコン仕掛けはこっちで貸すから。」と言われたのでその準備も必要である。
よって、
- ジギング
- タイラバ
- サビキ
- バチコン
の一人多国籍軍をやることにした。
足りない物は
ジギングは十分すぎる程準備できている。
ジグは勝手に増えるって知ってます? |
サビキはおススメの仕掛け教えてもらったのでそれを買ってくればよい。
バチコンは借りれるとの事なのでそれもOK。
問題はタイラバ。ヘッドとネクタイはある物でできそうだけど、フックとロッドが不安である。フックは強度の心配が、ロッドはガイド径が心配になってくる。
金州のタイラバはリーダーが8~10号と太い。獲物が大きいのと、サメに喰われるのでゴリ巻きする場面があるからである。
しかし僕の紅牙AIRだと8号でギリギリ、10号で引っ掛かる感じでとても怖い。
このロッド気に入っているのでへし折ったら立ち直れない。
フックも針がへし折れたり、アシストラインが切れたりするというのでより強い物を用意しないといけない。
サビキを買いに行くついでに、まとめてイシグロで相談することにした。
お買い物
金州タイラバに流用できそうなロッドが手持ちに無いので買うつもりで相談する。
普通のタイラバ用のロッドは確かにガイド径小さい物が多いので他の釣り物の流用がおススメです。
『湾内のタチウオまで流用する』ならライトジギングロッドの0番~1番でティップがしなやかな物が良さそう。
適合ウェイトは目安なので気にしすぎなくて良いですが、ロッドとラインが90°になると負荷が大きいので気を付けてください。
『湾内のタチウオまで流用する』ならライトジギングロッドの0番~1番でティップがしなやかな物が良さそう。
適合ウェイトは目安なので気にしすぎなくて良いですが、ロッドとラインが90°になると負荷が大きいので気を付けてください。
とアドバイスをもらってから店内を見て回る。見て回るというか、一緒に見て回ってもらう。
年度末セールの売れ残りであろう新古品が結構残っていたので、その中から良さそうな物をピックアップしてもらい最終的に選んだのが
リンク
お店に行くたびにずっと売れ残っていて「なんで静岡にサクラマスジグのロッドがあるんだろう…?」と思っていたけど、自分が買うことになると思わなかった。
凄く華奢でガイド径も細いので心配だったのだが
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比較したらガイド径全然細くなかった |
試しにPE1.2号+40lbナイロンリーダー(PRノット結束)通してみても問題なさそう。
このロッド以外にサビキ仕掛け(よくわからなかったので、その場で船長に電話して店員さんと話してもらった)、バチコン用のワーム、タイラバ用アシストフックのパーツ一式を買って
- ロッド:17,000
- アシストライン:600
- フック:500
- サビキ:550×2個
- ワーム:650
全額ポイントで支払えてよかった。危うく致命傷だった。
タイラバどうしよう
お買い物終わったら後は準備である。一番手間かかりそうなタイラバフックの製作から。
今回購入したのは
- シーブレイド(Y.G.K)
15号 - ジガーライト真鯛 向こう合わせ(カルディバ)
10号
この組み合わせで、最近流行の3本針仕様を作ることにした。
孫針仕掛けはヒラメで作ったことがあるのでその流用で作れるかと思ったのだけど
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すっぽ抜け |
針の軸に対して糸が太すぎて締まりきらないのである。
内掛け結びにしても外掛け結びにしてもダメ。
巻く回数を変えてもダメ。
本線引っ張って、捨てる側引っ張って、針引っ張って…を緻密に繰り返してようやく締め込みに成功した。
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あと針を2本縛んないといけない |
本線に親針が居るので力が分散してしまって締まりきらないのである。
その上孫針の位置がどうやっても安定しない。
この作り方は諦め、1本は切った物を結ぶときに混ぜる方法で製作する。
何とか作ることができた。出来たが、これ一つ作るのに2時間近く掛かってしまった。
とても量産で来たものではない。
なんかいい方法無いかと道具箱を漁ると
いつか在庫処分品を買っておいた紅牙フックが出てきた。
ジガーライトと比べると
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左:紅牙フック 右:ジガーライト |
コッチの方が締まるかも、と思って試したら多少楽に縛ることができた。
大分細いが、それでも一般的なタイラバラインから比べれば太い方である。
細い上に柔らかいので結束余裕。孫針縛りも簡単に出来てしまった。
四苦八苦したが、何とか7組分のタイラバフックを縛ることができた。
フックが準備できたらネクタイの取付である。
そしてここでも問題発生。
メインで使っているバックファイヤーキャップが、糸太すぎて通らないのである。
穴の拡張も考えたが手間を考えて断念。
カルディバのチェンジストッパーがあった。
リンク
柔らかい素材なので穴が小さくても問題ない。
ネクタイセットしても違和感なく使えそう。
これ以外に近海用のフックセットも一応持って行く。
バチコン仕掛け
タイラバ準備できたらバチコンの準備。
- ハリス:4号1m
- フック:真鯛針10号前後
- 天秤:ストレート天秤15cm程度
- オモリ:30号~60号
注意点はハリスで、天秤に取り付ける際は金具で取り付けるのではなく直付けがよいらしい。
天秤はキス用の物で良いかと思ったら小さすぎた。
買いに行くことも考えたが、折角貸してくれると言っていたので天秤とオモリは借りる事にして、消耗品の仕掛け部分だけ用意することにする。
用意と言ってもハリスに真鯛針を縛って1.3mほどで切るだけ。
10号の真鯛針の物と、潮が早かった時の為に少し重たい12号の真鯛針の物2種類を用意した。
荷造り
物は揃ったので荷造り開始。出船確定じゃないけど、まあ大丈夫でしょう。
ジギング一式は、ジグと金具とフック類。
ジグは総力戦で全部詰め込んだら![]() |
ついに10kg超 |
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タイラバ一式 |
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タイラバトレーラー、サビキ、バチコン |
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身につける物 |
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ツール類 |
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〆具とサニタリー |
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全部でコレだけ |
当たり前だけど結構キツキツ。一応何とか収まった。
本日(出港前日)も暑かったし、釣果写真見てるとみんな半袖だから夏仕様。
朝だけ着るようにシェルジャケットも持って行く。
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今回はエスポットでおにぎり買って来た |
余り潮が早くないみたいなのでロッドの番手は相当悩んだが、634/FSLを持って行く事にする。
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荷物全部 |
出船確認は
荷造りの最中に17時になったので船長に電話して出船確認。出船確定とのことで一安心である。
本日の状況を聞くと「カツオとかマグロは見なくて、カンパチを拾って何とか。」という状況だったみたい。
インスタの釣果をみてもジギング船はパッとしてない所が多そう。
僕が行くと状況悪くなるのか…。などとぼやいてももはやできることなどない。
早めに寝て備えることにする。