【釣行】田子の浦沖 アジ⇒アマダイリレー
2024年11月03日㈰
道具立て
コマセ
- 03 リーディングX ユウイン 270M(ダイワ)
- 19 ビーストマスター 2000EJ(シマノ)
- Xブレイド オムニウムX8 アップグレード 4号 340m(Y.G.K)
予備でもう一組持って行ったがそちらは使わなかった。
使用仕掛け
自作仕掛け3~4号 各種
ロスト
自作仕掛け 6枚
高切れもハリス切れもマツリも無し。
仕掛けの交換で捨てただけ。
釣果
- マダイ2(うち1匹はリリース)
- オオモンハタ
- キジハタ
状況
『タイドグラフbi』より |
『Windy』より |
海況
釣行時間:5時半〜13時(実釣は6時半〜12時半)
天候:晴時々曇
実釣エリア:田子の浦沖⇒沼津海兵練習場 (水深50m~100m)
風:東からの強風。途中やんだ
水色:どぶ濁り
前日に総雨量138mm、時間最大67mm(気象庁 富士市)という記録的な大雨が降ったせいで海はどぶ濁りのコーヒー牛乳色。流れ込みの多い港周りや放水路周辺だけでなく、全体的に濁りの強い状態だった。ゴミも多く流れ込んでおり、船に当たるとマズいサイズの流木等も多く見られた。
東からの風が常に吹いており強く吹く時間もあったが海面は穏やか。
ウネリが強かったのは港の出入り口だけだった。
午後になるにつれ風波が出ていたので午後便に出てたらキツかったかも。
風があったので船は流されていたが潮はまったく流れていなかった。
スマホのアプリで魚探を見ていたがビックリするほど反応が無い。
たまにあっても単発。
寂しいことこの上ない |
出てくる反応も10cm~30cm程度。ごく稀に50cm前後の反応はあったが絶対数が少なかったので、遊泳力のある大型の個体は深場に逃げてしまったのかも。
乗船者は10名。
僕のグループ6+2+2で全員経験者の様子。
僕たちのグループが左舷、他の方々が右舷で、僕の釣り座は左舷舳だった。
同船者・他船の状況
同船者全員シブく、フグ1匹という事実上ボウズの身内も出てしまった。
船中全体ではアマダイ、アジ、マダイ、マハタ、イトヨリ、カイワリなどみられたようだった。
出港していない船が多かったが2隻ほど他の船を見かけた。
同じ海域の釣果情報は調べたけど見当たらず。
他の海域を見てみると、清水辺りまでは同じように濁りと水潮強くて釣りにならず。
焼津辺りでは影響が少なかった様で、却ってアマダイ好調という投稿もみられた。
コマセアジしに田子の浦沖
仕掛けの長さや太さを変えても変化なし。
リリースサイズのキジハタであった。
本当に小さい魚ばかり釣れるのである。
多分規定では11時が終了だと思うのだけど、「今ようやく反応が出始めたからね、コレが無くなるまでは残業で頑張ってみましょう。」と言ってくれて残業に突入した。
船中全体ではアマダイ、アジ、マダイ、マハタ、イトヨリ、カイワリなどみられたようだった。
出港していない船が多かったが2隻ほど他の船を見かけた。
同じ海域の釣果情報は調べたけど見当たらず。
他の海域を見てみると、清水辺りまでは同じように濁りと水潮強くて釣りにならず。
焼津辺りでは影響が少なかった様で、却ってアマダイ好調という投稿もみられた。
レポート
出発から出船
4時半~6時
前日がヤベー雨だったので荷物積み込めてなかった。
玄関に出しておいた荷物を積み込んで出発する。
幹事なのでグループで最初に到着していようと思っていたのに、港に着いたらすでに一人到着していた。身支度しながら雑談。話題は勿論前日の雨の事である。
「あんなに降っちゃったら釣れないよー。」と言われてしまった。正直僕もそう思うのだけどだからといって今更何もできない。腹くくって出船するのみである。
そのうちグループのメンバーや他のお客さんもボチボチ集まり船長も登場。船の準備を開始してくれる。
2、3他の船も出船準備をしているが今日は出船しない船の方が多そう。
準備ができたところで荷物をみんなで積み込み釣り座の準備。
「外に行くと荒れちゃうからここで準備済ませちゃって。準備できたら出発するから言ってよー。」との事なので、その旨伝えて出船してもらった。
コマセアジしに田子の浦沖
6時~7時半
港を出るまでは大分揺れたが、港出てすぐにその揺れも収まった。
多少はうねるが釣りをやるには悪くない凪模様である。
出船から釣り開始まで、できうる限りの小細工をしておく。
夜光オモリ、ケミホタル、夜光玉を付けてとにかく目立たせてみたり |
釣り開始したのだが全く何も起こらない。
船中本当に何も無いのである。
スマホで魚探画面を確認しながらやっているがそもそも魚が居ない。
エサはボロボロになって上がってくるので、多分マイクロベイトみたいなのとかフグみたいなのは居るのだろうけど、魚探に映らない魚には何の用も無い。
しばらく船上一丸となって頑張ったけど、何も得るものは無かった。
試しにアマダイ
7時半~8時半
船長痺れを切らしアマダイに行くという。
「今年はまだ余りアマダイやってないから様子分からないけど、今他の船に電話して聞いてるから~。」とかいいながらポイントに向かっていく。
向かっている最中に、アサリにも集魚剤を振りかけておいた。
アジ針ではアマダイが掛かっちゃうと心配なので仕掛けを交換する。
太さや長さは変わらないが、針が太めのマダイ針の物を選んだ。
仕掛け交換のついでにカゴを外し、オモリも夜光では無い通常の物に、ケミホタルも夜光玉も無い状態にしておく。
仕込んだアサリとオキアミを付けて投入準備完了。
で、100mくらいの深い所から開始したがここも反応が無い。
途中夜光オモリに変えて見たり、カゴつけてコマセ入れてみたりしたがそれも空振り。
僕だけならまだしも、このアマダイ狙いでも船上誰も反応得ることができなかった。
う~ん厳しい。
大きく移動、五目釣り
8時半~11時
「反応探しながら、ちょっと大きく移動しましょう。」という船長の提案で全員竿を上げる。
船は一路東へ向かう。
風こそ強いものの日差しが当たると暖かい。
持ってきた軽食も全て食べてしまい当然の様にウトウトしてしまった。
しばらくして目が覚めると建設中の放水路が見えた。
海軍練習場の辺りまでやってきていたらしい。
魚探は魚群が見えたら振動とアラームが鳴る様に設定してあったのだが、道中沈黙を保ったままだった。
その魚探が魚の姿を映している。
ここにきてやっとマシな反応である。
「多少反応出てきたので、釣れるものは何でも釣る五目釣りで行きましょう。コマセ撒いてやってみてください。」
との事なので、再び夜光オモリ付けたコマセ仕様に戻して仕掛けを付け替える。
魚探見てても大きい魚の反応は無いし、潮が流れていないのが分かりきっているので少しでも針を軽くするためアジ針の仕掛けを付ける。
セオリー通りの
- 底まで落とす
- すぐに底を切って5秒ほど待ち仕掛けを馴染ませる
- もう一度底まで落として仕掛け分(この場合は3m)巻き上げる
- 1シャクリ1mくらい目安でコマセを撒きながら巻き上げていく
- 3m上げたらステイして様子見
- 時折り仕掛けを動かして誘いを入れる
- 3分くらいで回収してコマセを詰めなおし、打ち直す
って感じでやっていたのだけど全く反応無し。
色々試行錯誤していく中で
- とりあえずセオリー通りにやる
- 上記『5』のステイして様子見までやったら…
- ドラグ緩めて糸を手で手繰り出す
- 50cm~1m、ゆっくり落としたら様子見
- 何も無ければまた手繰り出して様子見
- オモリが底についたら回収、コマセ詰めて打ち直し
というパターンをやっているとき、ようやく本日初のアタリを取る事が出来た。
最初のステーから3m程糸を出した時なので、本当に針が海底スレスレのタイミング(のハズ)である。
ココまでシブかった割には景気の良い、弱いながらもひったくるようなアタリだった。
念の為軽く合わせを入れて電動で巻き上げてくる。
多少の抵抗の後に上がってきたのは
カメラボケちゃった… |
釣ってすぐに返そうか悩んだのだけど、合わせたせいか胃袋完全に出ちゃってて蘇生は無理そうである。
申し訳ないが脳締めしてキープすることにした。
どうも今の釣れ方を見るに
- 大きい個体はやる気が無い。やる気あるのは、すぐにお腹減る小さい個体だけ
- やる気があってもエサが見つけられていない様子
- 目の前に落ちてくれば勢いよく食いついてくる
- いくらコマセ撒いても反応が上ずってこないので、底に落ちたコマセをあさっているか真水に押されて上を向いていない
ような状態なんじゃないかと予想した。
とりあえず釣れたのでそのパターンで攻めてみる事にする。
すると
マダイ |
オオモンハタ |
マダイ。リリースできてよかった |
しかも食いつきが異常に良く、最後のチビマダイ以外は内臓まで針が行ってしまっている。
どいつもこいつもリリースサイズなのだけどリリースできたのは最後のチビだけだった。
ショボい釣果だが、グループのメンバーを見てみるとこれでもマシな方の釣果である。
この仕掛けを落とし込んでいく釣り方がハマったのだと思うけど、この釣り方も好調は長く続かず、チビを最後に沈黙してしまった。
残業、粘るも敗退
11時~12時半
多分規定では11時が終了だと思うのだけど、「今ようやく反応が出始めたからね、コレが無くなるまでは残業で頑張ってみましょう。」と言ってくれて残業に突入した。
なるほど、魚探を見ていると底から5mくらいの狭い範囲で反応が有る。
あるにはあるけど、ちょっと船が流されるとすぐに反応が消えてしまう。めっちゃタイトなピンポイントなのである。
何回も入れ直してそのピンポイントを丁寧に探る。
釣れない人が多い中、アジやカイワリなどをここで拾えた方も居たのだが、結局最後まで僕に配当は無く、反応も無くなってきてしまってあえなく納竿となった。
下船後に船長に聞いた話では
- いつもなら見逃すほど弱い反応だったが、今日はコレで頑張らないと他が無かった
- 深い所に行っても良かったのだが、手返しに時間が掛かるので今日は諦めた
との事だった。