【釣行】【料理】【反省】清水港内 ファミリーフィッシング
2024年5月3日㈮ 憲法記念日
道具立て
スピニングタックル
- 23 ラワイヤ メタルティップゲーム サーベルテンヤバーサタイル S662ML(ツリノ)
- 20 ヴァンフォード 2500SHG(シマノ)
- シグロンX8 0.6号 200m(サンライン)
- 船ハリス 2号(シーガー) 45cm
ベイトタックル
- 21 紅牙AIR N69XHB-MT(ダイワ)
- 19 炎月CT 150PG(シマノ)
- UVF 紅牙デュラセンサー×8+Si2 0.8号 300m(ダイワ)
- ショックリーダー ナイロン 20lb(バリバス) 45cm
とにかく取り回しをよくするため、リーダーはスーパーショート仕様。
初心者はスピニングリールの方が良いので手持ちで一番ライトなティップラン用を用意。
以上、全て受け売りです。
ベイトタックルはいつものタイラバ用。もしかしたら水深カウンターついてるこっちの方が奥さん使いやすいかもしれないのでリーダー切ってショート仕様にしておいた。
使用仕掛け
既製品の仕掛け2枚
20号ナスオモリ
1枚につき2個仕掛けが入っているのでこれで4つ分。
手前マツリも根がかりも無かったのでほとんど使わなかった。
ロスト
2枚
我が家の釣果
マアジ5匹、アカカマス6匹
夫婦で同じくらい釣ったかな。奥さんはアジ多め、僕はカマス多め。
特にゴミや漂流物は見られなかった。
風は強め。走っているときは帽子が飛ばされそうなくらいで、停まって釣りしている最中も船が結構流されていたように思う。
なかなか反応が固まらないようで頻繁に群れを探してくれていた。
ちょっといい反応があってもすぐ居なくなっていた様子。
イルカがいた。見つけた奥さんの話だと4頭いたとの事。
釣れるときは入れてすぐ釣れる。
中層がアジ、底がカマスとのことだが、底でもアジが釣れたりカマスがフォール中の水深10mで引っかかったりしたので魚が全体的に落ち着かなかった模様。
乗船者は3グループで、子供含め11人の大所帯だった。
(子供は数人で大人と同じ勘定になるためこれで定員と同じ人数になる。)
そんなことをしていると船長たちが帰ってきた。たった今まで午前便やってきた様子。
状況レポート
海況
『タイドグラフbi』より |
『Windy』より |
釣行時間:13時半時〜16時半時(実釣:14〜16時)
天候:晴
水温:―℃
実釣エリア:清水港内(水深:20m前後)
風:常に吹いていた。やや強め
水色:濃い緑
いつもの清水港内の水色。こんな色だがすくうと綺麗な透明。特にゴミや漂流物は見られなかった。
風は強め。走っているときは帽子が飛ばされそうなくらいで、停まって釣りしている最中も船が結構流されていたように思う。
なかなか反応が固まらないようで頻繁に群れを探してくれていた。
ちょっといい反応があってもすぐ居なくなっていた様子。
イルカがいた。見つけた奥さんの話だと4頭いたとの事。
釣れるときは入れてすぐ釣れる。
中層がアジ、底がカマスとのことだが、底でもアジが釣れたりカマスがフォール中の水深10mで引っかかったりしたので魚が全体的に落ち着かなかった模様。
乗船者は3グループで、子供含め11人の大所帯だった。
(子供は数人で大人と同じ勘定になるためこれで定員と同じ人数になる。)
一番小さい子で5歳くらいだったがちゃんと釣りをしていた。
聞いたところ何回か釣りをしていて練習済みとの事。
僕たちのグループは右舷ミヨシ。
幹事グループは5名で後部、もうひと家族は4名で左舷ミヨシが釣り座となった。
同船者・他船の状況
幹事の方グループが一番釣っていた模様。5人でアジ・カマス合わせて20匹以上じゃないだろうか。
もう1グループと我が家が同じくらい。我が家はカマス多め、お隣さんはアジ多めだった。
これはつけているサビキの種類が釣果に直結したんだと思う。
同じ時間に他船は無し。
朝に港内でサビキをやっていた船は『ボチボチ釣れていた』とのこと。
レポート
出発から出船
12時~2時
じーじばーばが早めに来てくれたので12時前に家を出る。少し早めに着きたいし、スーパーで昼ご飯を買いたい。
船酔いしづらいと言われるご飯(軽めの菓子パン)やらお茶やら買い込み折戸マリーナに向かう。
…のだが、エスパルスドリームプラザのとこがヤベェ混み具合で車が一向に進まない。
いつもの倍時間かかってしまった。
到着したら幹事グループの5名が準備をされていた。
ご家族のイベントに我が家夫婦も混ぜてもらう形になる。挨拶し、こちらも準備開始。
いつもなら家で竿組んだりガイドに糸通したりしてくる分を現地でやるので少し手間がかかった。ティップ折れ対策のシモリ玉も仕込み準備は完璧。
そのまますぐサビキ便出港ですって。ありがとうございます。
奥さんをエスコートしながら船に荷物を積み込みいざ出港となった。
レクチャー
2時~3時
とにかく奥さんが釣ってくれないと今回の作戦大失敗なので、まず僕が釣りやることは考えない。奥さんの分だけ準備を万端にしておく。
この状態で投入を待つ |
船は走り回り魚を探す。どうも反応がまとまっていないらしい。
ゲルクッション持ってきておいて良かった。
20分位走ったところでアナウンスが入り釣り開始。
最初にやってみせ、同じようにやってみてもらう。
着底が分かりずらいようで糸が無限に出てしまうのでとにかく着底が分かるように説明を重ねる。自分は慣れちゃってるから普通にやっていたけど、そうか、最初はソコから始まるのか。
説明しながら5分くらいやっていた所で「はい、上げてくださいねー。」とアナウンスが入ったので奥さんから竿を貰い上げていく。なんか重てーなー、とか思って上げたら
カマスが付いてた。2匹も、しかもスレ掛かりで。まぁそれでも船中ファーストフィッシュとなったので一安心である。
着底が分かりづらいならば、と思ってオモリを20号+15号の2個付けにしてみたらコレは不評だった。曰く「重たい」との事、そりゃそうだ。
その後も短いスパンで落としたり流し直したり、という展開だったが、奥さんも段々慣れてきたので自分の準備を開始する。
奥さんがカマスサビキなので僕はアジサビキをチョイス。ショート仕様に改造してあるので釣りが凄い楽。
途中イルカを発見するイベントがあったがこの段階での釣果は微妙。奥さんが自力で釣った魚は0である。
群れがまとまらなくて探索時間が長くなってしまったのも逆風であった。
道具交換後の釣り
3時~4時
どうもスピニングでやっていると、ベールを返したり戻したりする作業が上手くいかないらしい。それならばと僕のベイトタックルと交換してみる。
うちの奥さん手が小さいのでベイトタックルだと持ちづらいとのこと。持ち方にはこだわらず持てるように持ってもらう。
着底した時にカウンターの数字で分かるのでスピニングより使いやすいみたい。
このころになると徐々に反応もまとまりだし船上でも魚が見られるようになった。
そしてついに待望の奥さんファーストフィッシュ。
本人待望のアジである。「よくわかんないうちに釣れてた」とか言っているが最初はそんなもんであろう。釣れてくれて何より。僕の最大目標も達成だ。気を付けた事は
- 奥さんが竿を手放さなくて済むように、掛けたら自分もすぐ上げる
- 仕掛けを手繰るのは自分
- 魚を外すのも自分
- バケツを2つ用意しておき、片っぽに釣れた魚を入れて置く
- 手が空いたらエラにハサミを入れて血抜き
- クーラーに潮氷を作っておき、血抜きが済んだらドンドン入れて置く
のサイクルを徹底する事。とにかく魚を放置しておかない様にした。
後は数を伸ばすだけ。なのだがイマイチ後が続かない。
僕はカマスのスレ掛かりばっかりである。
そのうちに「この流しで最後にしましょうね。」のアナウンス。2時間って早い。
奥さんもだいぶ慣れていたので
- アジを狙いたいなら中層を探る
- カマスを獲りたいなら底を探る
とタナの探り分けを教えて色々やっていてもらうとアジの2匹掛け。
これは明確に釣れたのが分かったみたいで喜んでいた。
そのうちに反応が無くなったので釣り終了となった。
終了後
片付けが済んで帰港開始。「船が早い!帽子が飛ぶ!!」と文句を言われた。そんなこと言われましても…。
船後部に行けば良かったかもしれないけど、船上歩くのもおっかないのでその場で座ってて耐えてもらう。
接岸し降りてもらうと「なんか足がフラフラする~」とのこと。桟橋から落ちちゃうのを心配したけどソコまでではなさそう。
それ以外にも帰宅中に「足が筋肉痛になりそう」とか「凄く眠い」とか色々でてきた。
自分が頓着しないところが気になってしまうのは初心者釣りならでは。次に生かしたい。
接岸後に片付けを済まし、みんなに挨拶して帰路につく。
途中夕飯の買い出しを済ませて帰宅した。
持ち帰り
マアジ5匹、アカカマス6匹
種類はちょっと自信ない |
カマス6匹で455g |
アジ5匹で170g |
料理
奥様たっての希望で全部フライ用の腹開き。
10cmそこそこのアジをこうやってさばいた僕を誰かほめて欲しい。
当日の夜さばいて、次の日料理してもらった。
フライ
美味しさ:★★★★☆(美味しい!)
トリイの桶底ソースがうめ― |
アジは味が濃くて美味しい。カマスはフワフワして美味しい。
この量で夫婦2人で夕食一回分に丁度良かった。
(子供たちは気に入らなかったらしく食べなかった。)
反省
自分が慣れてしまって気にしていないことが色々気になることが分かった。
【〇】カウンター付きベイトリールが使いやすそう
スピニングとベイト両方使ってもらったが、ベイトの方がだいぶ使いやすい様子だった。
特にカウンターで分かりやすいのが良いみたい。
持ちづらいのが問題なのでそこだけ慣れてもらう必要がある。
でも、子供の小さい手だとベイトリールはちょっと無理かもしれない。
【〇】2時間くらいのライトな釣り物というプランが最高
帰りの車の中での会話で、「これ以上長かったら集中力切れて船の上で疲れが出たかも知れない」という話をした。
2時間って経験者からすると凄く短いのだけど、初心者は最初これくらいから初めて『もうちょっとやりたかったな』くらいで済ませとくのが良いかもしれない。
因みにお子様方はこの短時間でも若干飽きていた雰囲気だった。
【〇】沖上がり時間が早い方がいい
夕方遅い時間に終わる程、帰ってからお風呂入ったり夕飯の準備するのが億劫になる。
今回は片付けも魚さばくのも僕が請け負ったけど、それでも奥さん疲れ果てて大変そうだった。
早めに寝れるよう早い時間の沖上がりが良いと思う。
【〇】とにかく接待するつもりで
自分が釣ることは考えない、魚は全部自分が触るつもりでやって今回は大成功だった。
慣れない人が、慣れない船の上で色々やるのは大変なので全部自分でやって接待するつもりで行くのが良いと思う。
ただ、これは面倒見る人が増える程大変になりそう。
【〇】船上よたよたしちゃうので座ってられるようにしておく
走行中の船上は奥さん立っていられなかった。
床に座っておいてもらうのもなんなので、クッション等の座れる工夫をしていったのが良かった。
【〇】奥さんが満足してくれた
「たのしかった!」と言ってくれたので接待冥利に尽きる。
次につながりそうで本当に良かった。
【〇】色々慣れない点はどんどん言ってもらう方が良い
慣れてしまった自分の感覚と全く違うから、言ってくれないと本当に分からないのでどんどん言ってくれる空気を作っておきたい。
言われて対処できるかは分からないけど、言ってくれないとただ我慢させるだけなのでそれは良くないと思う。
ワンチャン子供イケるか?
今回一緒に乗った子供たちは5歳~10歳だったがちゃんと釣りをやれていた。
少し飽きてしまったり、釣るのが上手くできなかったりするかもしれないが船に乗るだけでも楽しいんじゃないかと思う。
道具の使い方少し練習しておけばうちの子も行けるかもしれない。
勝敗
◎
正直な所もっと数が欲しかったが、奥さん喜んでくれたし次の釣りの話もしていたので大成功であろう。
本人曰く「2時間くらいが丁度良さそう」との事なので、調子乗って石花海とか連れて行かないでジックリ育てて行きたい。
次はキスか大きいアジがいいそうです。