持ち帰った釣果(?)
シロアマダイ1

その日のうちにエラワタを抜き、キッチンペーパーを巻いて腹に詰めて真空パック。
田子の浦沖 シロアマダイ 真空パック

持って帰ったその日を1日目として、1日目、2日目、4日目とキッチンペーパーを交換して真空パックをし直した。
6日目に真空パックから出し、腹の中にキッチンペーパーを詰めてチルド室に保管。
シロアマダイ 熟成

7日目に捌いて料理してもらった。


料理

捌いて身とアラに分けておく。
ウロコをひいてないので切りづらい上にウロコが身についてしまうのだが、身についたからって洗ってしまうと旨味も流れてしまうので水には当てない事。
シロアマダイ 料理

シロアマダイの刺身

美味しさ:★★★★☆(美味しい!)
シロアマダイ 刺身

シロアマダイ 刺身
ずーっと感じ続ける淡白な旨味と、やはりずっと感じる甘味が美味しい刺身。

脂の乗った青物のような、パンチの効いた旨味をガツンと感じる訳では無いのだが、口の中にある間上品な旨味をずっと感じさせてくれる味わい。

脂は適度に身に回っていたが旨味は熟成によってまだ引き出せそうな印象だった。

アラで炊いた炊き込みご飯

美味しさ:★★★★☆(美味しい!)
シロアマダイ 炊き込みご飯

シロアマダイ 炊き込みご飯

頭を半割にした物と中骨を焼いて炊飯器に入れて一緒に炊いたご飯。
味付けは醤油と酒少々。

こちらも旨味をじんわりと感じ続ける味わい。
飽きることなくどれだけでも食べられそう。

潮汁

美味しさ:★★★★★(また食べたい!!)
シロアマダイ 潮汁

炊き込みご飯が炊きあがったあと、炊飯器からアラを出してお湯に落とし、酒と塩で整えて潮汁を煮出してもらった。

こちらはガツンとパンチの効いた旨味が出ていてとてもうまい。
今回のアマダイ料理の中で一番旨味が強かった。

多分お茶漬けも美味しい。

お茶漬け

美味しさ:★★★★☆(美味しい!)
シロアマダイ お茶漬け
上の潮汁をご飯にかけたもの。

美味しいけどちょっと味が薄くなっちゃうかな。
お刺身とか乗せて豪勢にしても良かった。

松笠揚げ

美味しさ:★★★★☆(美味しい!)
シロアマダイ 松笠揚げ

シロアマダイ 松笠揚げ

シロアマダイ 松笠揚げ

シロアマダイ 松笠揚げ
THE・定番。

3枚に下ろした身を適当な大きさに切って身の方だけに片栗粉を付け、揚げながらウロコの方にも揚げ油を掛ける。
ウロコが開いて身に熱が通ったら上げて油を切り、塩を付けて食べた。

旨いのだが、身が厚すぎて油っ気が勝ってしまい胸焼けがする。
もう少し小さく切るべきだった。

油をかけるだけではウロコと皮になかなか火が通らなかったので結局ひっくり返して皮面から揚げた方が早かった。
油温も高めでさっと揚げた方が上手に上がると思う。

作り方に改善の余地あり。

カマの塩焼き

美味しさ:★★★★★(また食べたい!!)
シロアマダイ カマ 塩焼き

シロアマダイ カマ 塩焼き
ただ塩振って、グリルで時間かけて焼いただけ。

脂の乗った青物のカマを食べているかの如く脂の旨味を感じる。
それでいて身の味はこちらの方がバツグンに旨い&甘いなので、このカマ焼きは間違いなく上位互換に感じた。

皮をもっと丁寧に焼けば食べれたのだが、火入れが甘くてウロコが硬く食べきれなかったのが悔やまれる。

皮を焼いたの&揚げたの

美味しさ:★★★☆☆(もう一工夫)
シロアマダイ 皮 焼き物

シロアマダイ 皮 焼き物

シロアマダイ 皮 揚げ物
刺身の為に引いた皮と血合い骨を焼いたり上げたりしたもの。

厚さの下処理や火入れの時間がマチマチで、美味しい奴は美味しいけど火が通ってない部分はとにかく硬くて舌触りが悪く、イマイチな仕上がりになってしまった。

もっと細かく切って丁寧に加熱すれば間違いなく美味しかった。
勿体ないことをした。


反省


【〇】準備に不足が無かった

当然周りのみんなの協力があったからなのだけど、足りない物も無く参加者全員楽しむことができたのが何よりだった。

【〇】安くて良い付餌見つけた

これが餌持ちが良く、値段と量も割が良くて都合が良かった。
田子の浦沖 アマダイ五目 付けエサ オキアミ
実際釣れていたし、サイズも問わず喰っていたので問題ないと思う。

逆にケイムラ加工の既製品エサを使っていた人は釣果がイマイチだったので、そういう意味でもコレが丁度良いと思う。

【×】付餌の量が多すぎた

8人分のエサとして、上記のオキアミを4パックと
田子の浦沖 アマダイ五目 付けエサ ホタルイカ
このホタルイカ2パックも用意したのだが多すぎた。
オキアミだけでも余ってしまうくらいだったので、ホタルイカは1パックを8人分にしてもよさそう。

【×】フグが居るときはビーズ外す


タイラバ フグ対策
以前もココを散々切られたの思い出した。
今回のロストもココへのバイトだと思われる。
田子の浦沖 タイラバ フグ ロスト

フグが増えている情報は事前につかんでいたのだからあらかじめ外しておけば良かった。
進歩が無い点も含めて反省。

【×】ベイトを確認して回ればよかった

せっかく魚が船に上がっていて、しかもみんな身内で聞いて回れるのだからベイトを聞いて回ればよかった。

【×】マイクロベイトパターンの確立

結果的にマイクロベイトだったし、マイクロベイトパターンも一応試してみたのだが釣果につながらなかった。

しかし、例えばドット柄のネクタイやグロードット、ネクタイを外してスカートだけにしてみたり、極小ワームだけにしたりと試せることがまだまだあったように思う。

迷いながらやっていると時間ばかり掛かる上に確信がなくて得るものも少ないので、自分なりのマイクロベイトパターンをもう少し確立しておく必要がありそう。

【×】ショートバイト対策を掘り下げる

いつもはどんなショートバイトでも数回当たれば針掛かりするのだが、今回は一切かからなかった。
食い込みが浅いのか、バイトポイントが違うのか…。
フックの長さ、位置、大きさなどで対策するしかないんじゃないだろうかと思う。

【×】立ててやるタイラバ対策

流してやるタイラバが多く、それだとラインが払い出していくにしたがって角度が付くのである。
釣れそうな(というか、僕がやりやすい)角度があるのだが、今回はエサ釣りと同席なのでどこまでもラインは垂直に落ちていくばかり(船は動いているので叩いているポイントは常に変わっているのだが)。多分巻き速度が合わせていられなかったんじゃないか。

ドテラにやるより更に巻き速度遅くて良かったように思う。

【×】熟成期間もっと長くて良かった

まだ身が硬かったし旨味ももっと出たんじゃないか。
魚体が大きい分、もっと熟成させても良かったと思う。

【×】料理の仕方に工夫の余地あり

魚体が大きい分皮も身も厚くなるので、例えば削いで薄くしたり油温の調整をしたりもうちょっと工夫すればよかった。


勝敗


皆さん楽しんで頂けたので目標達成です。
大変立派なお土産までもらっちゃったし。

自分が釣れなかったのは些細な問題。だとおもいたい。


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