【準備】大井川沖 アマダイ五目
こないだ食べたシロアマダイがとっても美味しかったのでまた食べたい。
食べるためには釣らねばならぬ。
ということでその準備をしました。
再び親父を巻き込もう
前回は急遽来れなくなった親父たちを悔しがらせたくて釣果の報告をした。
そうしたら、なにやらだいぶ釣りに行くのは乗り気なようで「次はどうしようか」という話をふってきた。
乗り気なのは大歓迎である。
LINEをしていると『アマダイ』か『サワラ』の釣行を考えているらしい。
サワラキャスティングは
- 船が取れない
- キャスティングに技術が必要
- 走りまわるので、船に弱い人は覚悟が必要
- 釣果にムラッ気がありすぎる
等々ハードルが高い。
おりしもシロアマダイをまた食べたいなあ、とも考えていたので、一月下旬のアマダイ釣りに行くことにした。
オーバーホールの真っ最中
シロアマダイを狙うなら焼津方面である、という決めつけが僕の中にある。
アマダイ便は焼津方面でもいくつかの船で出しているが、今年まだお世話になっていない大井川港勝利丸に乗りたい。
が、ホームページを見ても直近の予約が空欄である。
船長に連絡してみると「いまオーバーホール中だよー」との事。
予定日までに整備が完了するかは微妙なところらしい。
目処が付いたら連絡をくれるようにお願いして、とりあえず仕掛け作りを済ませてしまうことにした。
仕掛け作り
アマダイの仕掛けはいっぱい持っているつもりだったので悠長に構えていたのだが、最初の予定日1週間前に在庫を確認したら
在庫が8個しかなかった。
予備も考えると一人4組以上は欲しい。
しかも焼津方面ではフグの被害が出始めているとの話も入ってきたので、なおさら予備も必要な気がする。
例によって作ることにした。
材料をかたっぱしから出して在庫の確認 |
ハリスとエダスを別々に縛り、後で組んでいく |
いつもハリスもエダスもまとめて一つの箱にいれてしまうのだが、それだと絡まってしまいほどくのに時間が掛かるので、今回からエダスをスポンジに刺しておく様にした。
絡まなくてよい感じである。
仕掛けの内容だが
画力の限界… |
図中の
赤は針:マダイ10号、アカムツ15号~17号、丸セイゴ15号~17号
青はスイベル:パワーオヤコ6×7
これに適当なビーズやケイムラパイプなどで飾りを付けて作った。
ハリスは4号と5号。
針は有り物で使えそうなものをチョイス。
アマダイは掛かると針をガッツリ飲み込んでしまい、チモト(針の結び目)を傷つけてしまうので、マダイ針よりシャンクの長いアカムツ針や丸セイゴ針の方が向いている気がする。
大型のシロアマダイが掛かると4号では切られてしまうらしく、5号でも食ってくるので5号が標準らしい。
だが、潮が流れていないときに少しでも漂わせたいので4号仕掛けも用意。
飾りはエダスを浮かせるために付けたつもりで、『飾り多い=ハイアピール=エダスが浮く』『飾り少ない=ローアピール=エダスが浮かない』の使い分けを画策。
やはり潮の流れを見て使い分ける予定。
手持ちの材料で作れるだけ作って4号8個、5号8個の計16個完成した。
買物しなくても大丈夫そう。
現場で組むように材料も持ち込んでおけば、まあ釣りができなくなることは無いだろう。
再び延期…
後は荷造りだけ、という段階で船長に再度確認すると、どうもオーバーホールが伸びていて1月中は出船できなさそう。
他の船も一瞬考えたけどやはり勝利丸に乗りたいので、2月中旬を目処に延期することにした。
とここまで書いたのが1月の下旬だったのだが、結局流れに流れて予約が3月頭にずれ込んでしまった。
そこで予約が取れたのでようやく行くことに。
急遽マダイの準備も
他のお客さんの兼ね合いもあって、
マダイ→アマダイ→シロアマダイ
のリレーという話に。
五目じゃないマダイってやったことないので仕掛けから勉強しないと良く分からん。
船長に聞くと「4号10m」とのこと。
そんな長い仕掛け扱えるかな…。
調べると『テーパー仕掛け』なる物が手前マツリしづらいとの事なのでそれを作ることに。
設計図 |
大体こんな感じ。
使ったことないので良く分かんない。とりあえずネットで見たオーソドックスな物を作ってみることにした。
中古の材料発掘 |
完成品 |
リレーでずっとマダイやるわけではないのでこれくらいで足りるはず。
流石に入りきらん。
出船確認
前日の予報では東の風が強く、凪は非常に悪そうである。
周辺の船も早々に欠航を決めている。
これはまた延期かな...。と思って船長に聞いてみると
「朝一は御前崎の方に出ちゃうから何とかなるよ」との事。
大分荒れそうだが、出船するなら行かない理由が無いので荷造りしてしまうことにした。
そして荷造りへ
凪が悪そうなので長い竿が良さそうな気がする。
マダイ用には3.6mの竿を貰ってしまいっぱなしだったものがあるのでそれを使用。
流石にそれでアマダイやるのは大変なので2.7mのコマセ竿も持ち込み。
船長におねだりして対サワラタックルの持ち込みもOK貰ったのでそれら一式も準備。
親父たちが10m仕掛け扱えないかもしれないのでタイラバ一式も用意。
それに伴う道具一式が以下である。
衣類 |
コマセの水切りザル・竿受け・使用済み入れバッカン・天秤 |
仕掛け・ビシ・オモリ等餌釣り一式 |
仕掛け作り用の金具・針・飾り・ハリス |
タイラバ一式 |
サワラ用ジグ・プラグ一式 |
各種小物類 |
電動リール一式 |
全部並べるとこの量 |
クーラーやらバッカンに分散して何とか収納しきった。
前回も荷物量が多かったが、どうもサワラ睨むと荷物量が一気に増える印象である。