持ち帰った釣果
シロアマダイ2、チダイ、エソ


2023年初釣果

正月で来客があったので、当日は内臓だけ抜いて氷に埋めて置いておいた。

シロアマダイはずっと食べてみたかったので非常に楽しみ。


料理


真空パック状況
真空パックの様子
真空パック終了

前回の反省を踏まえ熟成させたいのと、お正月で食べ物いっぱいあったのでエソ以外はとりあえず真空パック。

エソのさつま揚げ

美味しさ:★★★☆☆(普通かな?もう一工夫で化けそう

練物が定番なので、奥さんの提案でさつま揚げに。

さつま揚げ調理中

エソ さつま揚げ
真ん中のはすり身をエソの皮で巻いたもの
エソの身だけだと以上に硬いので、ヤマイモやら卵やらマヨネーズやら色々入れて食感を調整していたがそうすると旨味が今一つ。味がぼやけているというのだろうか。
途中から味噌で味を整えてくれて美味しくなった。

エソのさつま揚げのチーズ焼き

美味しさ:★★★★☆(美味しい!

もう一工夫考えて
エソのさつま揚げのチーズ焼き

醤油を一垂らししてとろけるチーズを乗せ、グリルで焼いてみたら旨かった。

チダイの鯛飯

美味しさ:★★★★★(抜群に美味しい!是非また食べたい!!

チダイの鯛飯

チダイを焼く。
炊飯器に酒、醤油、ショウガの千切りを入れて味を整え(ごくごく薄味がコツ)、焼いたチダイを入れて普通に炊飯する。
手のひらサイズのチダイで2合が目安。米が多くなるほどタイの出汁が薄くなる。
炊きあがったらチダイの骨と尾頭を外し、身を混ぜ込んで食べる。

これも大成功。
チダイの出汁が良く出ていてバツグンに美味しい。

身をほぐすときに腹骨が入ってしまい、子供たちが食べづらそうだったのが反省。

シロアマダイのカマと皮焼いたの

美味しさ:★★★★★(抜群に美味しい!是非また食べたい!!

シロアマダイのカマと皮焼いたの

刺身用の半身を取った時にでたカマと引いた皮を塩振って焼いたもの。
鱗が美味しい、と聞いたので鱗剥がさないで皮を引いた。大変だった。

これめっちゃ旨い。鱗と皮だけなのに旨味が濃い。
身もホクホクでアマダイと思えない。

鱗の舌触りが人を選ぶかもしれない。
子供たちは見た目だけでドン引きだった。

シロアマダイの一夜干し


10%の塩水に1時間漬け、一昼夜外に干した。

シロアマダイの一夜干し 塩水漬けこみ

シロアマダイの一夜干し

血合の除去が甘かったかな。
これもとりあえず真空パックしてしまう。

シロアマダイの刺身

美味しさ:★★★★★(抜群に美味しい!是非また食べたい!!

シロアマダイの刺身
5日熟成させた
大きい方のシロアマダイから半身だけ取ってさっと洗い、真空パックしてチルド室で寝かせておいたもの。

シロアマダイの身質か熟成の効果か分からないがネットリとして味が濃い。昆布締めしたみたい。
ヤバい、すげー旨い。

血合取るのが甘くて真空パック内で血が出ていたので、生臭くなるのが心配だったけど杞憂だった。

シロアマダイの若狭焼

美味しさ:★★★★★(抜群に美味しい!是非また食べたい!!

シロアマダイの若狭焼

刺身同様5日寝かせた半身(裏側の身は刺身用に取ってある)を、皮面を上に魚焼きグリルに入れ、用意した漬け汁(昆布+カツオで引いた出汁汁に酒・味醂・醤油少々を加え味を整える)を

  1. 刷毛で塗る
  2. グリルを蓋して弱火で炙る
  3. 表面が乾いたらまた漬け汁を塗る
を焼きあがるまでひたすら繰り返す。これは酒飲みの料理だな、酒飲みながらジックリ焼くのが良さそう。
30cmくらいで30分くらい。これ以上大きいとグリルに入らん。

これもヤバい美味しい。身がホクホクに仕上がって旨味が出てきている。
それ以上に皮下の脂身が旨い。
冷めてくると皮が一気に硬くなるので、熱いうちに一気に食べてしまいたい。



反省


【〇】タイラバのアタリ構成とパターン

他の人と比べても釣り負けていなかったので、珍しく自分の構成がアタリだったんじゃないかと思う。




ここまでは全て同じで、もう一本のネクタイが


だったり


だったりした。

重たいヘッドを早めに落とし、着底すぐは高速巻きというパターンも良かったように思う。
次も試して確立していきたい。

【×】リアクションの釣りを始める判断

結果的に釣れたのは全て『早巻き』→『ゆっくり巻き』に切り替わる瞬間だった。
おそらく潮が緩くて魚の食い気が無かったので、リアクションバイトでしか釣れていなかったんだと思う。

一日何となく続けてしまったが、リアクションバイトのパターンに確信が持てていれば、ゆっくり巻きの距離をより短くして落とし直しの回数を多くし、よりチャンスを多くできたと思う。

エソとか釣れ始めたら底潮通ってなくて活性低いのでそれが目安か。

【×】タイラバサビキの使いどころ

後半余りにも何もなくてタイラバサビキを付けたのだが、『付けても釣れない』『レンジを広く探るために底の手返しが悪くなる』『当たったとしても、それがタイラバに当たってきたのかサビキに当たってきたのかわからない』とデメリットが目立ってしまった。

アマダイにしろハタにしろ底物はタイラバサビキにはそうそう食ってこないので、上層に反応がある時か、アジとか釣れる魚が釣れているときに限った方が良い。

【△】血合取りが甘い

僕は血合取りは大きい魚も小さい魚もササラでやっているのだが


小さい魚やハタ類などの腹腔が深い魚では血合に届かず残ってしまっていた。

竹串まとめてやっても良いのだが、身が傷ついてしまうしなあ…。と思って調べ、


これに辿り着いた。
現物が到着してから思ったのだが、多分百均にある硬めのシリコンブラシ(掃除用とかでいいと思う)とかでもできる気がする。

次使うのがいつか分からないけど試してみたいと思う。

まとめ

船全体が渋い中で本命が釣れたし、それがずっと食べたかった魚だったから良かったかな。
外道も含めてボチボチ釣れたからまあ良しだろうか。

去年の反省から
  • 準備の簡略化
  • 写真をもっと撮る
を意識して試してみたのだが両方ともうまくいったので、これは継続していきたい。

去年はあまりタイラバ行かなかったのだけどやっぱり面白いよなあ。
今年はもっと行きたい。


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