【DIY】ライフジャケット ボンベ交換
ライフジャケット、メンテはおろか膨らませたのも初めてかもしれん。
使用期限過ぎてた…
完全に失念していた。何気なくライフジャケットのケース見たら使用期限過ぎてた。

2019年から3年間有効、とあるので2022年には有効期限切れ。3年くらいオーバーしてたことになる。
そのままでも良いような気がしたけど、何かあった時に同船者に迷惑掛かるし、何より死ぬの僕なので大人しくボンベ周りのパーツを一式交換することにした。
パーツ検索・購入
僕の使っているライフジャケットは、Bluestorm(高階救命器具)の『BSJ-9320RS』というモデル。
桜マークのタイプAに対応しており、『レールシステム』という特許技術によって小型化されていて、シリーズ最小・最軽量を謳っているのが最大の特徴である。
現在は後継モデルが発売されている。
推奨交換期限があるのは『ボビン』というパーツなのだが、使用した際に消耗されるボンベ等、必要な物がセットになった『ボンベキット』なる物が販売されている。
自分のライフジャケットに合ったボンベキットを探し、それに入っている物を丸々交換してしまえばよいらしい。
メーカー公式サイトに一覧表があるのでそちらで確認する。
僕のライフジャケットに合うボンベキットは『16HR 6F』という型番。
コレをAmazonで購入して準備完了である。
試運転
当たり前だけど交換しちゃえば古い方のボンベ一式は不要になる。
ボンベ内のガスが残ったままなのは処分が難しくなるし、一回も使ったことないのでライフジャケットの挙動も良く分からん。
ので、試してみる事にした。
といっても今は1月である。着用して寒中水泳する根性は無い。
ライフジャケットだけ風呂に放り込んでみた。
音デカくてビビる。
すぐに開かなくて「あれっ?」ってなったが、間を置かず開いて安心した。こういう物なんだろう。
ベルトに引っかかっちゃってキレイに開かなかったけど、実際はここに体が入ってるので問題無いハズ。
メンテナンス
使ったらセンサー乾かしたり畳んだりしないと再使用できない。手順は本体に書いてあるので読みながらやれば簡単。
普段洗えないので、汚れそうなところもついでに洗ってしまう。
![]() |
まずガスを抜く |
キャップを逆にして押し込めば抜ける。
空気が残ってるとキレイにたためないのでしっかり抜き切る。
![]() |
反応して赤色になってる |
![]() |
クリアキャップとボンベを外す |
ハウジング(黒い部分)に水分が残ってると動作不良の原因となるので、ブロアーを使ってキッチリと乾かした。
多分そこまでやらなくても、数日陰干しすれば問題無いハズ。
汚れるカバー部分を手洗い。黄色い膨張部分内部とセンサー部分に水が掛からない様に注意。
![]() |
陰干し |
交換
数日陰干しして乾いたらボンベキットを取り付ける。
![]() |
ボンベキットの裏に手順が書いてある |
![]() |
広げて準備 |
![]() |
特にハウジング内に水分が残ってないかよく確認する |
![]() |
クリアケースからボビンを取り外す |
![]() |
ボンベキット開封 |
![]() |
左:新品 右:使用済 |
![]() |
新旧で期限の書き方も変わってた |
![]() |
ハウジングにボビンを挿入 |
![]() |
インジケーターを取り付ける |
![]() |
しっかり取り付けると緑色しか見えなくなる |
![]() |
ボンベを取り付け |
![]() |
パーツ交換完了 |
![]() |
畳んでいく |
![]() |
カバーを組み立て、袋状にしておく |
![]() |
ボンベにカバーをかける |
![]() |
点線に沿ってたたむ |
![]() |
畳んだらカバーの中に入れる |
![]() |
レール部分がねじれない様に注意 |
![]() |
完成 |
![]() |
余ったパーツ |
ボンベキットの空き袋をライフジャケット本体と一緒にしまっておけば次の交換時期が分かりやすい。
それまで本体が破れなければ…、だけど。
本当は年一でメーカーにメンテナンス出すのが正しいのだけど、ちょっとそこまで予算が回らない。
でも、ボンベキット交換するついでに試運転しておけば破れ等無いのも確認できるので、交換しといて損はないと思う。
乾かすのに3日くらい掛かったけど作業自体は1時間もかからないので、もし今まで替えたことなければ交換おススメです。