【釣行】網代沖 イワシ泳がせ五目
2025年2月1日㈯
網代港
にて
道具立て
- 19 ライトゲームci4 type73 MH225(シマノ)
- 19 ビーストマスター 2000EJ(シマノ)
- Xブレイド オムニウムX8 アップグレード
4号 340m(Y.G.K)
取り回し重視のライト&ショートタックル。
これ以外に2.7m五目竿+ダイワ500番電動+6号ラインのタックルも持ち込んだが、海が穏やかだった上にメインタックルがノートラブルだったので未使用。
使用仕掛け・餌
仕掛け
- 自作 胴突き仕掛け
餌
- イワシ
- アジ
- サバ
いずれも支給品。
サイズがバラバラで、10~20cmのイワシの中に30cmくらいのサバとか10cmくらいのアジが混じっている感じだった。
船長の話では別にデカいサバでも問題ないらしい。
むしろよく泳ぐから良い、との事。
支給の数はトータル15匹程度で、僕は全部使い切ったが(なんなら先輩の余ったイワシ貰った)他の方は数匹余っていた。
ロスト
- 仕掛け 2組
- 孫針 2本
仕掛けは撚れて交換したのが一回で根掛かり等のロストは無し。
孫針は何かに切られたのが2回。
釣果
- アオハタ 2匹
Data:気象庁 Created with 魚速タックルDB
バラした時に他の方が4.4kgのヒラメ上げていたから、僕がバラしたのもヒラメ。
ヒラメったらヒラメ。
状況
![]() |
『タイドグラフBI』より |
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『Windy』より |
海況
朝焼けで赤っぽくなってるけど青い |
潮の色は上潮だけでなく下の方まで澄んでしまっていてベストでは無いとの事。
荒れる日が多い時期だが良い凪の日。数日前から凪の予報で当日まで変わらなかった。
風は終日吹いていた。風向きも変わっていなかったと思う。
上潮も底潮もそれほど動いていなかったと思うが、そこそこ魚が釣れているので悪くはなかったんじゃないだろうか。
時化続きで休船が続いており前日からの出船再開だったのだが、前日はキロ越えのヒラメがトップ2枚と悪くない釣果。
乗船者は僕たち2人+1名の3人。
僕がトモ、先輩が真ん中で、もう1名がミヨシだった。
全員右舷だったが、デカい船なので広い間隔で釣りをすることができた。
今回も『アングラーズ釣船予約』のクーポンを利用したので割安に乗ることができた。
船代:14,000円
クーポン:2人で-5,000円
計11,500円
※後払い
同船者・他船の状況
ミヨシの1名は常連さんだろうか、そんな雰囲気だった。
この方は今季最大の4.4kgのヒラメや1kg以上ありそうなウッカリカサゴを上げていた。
先輩はウッカリカサゴと1kgあるか無いかくらいのオニカサゴ(いずれも深い方のポイント)。
同じ海域に遊漁船ぽい船は無く、プレジャーやカヤックなどが数艇居るだけ。
見ている範囲で何かを釣っている様子は無さそうだった。
第7つちそう丸
今回お世話になった第7つちそう丸は初めての船である。
結論から言ってとても良い船でした。
各釣り座には
- ロッドキーパー
- マグネット
- たわし
- バケツ
- (海水汲み上げの)ホース
が完備されている。
生け簀も各釣り座に1つずつある。
(ミヨシの方はバケツだったかも)
そして何より船が広い。
通路の幅がいつも乗る船の倍くらい広くて、何かの作業するのも移動するのもとてもやりやすい。
何ならトイレも広くて壁に寄り掛かれないほど。
船の横幅が広いためか、揺れもそれほど感じなかった。
定員が25名とか書いてあったのでいつも乗る船より大分デカいのだと思う。
(HPみたら19tって書いてあった。どれくらい?)
船長も優しくて面倒見よく、釣れた際はタモ入れから氷まで持ってきてくれて至れり尽くせりでした。
おススメです。
レポート
自宅出発から釣り開始まで
3時半~6時半
3時くらいに起きて準備し出発。
僕の車が不調で遠くまで行くの怖いので、田子の浦港辺りで待ち合わせて先輩の車に乗せてもらった。
余り行かない方向なので道の事情が未知である。できるだけ慣れている亀石峠経由で向かう。
集合時間が4時で到着が5時15分くらい。遠回りのルートだったが、そんなに飛ばさなくても1時間そこそこで港に到着した。
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ルートはこんな感じ |
6時過ぎには出港。
航行中に「どれくらい経験あるの?」と船長に聞かれ、『初めてじゃないけど大して上手くない』と正直に答えてコツを教えてもらう。
色々教わったが、大まかには
- 魚は上を見ているので高めで良い
- 根がかるのでとにかくマメにタナを取りなおす
- 大きく食い込んだら必ず合わせる
との事。
10分程度でポイントに到着し、釣り開始時間を待って釣り開始となった。
浅場
6時半~8時半
「はいやって~。水深30m、段々浅くなるよ~。根掛かり気を付けてね~。」とアナウンスが入り投入。
餌の付け方もたついて最初のイワシは瀕死にしてしまったがとりあえず投入する。
潮がどの程度なのか分からないけど、風のおかげか船はそこそこの速度で流れている。
流れに乗って絨毯爆撃の様に底を叩いていく形になる。
捨糸無しのハリス50cmとかなので底を切るだけだとめちゃくちゃエサが低くなってしまう。
- 底に付いたら糸フケ取るために3m程巻き上げ
- 少しゆっくり落としてもう一度底を取り直し
- 底から1m巻き上げ
- 1分ほどステイor誘いで様子を見てまた1m巻き上げ
- コレを5mほどまで繰り返し、2番から繰り返す
という感じで、底から徐々に餌を高く見せていくイメージで誘ってみた。
このやり方では何も無し。
3セットくらいやってから上げてみたら、餌のイワシが落ちて(死んで)しまっていた。
こりゃダメだ。
すぐに餌を付けなおして再投入。元気なイワシを付けると良く泳いで竿先にも反応が出るので楽しい。
泳がせ釣りの醍醐味だと思う。
反応の有無でタナを探るに、どうも3~5mほどの所でイワシが暴れる様子である。
誘い方を変えそこらのタナを重点的に探る。
一流しが10分~15分くらい。
同じような所を何度も流し直しているので有望ポイントなのか反応が良いのだろう。
そのうち前アタリが出るようになってきてついにググっと引っ張られたが乗せられず。
辛抱強く待ってみたけど食い込まず、上げてきたら餌が無くなっていた。
すぐに付けなおして再投入。誘い方は間違えて無さそうなので、3~5mをメインに探り続ける。
その後も前アタリが何度かあるがどうにも掛けられない。
取られたり、瀕死のイワシを量産する一方である。
哀れ満身創痍 |
悶絶していると前アタリもそこそこにガツンとした本アタリ。すかさず巻き上げ始めると結構な重量感。
これと同時にミヨシの方もヒット、大きく竿を曲げていた。
ミヨシの方のタモ入れは船長が、僕の方は先輩がタモをもって待っていてくれたが、残り10m程の所で電動巻上がいきなり止まってしまった。対処を一瞬迷っているとその迷いの間に痛恨のフックアウト。
ミヨシの方はヤバい大きさのヒラメを上げていた。羨ましいやら悔しいやら。
電動巻上が止まってしまったのは多分『サーモアジャストドラグ』が原因。
メーカーに不具合診断してもらったときに『OFF』の状態で帰ってきたのだが、直後の釣行で『ON』にしていて不具合無かったのでそのままにしておいたのが裏目に出た。
痛恨のミスである。しかも準備段階で防げたミス。
ションボリしちゃう。
その後も同じポイントを何回か流すが船中にアタリなし。
船長の話だと「ヒラメは朝だけ」との事で、8時半くらいに深場に移動することになった。
深場
9時~11時半
今度のポイントは70~100mくらい。
この頃には色々試してきて誘い方が確立してきて
- 底までなるべく早く落とす
(深いので少しでも手返し良くするため) - 底に付いたら5mほど巻き上げ
- 1分ほどステイしたら再度底に落とす
- 今度は1~2mほど巻き上げてステイ
- 1分程度ステイし、アタリが無ければ2番からやり直し
あまり誘いを多く入れないのがポイントで、30分くらいマメに誘いを入れていた時は明確にアタリが無かった。
アタリが出るときは4番で30秒もしないうちにアタる。アタリがあるうちはこのパターンを徹底して繰り返した。
で、アタリは出るのだが肝心の釣果には結びつかない。どうしても最後まで食い込まないのである。
比較的大きな食い込みにはなるのだが、それで合わせると餌が傷ついた状態で帰ってくるだけ。
ソコを我慢して待ち続けていると餌が無くなるか反応が無くなる。
5回くらい空ぶったところで諦めて船長にアドバイスを求めた。
最初に疑ったのは餌の付け方なのでチェックしてもらうが問題なし。
船長も首を捻っていたが、ハリスの長さを聞かれたので50cmと答えると「仕掛けがハリハリしちゃって放しちゃっているのかもしれないね。少し長くしてみたら?目安は肩くらいまで。」とアドバイスをくれた。
その場で新しく組めるくらいには仕掛けの材料も持ってきている。
すぐに縛りなおす。
なにも伝わらない写真No.1 |
コレは第一投目で結果が出た。
良型とはいいがたいけど嬉しい1匹目。アオハタである。餌は15cmくらいのイワシ。
上記の誘い方で底から2mほど上げたところでステイ。30秒ほどで触ってきて、間を置かずにグッと食い込んだので大きく聞き合わせで掛ける事ができた。
コレに続いてもう1匹追加。
ちょっと大きくなった |
誘い方はさっきと全く一緒。餌も15cm無いくらいのイワシでそれも一緒である。
コイツは餌を丸のみしていた。
アオハタの巣だったのか連続で釣り上げることができた。船長のアドバイスって偉大。
しかしコレが僕の本日の山場で、その後の釣果は小アジに食って来たエソくらい。ノータッチでリリース。
何の釣りでもいるなコイツ |
船中も、先輩が良型のオニカサゴを上げたのを最後に沈黙。
「次の流しを最後にしましょう。」のアナウンスがあり、僕のエサが丁度無くなったので先輩のイワシを貰ってラスト投入するも
顎しか残らん |
アタリを全く感じる事なく餌と孫針がスッパリ切られていた。
この日の釣行はこれにて終了。
港でヒラメの計測を見て大きさに驚き、支払いと挨拶をして帰路へ
松福で豚骨ラーメンの替え玉4回やって後悔しながら帰宅した。
結果
- アオハタ2
たいしたことない大きさだと思ったけどアオハタとしては過去最大級かも。
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吐いたのはアナゴ? |
折角なので残った餌も持ち帰ってきた。
サバは短冊に、イワシは丸のままで〆て冷凍しておこう。
なんかで貰ったトレハロース。塩とか砂糖より瑞々しく仕上がるっていうけどどうだか。