【準備】金州 ジギング
今年の金州は絶好調である。マグロとか釣れちゃう。
3日前の段階でこの予報。しかもここからまだ近づいてくるので悪くなっていく一方である。
カツオキャスティング定番のタングステン製ジグやら
でもきっちり15kgあった。重たい。
釣果情報見てると自分でも釣れそうな気がしてきたので行ってみることにした。
夢見る海域、金州
今年の金州1発目は解禁日のコマセで微妙な釣果だったのだが、同日ジギングをやっている船は絶好調でキハダだのビンチョウだの大判カツオだのカンパチ入れ食いだの派手な釣果がブログを彩っていた。
凪が悪くて行けない日が多いし、行けても全員が良い思いをしている訳では無いのだろうけれど、これだけマグロが身近というのはやはり心躍る。
(そもそも『金州が身近なのか?』という問題があるのがそれは置いといて。)
コマセについてしまうとジグには食わなくなるだろうし、そもそもいつまで釣れてくれるか分からない。
技術的にも道具的にも未熟な点は多いのだが行ける海域で挑戦できるのなら是非やってみたい。
今年すでにオフショア行き過ぎで家族に良い顔されていないのだが、何とか都合つけて6月上旬に予約をねじ込んだ。
この段階では金州でキハダ釣る気満々だった。
予約
自分の技術が怪しすぎて初見の船に乗る勇気は無かったので、馴染みの焼津小川港『松栄丸』にまたまたお世話になることにした。
日程も都合よく空いている。
この船は常連さんも船長も良い人が多いので初めての人もお勧めです。
予約したのが5月中旬で予約日が6月3日㈯。
後は準備を進めていくのみである。
この段階でも金州でキハダ釣る気満々だった。
タックル準備
出船できるか判らないけれどもはっきりしてから準備を始めても絶対に間に合わないので、使わない可能性は承知の上で道具を買い揃えていく。
とはいってもどうすりゃいいのか分からないので例によってイシグロへ。
「キハダですか…。ライン4号にリーダー80lb。ジグは400g以上が必要になると思います。ロッドも4番が間違いないです。」とのこと。
ヤバい、揃えられないかも。
ロッドの中古を見せてもらったりラインを見繕ってもらったりするがどう考えても予算オーバーになる。
当たり前である。ロッド買う予定なんて無い。
ジグはイシグロに在庫の無い安い物を通販で探して揃える。
ラインは手ごろな物が在庫切れだったので取り寄せてもらう。
ロッドは手持ちの電ジギロッドが4号だったので流用も考えたが、「ポイント駆使すれば実質タダだし…。」と自分を誤魔化して注文しちゃった。
一応各種セールを駆使して、ちょっとでも出費が少なくなるように頑張ったがまぁお察しである。
この段階でもまだ金州でキハダ釣る気満々でいた。
台風延期
アレコレ買ってボチボチ届き始めたぐらいのタイミングだったのだが、台風2号が発生してこっちに来てしまった。
Windyの風予報 |
案の定船長からは早い段階で中止の連絡が来てしまった。
だがしかし、せっかく行けるチャンスを作ったのに中止で終わりは余りに勿体無い。
『中止了解』の返信に合わせて翌週10日㈯の予約をお願いした。
この段階で金州でキハダ釣るのを疑い始めた。
買物とタックル再準備
行き先は『マリンロボ周辺』となっていた。
金州と御前崎の間にあるパヤオで、6月上旬まで禁漁となっているところである。
金州以上に行ったことが無い上に、ハタやカサゴの仲間が多く釣れるポイントのイメージでどうすればいいかよくわからん。
例によってまたイシグロで相談。
ライン4号まではいらないとの事なので手持ちのタックルで対応できそうである。
ジグも400gまでは必要なさそう。
ここら辺で金州でキハダ釣るのを諦めマリンロボに合わせた準備を開始した。
もう買っちゃって到着済みの物も結構あったけど。
注文した4号ラインは必要なくなったのでキャンセルさせてもらった。
いつもワガママばかりですいません。
キャスティングでカツオの釣果も良く見られていたのでキャスティングタックルも聞いてみたが手持ちで大丈夫そう。
ラインだけ新品の方が良いのかな。
後は使ってみたくなったイカベイトリグの作り方を聞き、いくつか買物をして店を後にした。
通販・実店舗合わせて買った物は結局以下のとおり
- スローバンプSSD 634/FSL
- ジグパラバーチカル ロングスロー 350g
- ジグパラバーチカル ロングスロー 400g
- バンブルズジグ セミロング トンジギSP 320g
- バンブルズジグ セミロング トンジギSP 400g
- バンブルズジグ セミロング トンジギSP 480g
- オシア 別注平政 130F
- シーガー PEX8 2号
- ソルティメイト システムショックリーダーNY 80lb
- アシストフック各種
- スプリットリング各種
- ソリッドリング各種
- イカベイトリグ材料各種
値引き・税あわせて
計 約25350円
こんなに使うつもりじゃなかったんだけど…
リグ作成と荷造り
平日の空いた時間で少しずつ準備を進めていく。
イカベイトは
段差の大きめなアシストフックを、5連サルカンを加工したものに取り付ける。
それに太めのPEラインを通し、針の位置が丁度良くなるようにビーズをスペーサー代わりにセット。
イカベイトに通してソリッドリングを付ければ以下の通りである。
これ、20cmくらいあるので存在感半端ない。冗談みたいな思い付きだったけど作ってみたら釣れるような気がしてきた。
オモリはコマセとかに使う六角オモリを流用。
リーダーに取り付けられるようにスナップを付けておくことにした。
カツオキャスティングに使えそうなプラグありったけやら
カツオキャスティング定番のタングステン製ジグやら
全部詰めると
割とスカスカ。
でもきっちり15kgあった。重たい。
これ以外にもキャスティング用のラインを巻き替えたり、全リールのリーダーを付け替えたりもしておいた。
実はジギングメインで行くのって今回が初めてなことに気が付いた。
タイラバやらサワラキャスティングやらコマセ五目やらのついでってことは多かったんだけど。
やる釣りを絞ると荷物が少なくていいなあ。
重たいけど。
出船がギリギリまで分からない
上記の荷造りが終わったのが出船予定日の2日前くらいだったのだが、この段階では天気予報が相変わらず微妙で出船するか分からなかった。
「もうこれで行けなければ今期は無理だな。」などと考えていたのだが、前日に船長から連絡が入り無事出船が確定した。
まさかの金州
金州を諦めてマリンロボの準備をしていたのだが、何やら金州に変更になったらしい。
解禁日の関係?
思わぬ僥倖でそれ自体は喜ばしいのだが、ラインとか巻き替えてなくて準備が出来てない。
よっぽどイシグロに走って巻き替えるか悩んだのだが、仕事終わりに帰ってリール拾ってからまた外出する元気が無かったので諦めた。
まぁ万が一掛かったら頑張ろう。
紆余曲折会って金州でジギングやれるようになった。
マグロ釣れちゃうといいなぁ。