【料理】【反省】金州 ジギング
持ち帰った釣果
ヒレナガカンパチ1、ハガツオ1、サバ6
全部真空パックするなり加工(干物・シメサバ)するなりして当日は食べなかった。
ハガツオはどうやら当日食べた方が美味しかったらしい。勿体無いことをした。
料理
身の量があるので凄く色々試せて楽しかった。
ヒレナガカンパチの刺身
美味しさ:★★★★★(また食べたい!!)
皮を付けたまま8本の柵にして真空パックし、食べたくなった時に開封して食べた。
刺身は3日目~10日目にかけて食べたのだが臭みも無く、最後まで美味しく食べることができた。
一番おいしかったのは4~5日目の腹身。10日目になると味が大分薄くなった感じがした。
薄くなっても十分美味しかったけど。
カンパチの刺身のニラジャン掛け
美味しさ:★★☆☆☆(他の方法が良いかも)
いや、美味しいのは美味しいのだけれども。
ニラジャンが強すぎてその味しかしない。そういう意味で★2つ。
ニラジャンはもっと味の強い魚に合わせた方が良い。
カンパチのお刺身サラダパスタ
美味しさ:★★★☆☆(もう一工夫)
柵の表面を軽く炙ってから切り、レタス・タマネギと一緒にタレ(オリーブオイル、めんつゆ)にあえて小一時間置いて馴染ませ、細めのパスタに混ぜた物。
子供向けに香辛料を一切入れなかったので物足りない。
カンパチもタレの味に負けてしまってもったいない。
これももっと味の強い魚と合わせた方が美味しいと思う。
あと輪切りの唐辛子が合うと思う。
カンパチ丼
美味しさ:★★★★☆(美味しい!)
酢飯にカンパチの刺身乗せて煮切醤油を掛けて食べた。
フツーに美味しいけど煮切醤油だと少し塩気が足りない気がする。
普通の醤油のだともっと美味しいかも。
カンパチの炊き込みご飯
美味しさ:★★★★★(また食べたい!!)
中骨と昆布を炊飯器に入れてご飯を炊く。
強めに塩を振ったカマを別で焼き、炊きあがったご飯に身をほぐして入れ混ぜる。
魚の炊き込みご飯で久しぶりの大当たり。めっちゃ美味しい。
しっかりとした出汁に昆布がプラスされて旨味が強い。
カマの身を入れたので脂っ気も強く、それが炊き込みご飯のアクセントになる。
青物特有のほのかな酸味がまたご飯を進ませる。
養殖のブリとか脂の強い青物だと同じように出来そう。
これは是非またやってみたい。
カンパチのカマの塩焼き
美味しさ:★★★★☆(美味しい!)
真空パックを一月以上冷凍してから(忘れてた)食べたのだけど、冷凍焼けなども無く美味しく食べられた。
少し塩を強めに振るのがコツ。
カンパチとサバの竜田揚げ
美味しさ(カンパチ):★★★★☆(美味しい!)
美味しさ(サバ):★★★★★(また食べたい!!)
我が家の定番。サバが釣れたらとりあえず竜田揚げ。
サバがとにかく美味しい。
身質といい脂といい味といい揚げ物にバツグンに合う。
カンパチも美味しかったのだが、脂っ気が強すぎて量は食べれなかった。
味もサバには負けるかな。
皮つきで揚げてもらったけど特に気にならなかった。
シメサバ
美味しさ:★★★☆☆(もう一工夫)
脂の乗ってる身を三枚に下ろし
たまたま酢を切らしていたので白だしやら酒やらで酢を薄めて〆てみたけど失敗。
ほとんど〆らない割に妙に甘い感じに仕上がってしまった。
魚が良いのでそれほどマズくならなかったのが救い。
最初に砂糖で〆るのも何やらやり方があるっぽい。
シメサバ、要研究です。
シメサバの炙り
美味しさ:★★★★★(また食べたい!!)
上のシメサバを試しに炙ってみたらものすごく美味しくなった。
水分が抜けるのが良いんだろうか。
サバのカマの干物
美味しさ:★★★★★(また食べたい!!)
何となく塩の入りが悪い気がしたので振り塩をして更に30分。
酒で丁寧に洗い
天日干ししたかったところだけどずっと天気が悪かったで冷蔵庫で3日間乾かした。
乾いた後は真空パックし冷凍保存。
今回は上手に出来て、塩の入り具合も乾き具合も文句なしの会心の出来。
身の厚さが随分違うので、焼くときは弱火でジックリ焼くのがコツ。
本当に美味しいし、カマを捨ててしまっているなら是非試してもらいたい逸品。
この写真の多さが感動の量と思ってください。
サバのほぐし身
美味しさ:★★★☆☆(もう一工夫)
冷凍した身を解凍してから塩を振ってグリルで焼き、ほぐして醤油を一垂らしした後冷蔵保存。
焼いた時に脂と水気が出ていたのだが、それと一緒に旨味も逃げてしまったのか今一つ美味しくない。
脂っ気も無くパサついてしまってもったいなかった。
今度作る時は干物にしてからほぐし身にした方が美味しくなりそう。
サバ・ハガツオの真子と白子の煮付け
美味しさ(サバ):★★★★☆(美味しい!)
美味しさ(ハガツオ):★★★★★(また食べたい!!)
ほとんど雌だったので真子の煮付け。サバは1匹だけ雄だったので、ちょっとだけ白子入り。
サバの真子も白子も美味しかったのだが、ハガツオの真子が圧倒的に美味しい。
味の深みが違うというのだろうか、同じ鍋で煮ていても全然違って予想外だった。
サバは捌くとき疲れてたら「まあいいか。」って捨てても惜しくない味だけど、ハガツオは「もったいないから絶対にとっておきたい。」ってなるくらいには味が違う。
是非また食べたい。
ハガツオのアラのマース煮
美味しさ:★★★☆☆(もう一工夫)
アラに塩をして水分を抜いてから酒で洗い、塩水で煮たもの。
フツーに美味しいけど、『まあこんなもんかな』って感じ。
今度釣れたらアラは焼いてみたい。
ハガツオの刺身・炙り
美味しさ:★★★★★(また食べたい!!)
皮を引いてよく見たけど、寄生虫っぽい雰囲気は無かったので半身は刺身。
皮下脂肪凄かったので半身は炙りにしてみた。
カツオより上品な魚の味というのだろうか。
血の気が少なくなり、脂の旨味が強くなったような味で美味。
サワラに似ているという記事も見かけたが、サワラほどは脂っ気が無いと思う。
身は全部刺身と炙りにしてしまったが正解だった。
子供たちもよく食べたので、半身だけ刺身とかやってたら大人は食べれない所だった。
炙った後、百均のアルミバットに氷を乗せで冷やすと、水に落として冷やすより水っぽくならないと聞いたので試してみたらいい感じ。
今度から炙りはこれでやろう。
反省
【〇】ワインダー無しリール使えるようになってきた
使いたての時は指ワインドできなくて糸偏りまくりで『こんなリール本当に使えるんだろうか』とか思っていたのだけど、ノートラブルで使えるようになってきた。
慣れれば難しくないとか聞いていたけど本当にそう。
懸念だった魚を掛けてからの糸捌きも問題無かった。
これでジギング用リール安心して増やせそう。
【〇】5kgオーバーを手巻きであげることができた
慣れてる方からしたらその程度で、と思われそうだけれども。
これは本当に嬉しかった。
曲げて獲るためのフルソリッドロッド曲げれなかったり(脇ばさみから腰当てに替えられなかった)、ストレートポンピングもできなかったりと散々だったけど上げることができたので何よりである。
【〇】ジギングを始めた目的のカンパチを釣ることができた
こちらの記事にある通り、カンパチはジギングを始めた目標の一つである。
今回釣れたのはヒレナガカンパチなので厳密には違うのだけどまあカンパチということで。
なかなか釣りで目標達成できることないので良かった。
【×】何をやるにしても経験値不足
特に
- ドラグセッティング
- 魚とのファイト
- 根がかり対策(外し方、切り方)
はモロに出来なくてお恥ずかしい限りだった。
場数を踏むのもそうだが、常連さんが「船に乗って他の人を見ると良い。色んなやり方があるから。」と教えてくれた。
経験するにしろ見るにしろ船に1回でも多く乗るところから始めねば。
【×】魚の処理等、いつもできている事も出来なかった
何となくアタフタしてしまい、いつもやれている魚の処理もできなくてご迷惑かけてしまった。
自分でできる事はちゃんと自分でやらないと。
【×】船のパーツ壊してしまった
ヘリに寄り掛かった時にプラのパーツ割ってしまった。
船長は「いいよいいよ~」と言ってくれたのだけど人様の物壊しちゃダメ。
歩くところとか力掛けるとこはちゃんと見るようにする。
勝敗
◎
課題は多いながら大勝利。
本当に楽しかった。
そして美味しかった。
同船者の皆さんと船長、本当にありがとうございました。