富士市と沼津市の境ほどにある釣りのポイント、『昭和放水路』の説明と入り方。

特に進入経路に関して、住民の方にご迷惑が掛かっている噂を聞いた。
近隣住民の方や工事されている業者さんもいらっしゃるので、ご迷惑をかけないようにしたい。

昭和放水路 立看板


釣れる魚

春:アオリイカ
夏:ソウダガツオ、サバ、ワカシ、イナダ、ショゴ(子カンパチ)、ペンペン(子シイラ)、タコ、キス(若干)、タチウオ
秋:アオリイカ、タチウオ
冬:
通年:スズキ、クロダイ、マゴチ、ヒラメ

海側ではなく川側ではナマズライギョ、コイが釣れるという話も聞く(僕がやらない釣りだから聞いた話しか分からないけれど)。
フラッシュ放流をやった時にウナギが捕れた、という話も聞いたことがあるから、もしかしたらそんなのも居るかもしれない。
パッと見では川側に立ち入れるところはなさそうである。
無理して立ち入ったりしない事!!


位置とアクセス


位置



航空写真にして拡大するとこんな感じの放水路設備が見える。


住所としては富士市になるらしい。

アクセス

遠くから来られる方は『JR 東田子の浦駅』を目安にすると分かりやすいと思う。

富士方面から

昭和放水路 富士方面からのアクセス
赤い矢印からのアクセス。

昭和放水路 富士方面からのアクセス 目印
この橋が目印になる。

昭和放水路 富士方面からのアクセス 目印
分かりづらいが目印の看板がある。

昭和放水路 富士方面からのアクセス 目印
今回初めて知ったのだが、『広沼橋』というらしい。

昭和放水路 富士方面からのアクセス 目印
橋を渡った、ここが入り口。

昭和放水路 富士方面からのアクセス 目印
工事看板はいつか無くなってしまうので、バス停を目印にするとよい。

沼津方面から

昭和放水路 沼津方面からのアクセス
赤い矢印からのアクセス。

昭和放水路 沼津方面からのアクセス 目印
沼津方面からは若干分かりづらい。目安はこの信号機。

昭和放水路 沼津方面からのアクセス 目印
信号機の名前は『西柏原』。

昭和放水路 沼津方面からのアクセス 目印
この個人宅の壁の切れ目が入口。反対車線のミラーも目印になる。

昭和放水路 沼津方面からのアクセス 目印
壁が切れると突然入口があるので見逃し注意である。

ここからは共通

昭和放水路 道順
入口~水門

昭和放水路 道順
入ってすぐはうっそうとして見通しも悪いが、意外と交通量が多いので注意。

昭和放水路 道順
しばらく行くと水門が見える。

昭和放水路 道順
水門風景。ここに水を貯めて『フラッシュ放流』を行う。(後述)

昭和放水路 道順
水門~分かれ道

昭和放水路 道順
水門を右に見て左手にある坂を上る。写真ではわかりづらいけど結構急坂。

昭和放水路 道順
登り切ったところ。出会い頭の事故に注意。

昭和放水路 道順
すぐに三又の分かれ道にぶつかる。ミラーが目印。

昭和放水路 道順
ミラーを正面に見て右手に入っていく。

昭和放水路 道順
別の角度から見た図。

昭和放水路 道順
分かれ道~防潮堤上

昭和放水路 道順
分かれ道入ってすぐはまたもやうっそうとしている。

昭和放水路 道順
けど、すぐに行き止まりに辿り着くので奥まで行こう。

昭和放水路 道順
正直なところ地域の方始め色んな車が通行しているが、そういう事である。
上の写真の所で駐車するのが無難だと思う。(スペースは全くないけど)

昭和放水路 道順
注意喚起の看板を正面に見て右手に上り口があるので上る。

昭和放水路 道順
防潮堤上~ポイント

昭和放水路 道順
上ってから降りる道路はここ。下り坂はここだけなので、現場に行けばすぐわかるはず。

昭和放水路 道順
降りた風景。ここまでくれば後は自分で行けるはず。

昭和放水路 道順
頻繁に行っている工事の説明。これも目印になる。

昭和放水路 道順
沼津方面サーフは一見何もない空間が広がる。

昭和放水路 道順
富士方面サーフはテトラポッドの間からアクセスする形。

昭和放水路 道順
放水路横から。工事中で放水口が開いていなかった。

昭和放水路 道順
放水路上から。

昭和放水路 道順
後述するが危険なことがある。放水路上は立入禁止である。


特徴

人によって曖昧なのだが、ここを『沼津サーフ(片浜海岸、千本浜サーフ)』と『富士サーフ』の境目にしている人が多い印象。僕もそうしている。

沼津方面と富士方面を比較して、富士方面の方がより深いとされている。
が、昭和放水路周辺は侵食が激しく、一段と水深深くなっているらしい。
そのため、この近辺で侵食対策工事が頻繁に行われている。

沈み根が多いので沈める仕掛け・ルアーはロストを覚悟すること。
特に、沼津方面には

侵食対策 設置状況


こんな感じのネットが侵食対策で沈めてあり、これに引っかかったらまず取れない。
十分注意したい。


注意点


フラッシュ放流について

放水路内の堆積土砂放出の為、『フラッシュ放流』という放水を行うことがある。

要は水門を締めて水を貯め、膨大な水量を一気に放水することなのだが、この際

フラッシュ放流注意点

ここから水が噴き出すことがある。
非常に危険なので、放水路上には立ち入ってはいけない。

そもそも放水してしまえば魚が居られなくなるぐらいの勢いなので釣りも成立しない。
無理をすればまた釣り場が無くなってしまうので気を付けたい。


工事について

この近辺は侵食対策工事以外にも年中工事を行っている。

前回通れたところが工事中で通れない、といったことが良くあるのだが、工事敷地内は何があるかわからないので立入禁止である。

また、色々な立場から工事の是非をいう人がいるのだが、現場で働いている方々には工事内容の責任はない。(砂を入れるか決めるのはお役所である。)
釣れないのはまず自分の腕が悪いのだから、そっちに責任転嫁してクレーム入れたりしちゃ駄目である。