【料理】【反省】金州 コマセ カツオ五目
持ち帰った釣果
カツオ、ゴマサバ3、マサバ15
どうしても電動ジギング用ジグが欲しくて帰りながら釣具屋巡り。
結局見つからなかったのだが、帰宅は17時を超えてしまった。
料理
脂が無いわけではないのだが、やはりノリが薄い気がする。
つまみ食いしてみたら脂が弱い。旨味はあるんだけど・・・といった感じ。
ついでにハラモと中骨も取っておく。
この時点で夕飯が終わっていたので、全てフレッシュマスターに包んで真空パック。
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せっかくなので柵取りした身の方は、毎日フレッシュマスターを取り換えながら2日間ほど熟成させて、カツオの熟成刺身となめろうにして食べてみた。
旨味はやや強くなったがやはり脂のうまみが弱く、いまいちカツオを食べている満足感が無い。
期待はずれで終わってしまった。(写真撮り忘れた。)
つぎに大サバ
どうするか決めずにとりあえず3枚に下ろしていく。
3本とも、カツオとは打って変わって脂のノリが凄い。
特にジギングで食って来た一番大きい物は
皮目の所が大トロみたいで実に美味そうである。
一瞬刺身が頭をよぎったが、やはりアニサキスが怖いので全てシメサバにする。
一晩砂糖を振って水抜きし、翌朝から酢締め。砂糖の方が水気が抜けるらしい。甘くはならない。
その後冷凍してアニサキス対策。
食べるのが楽しみである。
後日食べたのだが妙に甘く、旨味も薄くて微妙な仕上がりになってしまった。
砂糖一晩はやりすぎだったと思う。反省。
最後に小サバ
実は船長も釣りをしていたらしく、帰り際にお土産をもらった。
船長この袋もう一つ分釣ってた。やっぱり上手だ
小ぶりのマサバ(ヒラサバ)15本。こちらはあまり太っておらず、脂ものってなさそう。
とりあえず何本か3枚に下ろし、冒頭の南蛮漬け用にとって置く。翌日奥さんに仕込んでもらう。
それでも9本残ってたのだが、もう全て下ろす気力が無い。
もう背開きしてヒラキでいいや、と思うのだが外は雨である。しかも夏。どう考えても干物が腐る。
どうするか考えて思いついたのが、『ピチットシート』を使った一夜干しである。
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塩水に漬けてから上げ、一晩ピチットシートに挟んでおけば簡易一夜干しの出来上がりである。
10%塩水と、ミリンと醤油を1:1で混ぜたミリン干し用の漬け汁の2種類を作って背開きを入れる。
この調子で2時間漬け、その間に他の魚を捌いていく。
捌き終わったら丁度良い時間経っていたので、漬け汁から上げて水分をふき取り、ピチットシートに挟んでいく。
勿体無いので1枚のシートに2枚の背開きを挟んだ。
これを冷蔵庫で一晩寝かせれば完成である。
で、一晩明けたら夏日の快晴。これは勿体無い。
一夜干しは良い感じに仕上がっていたのだが急遽天日干しもやることにする。
3時間くらい干したらテカテカに仕上がった。うまそ~。
だがすぐ食べる予定も無いので真空パックして冷凍しておくことにした。
後日食べたのだが、
- 塩漬け:しょっぱい。漬け時間を半分にしても良い。
- ミリン漬け:皮は美味しいが身の部分が物足りない。もう少し甘味が強くてもいいかもしれない。パッと見て見わけが付きづらいので、ゴマを振ればよかった。
という感想だった。美味しいのは美味しいのでもう一工夫、といったところだ。
食べてる最中に思い出して急遽撮った写真。割と脂ものってた。
反省
コマセワークの徹底
釣れない時間が長く、適当な時間が多かったと思う。
また、シャクり方もだらだらしゃくるのではなく
- 仕掛け分深く落とし
- なじむまで数秒待って
- 鋭くシャクって
- てっぺんで止め
- 金属音をさせないようにゆっくり下ろす
を徹底すればもう少しマシだったかもしれない。
コマセ・付けエサの管理
コマセが溶けた水に浸かってふやけてしまっていたのでザルを用意すればよかった。
付けエサも、あらかじめ味の素に漬けて持って行けばよかったし、もっと小分けしてクーラーから出せば餌持ちが良い状態で使えたと思う。
ジグのサイズを揃える
使ったバンブルズジグ150gは15cmくらい。
ジギングに食って来たサバの胃から出てきたベイトは10cmくらいだった。ちょっとジグが大きかったように感じる。
タングステン製のシルエットが小さい物を使えば、もう一回くらいはチャンスがあったかもしれない。
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今年の御前崎カンパチでも調子のよかったという、ここら辺が鉄板だろうか。
まとめ
ジギングはついでなのでまあいいのだが、コマセは他の誰よりも釣れてないのでもっと煮詰めたい。
まずはコマセワークと餌管理がとっつきやすいところだと思うのでそこから始めたい。