【インプレ】タイラバロッド 21紅牙AIR
『21紅牙AIR N69XHB-MT』のインプレ。
駿河湾~御前崎沖、金州までの万能タイラバロッドとして。
商品紹介
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内容
- グリップ
- ブランクス(バットジョイントタイプ)
- 竿袋
- ロッドベルト
- 保証書・取説
店頭で売っている段階から、プラの箱ではなくこの袋に入っています。
カーボンガイドなので店で買うときはしっかりチェックしてもらうといいかもしれません。(AGSは割れてると修理がべらぼうに高くつく)
テクノロジー・特徴
- AGS(エアガイドシステム)
- X45
- HVF NANOPLUS
- メタルトップ(スーパーメタルトップではない)
- AIR SENSOR SEAT
※主に感度、強度、操作性にそれぞれ寄与している。
選んだ理由
駿河湾(三保沖から大井川沖までの広いエリア)が僕のメインフィールドなのだが、夏~秋の余程凪の良い時でないと、ヘッドの重量が
最小 60g
最大 200g
最多 120g
という感じになる。
これに加え、そのうちやりたい御前崎沖ディープタイラバや金州タイラバをにらむとドテラで300gまでは背負える能力が必要になることが第一の理由。
次に、レンタルロッドでやってた時にどうにも指が痛く、トリガーが短い物の方が自分に合うのではないかと考え、エアセンサーシートを使ってみたかったのが第二の理由。
(自分でトリガー削ればいいんだけど、そこまでの思い切りはなかった…。)
最後に、どうしてもメタルトップの竿を使ってみたかったのが第三の理由。
これらから機種を選定した。
使ってみて
主な用途とタックル
タイラバ、タチウオサーベルテンヤ(ライトテンヤ)、湾内カマスサビキ、レイクジギング
リール:19炎月CT 150PG+ゴメクサス130mmロングハンドルカスタム
ライン:0.6号~1.5号を海域で使い分け
リーダー:3号~8号を海域で使い分け
感度
メタルトップによる目感度の良さに加え、AGSを始めとする軽さへの工夫は圧倒的に手感度も良くしている。
サーベルテンヤで特に顕著で、タチウオのおしゃぶりも明確に分かる。
ただこの感度がタイラバに必要なのかは今一つ疑問。というか多分要らない…。
タイラバ以外に使う当てがあるなら良いが、タイラバ専門だとオーバースペックに感じる。
強度
胴調子・乗せ調子の典型的なタイラバロッドだが、しっかり曲がって復元しながら上げてくるので強度不足を感じたことはない。突っ込みもきっちりいなす。値段相応の能力だと思う。
だがしかし、実はそんな大物釣りあげていないのでポテンシャルが分からないのである。(一番釣り上げてるのはタチウオ)
これからポテンシャルが発揮できるように頑張ります。
操作性
とにかく軽いので一日使っていて疲労が減った。
握り心地も良い。シマノの『エクストリームガングリップ』よりも個人的に相性が良い。
僕の手の大きさは手袋のLサイズがパツパツくらいのサイズ感なのだが下の写真のとおりである。
1つ自分と合わないところがあって、グリップエンドが短くて脇に抱えてると肘が痛くなってくる。
自分の身長は180cm前後。大柄の人は注意してほしい。
まとめ
僕が購入した時点での値段が39,600円で腹をくくって買った竿。一般的にもミドルハイクラスに当たると思う。
これにしたからって釣果が良くなったわけではないし、多分に釣り味に対する出費という意味合いが強く感じる。
メタルトップに拘りがあって選んだけど、例えばメタルトップだけで考えればこんなコスパロッドもあるし
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釣るだけなら、同じダイワでもここら辺で十分釣れると思う。正直、AGSもメタルトップもタイラバには必要ない。
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要するに、釣る性能だけ考えるとコスパは良くない。
しかし、当たりが分かるようになったり軽くて疲れなくなったりするので
今まで以上にタイラバが楽しめるようになる竿だと思う。
タイラバをやりこみたい人、繊細な辺りを楽しみたい人におすすめです。