【釣行】石花海 ヤリイカ(ちょっとジギング)
2024年12月21日㈯
大井川港 勝利丸にて
この上で寝るの凄く申し訳なかったのだけど爆睡させて頂いた。
道具立て
ヤリイカ用
- 16 リアランサー ヤリイカ 190(シマノ)
- 19 ビーストマスター 2000EJ(シマノ)
- Xブレイド オムニウムX8 アップグレード 4号 340m(Y.G.K)
前回と全く変わらず。
電動リールの挙動がおかしくてメーカー対応してもらったのだけど異常なしで帰ってきてしまった。使っていても実際異常なかった。何だったんだ。
ジギング用
- 21 スローバンプSSD 634/FSL(テイルウォーク)
- 17 オシアジガー 2000NRPG(シマノ)
- Xブレイド オムニウムX8 アップグレード 4号 300m(Y.G.K)
- ソルティメイト システムショックリーダーナイロン 60lb 6m(サンライン)
- ソリッドリング 内径6mm 220lb(オーナー)
- イモムシノット
- 初期ドラグ値 約4kg
水深150m~200m、使用ジグ350gだとロッドが弱すぎた。
リーダーは4ヒロ(1.8m×4=7.2m)だったのが切り続けて6mくらいまで短くなってしまった状態。特に考えとか無いです。
使用仕掛け・ジグ
仕掛け
ダイヤエース
リンク
これ一つで事足りた。
ジグ
- ジグパラバーチカル ロングスロー 350g
- スピンドル 300g
ロスト
無し。
仕掛け1つ解体したけど、ツノ回収できたので問題なし。
釣果
ヤリイカ2杯
サバ1匹
イカ釣りは手元忙しくて、釣り上げたときに写真撮る余裕が無くて…。状況
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『Windy』『タイドグラフbi』より。大井川港で代用 |
海況
釣行時間:5時半〜13時45分(実釣は7時〜12時45分)
天候:曇⇒雨
実釣エリア:石花海 (水深150m~250m)
風:西からの強風
水色:外洋の青
とにかく風が強く一日中吹いていた。11時過ぎて雨が降ってきたときは寒くて泣きそうだった。雨が降る前は極寒というほどでは無くちゃんと釣りができた。
凪は風の強さの割には悪くなかったが良くはない。強風で竿先がぶれる上終始上下してしまってアタリが取りづらく、アタリ取れてもロッドの上下をかわし切れずにイカが外れてしまい、イカ釣りには向いていない状況だった。時折大きなウネリが入って身体が浮いたりした。
潮はまったく流れていなかったらしい。
底潮が流れていたのか、底から2m~15mくらい妙に重たい場所があった。
今までは居なかった(らしい)サバが入っていた。
乗船者は僕のグループ3人+1人の4名。
僕たちは三人で左舷だった。
同船者・他船の状況
しかしどの船も釣果報告は『終日ポツポツ』といった感じで明言していなかったのでそれほど釣れなかった模様。
とび島丸はオニカサゴ狙いだったようだがそちらもパッとしなかった様子。
同船者も壊滅的で僕たちグループのヤリイカは2杯、1杯、0杯。
もうお一人も数杯だったと思われる。
レポート
出発から石花海到着まで
3時半~7時
3時に起きて荷物を積み込み出発。下道か高速か迷ったが、迷ってるうちにインター通り過ぎてしまったのでそのまま下道で向かう。
港に到着したのが5時前だったが既にお客さんがチラホラ。と思ったらお隣の喜久丸のお客さんたちだった。
そのうちに仲間が来てパーティーが揃ったので乗船。
誰もいないなあ、とは思っていたのだが、まさか僕たちのグループだけとは思わず図らずも(ほぼ)貸切となってしまった。ちょっと船長に申し訳ない。
投入器を借り釣座を準備しているうちに出港、灯りも消えたので船室に入って仮眠をとる。
1時間ほどで石花海に到着した。
釣り開始
7時~9時
予報から相当凪が悪いのを覚悟していたのだが、到着してみたらそれほどでもない。
「おもったより平気だね~」とか言いながら続きの準備を開始する。
この日は左舷だったが、ツノの扱いは利き手じゃないとできる気がしないので
釣座のセッティングはこの通り |
7時になって「はい、やってー」と船長の合図が出るが、仲間の一人が準備が終わっていない。お年寄りなので指先も眼もおぼつかないのだ。自分の準備は終わっていたのでそちらの方を手伝う。
結果一投もしていないのに、船長に「はい、上げて―」と言わせてしまった。
船長に「申し訳ない、のんびりやらせてよー」とお願いに行き、2投目から仲間みんなで投入。
ココで初めて海の様子が分かったのだが、なんか妙に重たいのである。
底の方はスカスカしているのだが、誘いながら数m巻き上げると途端に重たくなる。
水温躍層か、潮が流れてるのか…。分かんないけどシャクって無いと釣れないので誘い続ける。
一流し10程度でテンポよく流し替えてくれる。どうも波のせいで魚探が見づらいらしい。
3投目か4投目で回収したら一番下に1杯ついていた。全然アタリが分からなかったが、イカはちゃんと居るっぽい。
居るっぽいけど本当にアタリが分からない。風で竿先がぶれてしまうから余計である。
途中で定番のサバなんかも釣ったが
それも単発で続かない。船中何も無い時間が流れていく。
ちょっとジギング
9時~11時
まったく何もなく時間が過ぎていくので時合を過ぎたと判断。
船長に「ジグやっていい?」と了解を得てジギングに変更する。
イカっぽいグローが入ってるスロー系のジグを
ジグパラバーチカル |
スピンドル |
本日めちゃくちゃシャクリ辛い。というか150m以深のジギングって初めてじゃないだろうか。
4番の竿なのに曲がってばかりで反発させきれず、ジグ跳ねさせてる気がしないのである。
ジグ動かさないとどうしようもないのでとにかく大きく大きく竿を動かし、少しでもジグを動かす努力をする。
丁度ジギングに替えた一投目で「試しに深いトコやってみるか~」とかいって200m以深だったのもキツかった。
しばらく頑張ってたが反応も無いので奥の手登場。
作ってほぼほったらかしだったイカベイト投入。コレをフリーリグ(ビンビンスイッチともいう)みたいにして、タイラバみたいに『着底⇒ただ巻き』で使ってみる。…なんもない。
なんも無いので途中でロングフォールを入れたりワンピッチも入れてみる。
この手のアクションは調子に乗って強めに入れちゃうと
エビっちゃって地獄の重さになる。
車輪の再発明という |
コレはタダ巻きしてても派手にアクション入れてもトラブルなくて快適だったのだがやはり何も無し。
色々やって遊んでいたら、仲間の一人が当たったようで上げたツノに墨が付いていた。
時間も11時と石花海の時合である。イカ釣りに戻すことにした。
イカ再開
11時~12時45分
千切れた足やら墨やらがツノに付き始めたのでテンションが高まる。
前回教えてもらった『マイルドに、大きく』を意識して誘っていると、非常にわかりづらいがアタリがある。明らかにアタリの回数が増えている。チャンス到来である。
アタったところで微速(電動リール表示で『3』くらい)巻上、見事乗せることができたのでそのまま追い乗りを狙って微速で巻き上げていくがウネリをかわし切れずバラしてしまう。非常に勿体ない。
ならば、と次のアタリは載せたら追い乗りは狙わず、掛けたら中速(電動リール表示で『15』くらい)巻上で1杯ずつ確実に確保する作戦に出る。
悪くない考えだったのだが、仕掛けを回収するためにロッドキーパーに竿を掛けた瞬間にバラしてしまった。
竿はずっと手持ちでウネリの上下をかわす様に動かしているのだけど、ウネリ幅が大きすぎてかわし切れない。悔しい。
それでも1杯追加しもうちょっと何とかならんものか、と試行錯誤していたら雨が降ってきた。
西風に乗って降り付ける雨、非常に冷たい。
船長も反応を探して動いてくれていたが船中どころか海域のどの船もパッとしない。
雨もひどいので規定時間の少し前に「終わりにしましょう」のアナウンスが入り納竿となった。
お土産いっぱい
港までは1時間くらい。全身ぐっしょりで寝るのは船汚しちゃうので船室で話しながら帰港する。
港に到着して片付けていると「アジがあるから持って行って!好きなだけ!!」というので船長のクーラー開けてみると掛け値なしにクーラー満杯にアジが詰まっていた。
どうもサクラエビ漁かなんかの副産物っぽい。
仲間と「あんまりあっても帰ってから大変だよね~」なんて言いながら10尾くらい選んでクーラーに入れていたら、「俺も持って帰っても困るから!どんどん持って行って!!」って船長が言いだして僕たちのクーラーにわしづかみで入れだした。
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おすそ分け中の写真 |
船長曰く刺身でも全然問題ないとの事。
更に仲間の希望で焼津さかなセンターに寄り道してお土産も買ってもらってしまった。
釣果は寂しかったが、お土産に恵まれ帰宅した。