【雑記】二級小型船舶操縦士 調べて申し込んでみた
芦ノ湖で子供らと探検隊やりたい。ので船舶免許調べて挑戦してみた。
※取得まで書こうと思ったら大長編になっちゃったので2部に分けました。こちらは前編。
エンジン船に乗りたい
主な動機は冒頭の通り。
『彼らが親父の操船する船に乗りたいか』という問題があるけど知らない、僕が彼らとボートに乗りたいのである。
魚探掛けながら「ココにお魚がが居るんだよ~」とか、「湖の中にもお山があるんだよ~」とか、「アッチの方には何があるんだろうね~」とかやりたい。
なんなら魚いっぱい釣って親父の威厳を見せつけたい。いっぱい釣れるのかとかは知らない。
で、芦ノ湖である。
結構広いし、湖だから海ほど怖くないし、遊覧船とか浮いてるから程々にイベントがあって乗船中も子供が飽きづらそうだし、ワカサギ釣りなら子供でもできそうだし。
彼らが僕と遊んでくれなくなっても孤独にレイクジギング楽しめば良いのだ。魚探掛けも無駄にならなくてすむ。
彼らが親父と遊んでくれるのもそう長く無かろう。人生の先輩たちが皆口をそろえて教えてくれる。
まだ彼らはボートに乗れないけれども、早いうちに準備しといた方がチャンスは逃さなさそう。
ちなみに海はおっかないのである。いつも連れて行ってくれる遊漁船の船長さんたちには感謝しかないし尊敬する。
でもそのうち沼津とか行きそう。
免許と教習について
『ボートの免許が欲しい』とか思っても何にも知らないので調べるところから始まる。
船舶免許について
詳しい説明は『JMRA』を見るのが間違いない。試験の元締めである。
分かったのは以下のとおり
- 正式名称は『小型船舶操縦免許証』
- 国土大臣名義で交付される国家資格である
- よって試験も国家試験となる
- 免許等と同じレベルの身分証明書として認められている
- 最年少で16歳から、一般的にも18歳から習得できる
- 約2馬力、3m以上の船を操船するために必要
※それ以下の手漕ぎやエレキ付きなどは免許不要 - 行ける海域等で免許にいくつかの種類がある
- いずれも種類も『学科試験』『実技試験』『身体検査』がある
- 合格率は(種類にもよるが)90%を超える
種類のまとめはJMRAに分かりやすい絵があった。
![]() |
JMRA 免許の取得より |
目標は芦ノ湖(+もしかしたら沼津近辺)なのだから『二級船舶』を取れば良い。
僕の行ける圏内では最安だった免許スクールなのだが、この度35周年ということでキャンペーンを行っていた。最安が更に最安になっている。
沼津行くかも…、とか欲張っちゃうので『湖川限定』はやめておくことにした。
教習の種類
多分目指す人が一番多いであろう二級船舶、教習を行っている場所も多いのだが値段がピンキリである。
そもそも受験の仕方にも種類があることが分かってきた。
個人受験
費用:約3万円 日数:1日~
いわゆる『一発受験』。ネットを探していると成功している剛の者も見かける。
実技・学科いずれの勉強は勿論の事、試験や免許の申請まで自力で行う必要がある。
メリットはとにかく安い事。
試験手数料だけなので3万円掛からない。教科書や交通費等の必要経費を含めても4万円しないと思われる。
試験日当日しか拘束されないので、拘束時間が短い点も大きなメリットだと思う。
デメリット、というか懸念点はとにかく実技の練習ができない(できづらい)。
『船舶所有者に伝手があって、その人が練習に付き合ってくれる』という状況は稀であろう。よしんばそんな状況が用意できたとしても、免許未収得者が練習するために事前の届け出が必要な場合があるとの事なので現実的ではない。
(そういう状況が用意できる方はそもそも実技の練習必要ない気がするが)
よって実技の練習は動画を見てのイメージトレーニングがメインになる。で、試験当日初めて操船する。これは受かるかどうか以前に、安全面でも不安では無かろうか。
僕はこの点が解消できなくてこの方法を諦めた。
『免許スクール』に通う
費用:7万円~10万円 日数:1日~
マリーナやボート販売業者等が主催する『免許スクール』を受講して国家試験に挑戦する方法。授業や実技の講習はあるが、試験自体は国家試験を受験することになる。
場所によるが、大体は事前学習が必要になる。
事務手続きは大体が代行してくれる。
様々な内容が用意されているので自分に合ったサービスを選択できるのが最大のメリット。『最短1日で習得』とか『隔週日曜日のみの受講』、『実技の国家試験のみ免除』など、探せば色んなプランが用意されている。
比較的割安なのもメリットだと思う。
試験に落ちた場合再受験に費用が掛かるのがデメリット。受験に法定費用が掛かるので『落ちた回数によっては下記の教習所に通った方が結果的に安かった』ということになりかねない。
あと、デメリットというか不安な点はスクールの内容がバラバラである点だと思う。
色んなサービスが展開されている分、良く調べて自分の求めているところを見つけないといけない。教習は実技のみというスクールに勉強が苦手な方が入ってしまったら学科試験は結構本気で苦労するであろう。自己責任でしっかりと探さないといけない。
『登録小型船舶教習所』に通う
費用:8万円~15万円 日数:2日~3日
国交省に登録されている『登録小型船舶教習所』に入校して学科・実技共に教習を受ける方法。事務手続きも代行してくれる。
自動車学校と同じと言えば大人には分かりやすいだろうか。
学科・実技共に修了試験に合格すればOKなので国家試験が免除されるのが最大のメリット。修了試験なので合格するまで何度でも付き合ってくれる。つまり確実に合格できる。
事前学習が無くても何とかしてくれるのでトータルでかかる時間が短いのもメリット。
(勉強しておくのに越したことはないが。)
デメリットはとにかく金額。高い。
免許スクールの2倍、自己習得の3~4倍掛かってしまう。割と良いリール1個分くらいの差額は流石に高い。
時間と安心・確実性を買うイメージだろうか。
因みにスクールも教習所も地域によって値段の差が凄い。同じ系列の教習所でも場所と時期によって数万円違ったりするので、自分で行ける範囲を広く調べた方が良い。
キャンペーンに弱い
ここまで調べて
- 免許スクール
- 教習所
のいずれかに通おう、と考えていた。
考えていたところでいいの見つけちゃった。
特別割引ですって!?
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いずれも『ショウエイ・マリン』より |
僕の先輩もここで教習を受けて無事一発で免許を習得している。悪いスクールではないことは分かっているのである。