【釣行】石花海 ヤリイカ
2024年11月17日㈰
清水港 公翔丸にて
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ボケちゃった… |
道具立て
- 16 リアランサー ヤリイカ 190(シマノ)
- 19 ビーストマスター 2000EJ(シマノ)
- Xブレイド オムニウムX8 アップグレード 4号 340m(Y.G.K)
使用仕掛け
ダイヤエース
リンク
サカナ針
リンク
各1つずつ。
計2組。
ロスト
仕掛け2組。
ツノは全て回収できたので実質ロスト無し。
釣果
ヤリイカ 9杯
カガミダイ 1匹
全体の写真撮り忘れた。半分くらいは落ちちゃった(死んじゃった)けど、もう半分は終わりまで生きてた。
風が強く終始吹いていた。
反応は一日通してポツポツとあったようで、基本的には底ベッタリながら10時位には底から30mくらいまでの高い反応もあった様子。
サバも居たみたいだが、僕が見ている範囲で船中には上がってきていなかった。
乗船者は12名。3+2+4?+2?+僕。
僕が多分一番の初心者で、遠方から来られたベテランの方も乗船されていた様子だった。
僕の釣り座は右舷の真ん中で若船長にベッタリ面倒を見てもらった。
基本的に渋く、朝一と11時の時合で数が稼げたかどうか(多点掛け、手返しの良さ)が分かれ目となっていた。
何故か200mの底からメジマグロを釣った人が居た。
海域に他船は10隻ほど。
恐らく一番釣っていたのが僕たちの船で、後程確認した釣果情報だと他の船は良くても10杯程度だった様子。
見かけた船は御前崎港茂吉丸、大井川港勝利丸、用宗港興津丸、清水港シンセイ丸、沼津港舵丸等々。
カガミダイは外してくれた瞬間にリリースされていった。
状況
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『Windy』より |
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『タイドグラフbi』より。焼津近辺で代用 |
海況
釣行時間:4時半〜14時半(実釣は7時〜13時)
天候:晴
実釣エリア:石花海 (水深150m~200m)
風:北~北東からの強風
水色:外洋の青
直前までは予報が悪かったが段々収まっていき、最終的には凪の釣行日となった。
朝一~9時位までは多少ウネっていたが、11時ごろには湖のような凪。酔うほどでは無く良い状況だった。
11月の割に冷たい風では無く心地よかった。
11月とは思えないくらい暑い日で半袖で良いくらいだった。
潮はそれほど流れていなかったんじゃないかと思う。
船は風で流されていた。
反応は一日通してポツポツとあったようで、基本的には底ベッタリながら10時位には底から30mくらいまでの高い反応もあった様子。
サバも居たみたいだが、僕が見ている範囲で船中には上がってきていなかった。
乗船者は12名。3+2+4?+2?+僕。
僕が多分一番の初心者で、遠方から来られたベテランの方も乗船されていた様子だった。
僕の釣り座は右舷の真ん中で若船長にベッタリ面倒を見てもらった。
同船者・他船の状況
船中は(多分)20杯~9杯で僕がスソ。基本的に渋く、朝一と11時の時合で数が稼げたかどうか(多点掛け、手返しの良さ)が分かれ目となっていた。
何故か200mの底からメジマグロを釣った人が居た。
海域に他船は10隻ほど。
恐らく一番釣っていたのが僕たちの船で、後程確認した釣果情報だと他の船は良くても10杯程度だった様子。
見かけた船は御前崎港茂吉丸、大井川港勝利丸、用宗港興津丸、清水港シンセイ丸、沼津港舵丸等々。
イカ泳がせをやっていて30kgオーバーのキハダを2本上げた船もあったらしい。
職漁船も出ていたのでデカいのがソコソコ居るっぽい。
レポート
写真を撮る暇が無かったのでダイジェストでお送りします。
時間
3時起床。やたら寒かったので急遽防寒具を追加する。
4時前には港に着いたのだが既に出港準備は整い、お客さんも半分以上準備が済んでいた。
自分の釣り座を支度し終えたらベッドに入り就寝。
2時間ほどゆっくり休んで石花海へ向かう。
6時半過ぎには石花海到着。
竿入れは7時からなので時間までポイント捜索。時間と共に投入。
7時~8時半くらいまでと11時~12時くらいに明確に時合があり、そこでパタパタと釣ることができた。
この11時の時合は昔からの石花海のパターンらしく、なぜか釣れることが多いのだそう。
13時に釣り終了。
帰りもぐっすり休んで15時前には港を出ることができた。
道具
仕掛け
特にあってよかった物
- ブラシ
イカのスミやちぎれた足の掃除に必須。 - イカカッチャキ
イカ締めるのが圧倒的に楽。 - ザル
イカをすくうのに効率的。もっとデカくてもいいくらい。 - 水を入れたペットボトル
ツノが全く傷まなかった。
無くても良かった物
- 30号の中オモリ
ヤリイカは仕掛けを底に這わせたりしないらしいし、そもそも必須では無いので10号くらいの一つあれば十分。 - 大型クーラーボックス
朝一番に笑われてしまった。確かに30杯くらいまでなら25ℓで十分そう。 - 魚掴みグローブ
イカ掴むにも魚掴むにも手返しが命なので、そんなもの使っている暇がない。 - 小細工一式(集魚剤・ケイムラマーカー)
使ってる暇が…。
その他
ヨリトリリング付近が暴れてツノが落ち着かず、手前マツリになってしまうことが何度かあったので、ヨリトリリングや中オモリを安定させる工夫を考えた方が良い。
釣座
手返し良く、仕掛けをまつらせないために重要なポイント。
今回は右舷だったので図の通りだが、反対舷になったらコレが逆になる。
ミヨシの方に竿とロッドキーパー、イカを入れておく桶。トモに投入器で、クーラーをその下に入れておくとコンパクト。投入器とロッドキーパーの間が自分の居場所で大体大股1歩分。
船べりの下の棚には色々入れておけるが、ツノが落ちた時の為にタオルやグローブを入れておかない方が無難。
魚掴みグローブにツノが入ってしまい外すのにとても時間が掛かった。
釣り方
コレを教わりに行ったと言っても過言ではない。色々教えてもらえて本当にありがたかった。
手順としては
(●が釣れたパターン ■が釣れないパターン)
- ●■投入の合図と同時に投入
- ●■誘い
- ■当たらなければ30m程巻き上げて入れ直し
- ● 当たったらすぐに合わせて掛ける
- ● その後微速巻上で追い乗りを狙う
- ●■適当なところで回収に移行
- ●■仕掛け回収・投入準備
といった感じ。
以下解説。
投入の合図と同時に投入
船長の合図と同時に投入開始。遅れてしまうとオマツリの原因なので1回休みになる。
中深場や深海の釣りと一緒。
(200mだから中深場そのものなのだが)
オモリを前方に大きく投げると投入器に入れたツノがポンポン出ていくので、そのすきにクラッチを切って軽くサミングしておく。
糸が安定して落ち始めたらキーパーから竿を外して海面に向け落とし込んでいく。
ヤリイカは一番最初に目についたツノに乗ると言われるので少しでも早く着底させる。
(ただ、今回の釣行ではあまりそんな感じはしなかった。)
誘い
若船長にコツを聞いた時に真っ先に言われたのは「マイルドに、大きく。」だった。
シャクリ上げている最中に乗ってくるので、上げながら竿先を注視して反応が有ったら合わせて掛けていくのが良い。
実演してもらったときは
- 海面に向けた竿先を1秒くらいかけて頭上まで大きくアオる
- 竿を下ろしながら電動巻上で糸ふけを巻きとる
- 間髪入れず再びシャクリ上げ
- コレを10m分ほど繰り返し、当たらなければ底まで落として最初から
という風にやって見せてくれた。
(これを「リールに仕事をさせる」と表現していた。)
隣で良く釣っていた方は違ったやり方をしていて、海面から水平くらいまでシャクリ上げ巻取は手動で行っていた。
ここら辺は個人差が出てくるところだと思う。
当たらなければ30m程巻き上げて入れ直し
何回もシャクって、落として…、を繰り返しているとイカがスレて来るので、3回くらい誘いのルーティンをこなしたら30mほど巻き上げて落とし直した。
ここら辺はタイラバと一緒。
当たったらすぐに合わせて掛ける
当たったら巻き上げて合わせる。
手巻きだとどうしても安定せずにバラしてしまいそうなので、電動巻上で合わせた方が無難だと思う。
その後微速巻上で追い乗りを狙う
そのまま置いて置くとバレてしまうが、できるだけ多くのイカを掛けたいので
微速で巻き上げて追い乗りを狙う。
どのくらいの距離を、どのくらいの速度で巻き上げて追い乗りを狙うのかは状況次第で腕の見せ所なのだが、シマノ2000番で巻上スピード2~4くらい、最初のアタリから15mくらいが目安の様に感じた。
適当なところで回収に移行
いつまでもチンタラ巻いているとサメに取られる上に、そもそも手返しが悪くなるので適当なタイミングで回収に移行する。何もついていなければ全速巻上。
イカが掛かっている場合は気遣いが必要。
残り15mくらいまでは竿を手で持ち波を殺す様に柔軟に合わせていく。
巻き上げも、早く巻き過ぎると身が切れてしまうが遅すぎてもバレてしまう。
15だと波のタイミングで身切れしてしまうことがあったので、12~14くらいが無難っぽい。
仕掛け回収・投入準備
イカ釣りの醍醐味でキモ、イカツノ捌き。
- 電動巻上が停止したら、丁度中オモリが良い位置にきて仕掛けが暴れないところまで手で巻き上げる
- 中オモリを船べりの内側に入れて垂らしておく
- 仕掛けを手繰る。右手で最初のツノを持ち、次のツノを寄せてくる
- 左手で寄せたツノをつかむ
- 右手で持っていたツノを投入器に入れる
- 左手で持っているツノを右手で掴み直す
- この時イカが付いているなら、空いた左手で外して生け簀に投げ込む
- 最後のツノまでコレを繰り返す
- オモリまで回収したら、オモリを転がらない所に置いておく
ココでのコツは大きく手繰る事。一手繰りでツノ⇒ツノを手繰る様にする。
身を乗り出すと危ないのでとにかく手元にツノを寄せる事を意識する。
ツノを寄せるときに左手の指を滑らせることによってヨリを取るのも忘れない
ダブルカンナなのでイカはおいそれと外れない。とにかく焦らない。
(実際に水面でイカがバレた事は一回も無かった。)
ココで焦って次の投入に間に合わなくなったり、手前マツリして時間をロスするのがとにかく勿体ない。
逆に慣れてくれば単調作業なので、ツノの数をどんどん増やすことができるようになる。
とにかく修行あるのみ。