美味しく頂きました。

サバは2枚下ろし、イラは3枚下ろし、カサゴはエラワタだけ取ってそれぞれキッチンペーパーに包み冷蔵庫へ。
ヒレナガユメタチはよく分かんなかったのでタチウオと同じように筒切りにした。

ヒレナガユメタチ


ヒレナガユメタチ 料理
エラワタと頭を落としてぶつ切り。
ヒレナガユメタチ 料理
20cmくらいの物が6枚取れた。
ヒレナガユメタチ 料理
お腹の中は真っ黒でやはりタチウオっぽい。

ヒレナガユメタチの塩焼き

美味しさ:★★★★☆(美味しい!)
ヒレナガユメタチ 塩焼き
筒切りにした物に塩を振りグリルで丁寧に焼いてもらった。

箸を付けた瞬間は水っぽいように感じたが、食べるとそんなことは無くフワフワと柔らかい身質を楽しめる。
脂っ気はそれほど感じないが淡白な旨味がいつまでも残って美味しい。
ご飯のおかずというよりコレ単品で楽しみたい感じ。

皮は特に硬かったり臭かったりせず癖が無い。
皮目特有の脂っ気や旨味も感じないのであっても無くても良さそう。

内臓を抜いた、腹の薄くなっているところがカリカリに焼けていてとても美味しかった。

ヒレナガユメタチの煮付け

美味しさ:★★★★★(また食べたい!!)
ヒレナガユメタチ 煮付け
味醂や醤油で作った煮汁で15分ほど煮て冷まし(煮汁を染みこませるため)、食べる直前に温め直したもの。

僕一番のお気に入り料理。
甘い煮汁の濃い味と身の淡白な旨味が調和してとても美味い。
塩焼きとは違い、コレは絶対にご飯のお供だと思う。

塩焼きもそうだったが、骨が大きくて身離れが良いので食べるのがとても楽なのも嬉しい。

ヒレナガユメタチの炙り

美味しさ:★★★★☆(美味しい!)
ヒレナガユメタチ 炙り 刺身
筒切りの厚い部位(腹のすぐ後ろ辺り)を三枚に下ろして炙りにした。

献立の都合で2日寝かせてから食べたが特に臭みや傷みは感じなかった。おそらく1週間くらい熟成できそう。
寝かせたからなのか元の身質なのか分からないが、身が締まってシメサバのような硬めの身質になっていた。

今回の料理法の中では淡白な旨味がもっともわかりやすい。
脂の旨味は感じなかったが、醤油に多少脂が浮いていたので脂っ気が無いわけではない様子。
奥さんはポン酢で食べていてそれも美味しかったが、単純に醤油+ワサビが一番合うと思う。

ヒレナガユメタチの揚げ物

美味しさ:★★★★☆(美味しい!)
ヒレナガユメタチ 揚げ物
片栗粉をまぶして揚げただけ。

揚げたては身も締まり、サクサクして食感が良い。
反面冷めてくると一気に油っぽくギトギトになってしまうので暖かいうちに一気に食べると良さそう。
油と旨味の相性が良く、ボリュームのある味わいになる。
塩・醤油・ポン酢・煮付けの煮汁等々色々つけて食べたけどどれに付けても味が負けていなかった。
無難に塩が好きです。

ヒレナガユメタチ 骨
骨がとても立派

マサバ


マサバの味噌煮

美味しさ:★★★★★(また食べたい!!)
マサバ 味噌煮 金州
午前中に煮付けたものを食べる直前にレンチンしてもらった。

THE・普通の味噌煮だが味が沁みてて単純に旨い。
それほど脂が乗っている個体では無かったが、その分サバの強い旨味を良く感じた。

マサバのトマト煮

美味しさ:★★★★☆(美味しい!)
マサバ トマト煮 金州
コチラは食べる直前にタマネギ入りトマトソースで煮てもらった物。
『煮た』と言うより『煮炒め』のほうが正しい表現だろうか。

トマトソースの味が強いがサバの旨味もそれに負けていない。
サバに味が沁み込んでるわけでは無いので、トマトソースと一緒に食べると美味しい。子供たちがよく食べていた。

僕は味が沁み込んでる方が好きなので味噌煮の方が好きかなぁ。

マサバの白子ポン酢

美味しさ:★★★★★(また食べたい!!)
マサバ 白子ポン酢 金州
大変立派な白子が入っていたので、湯掻いてポン酢で食べてみた。
一晩おいてからの料理だったので気持ち長めに火を入れる。目安は、茹でているときに箸でつまむと崩れるかどうかギリギリくらいの硬さ。

白子の味が濃厚で美味しい。
強めに火を入れた割にはトロッとした食感も楽しめて大満足。

アニサキスも見た感じは入っていなかった。

イラ

何回か食べていて水っぽい身質なのは分かっていたので、ピチットシートで徹底的に水分を抜く。


次の日に奥さんが様子を見た時は(包んでから12時間後くらい)引くほど水分が出ていたらしい。
イラ ピチットシート
水が溜まっとる

イラの香草揚げ

美味しさ:★★★★★(また食べたい!!)
イラ 香草揚げ
ハーブソルトとニンニクで下味を付け、パン粉を付けてフライにしてもらう。

過去一美味しいイラの料理が完成してビックリ。
旨味や味わいはそれほど感じないが魚が衣の味をキチンと引き立てている。
水分を抜いたおかげかネッチョリした食感も無くなっていた。
海苔弁とかに入っている白身フライに非常に近いイメージ。

これだけでも美味しかったのだけど、食べているときに奥さんが思いついてしまった。

イラのフィッシュバーガー

美味しさ:★★★★★(また食べたい!!)
イラ 香草揚げ フィッシュバーガー
適当なパンに香草揚げとキャベツを挟み、ウスターソースで味付け。

コレは間違いない旨さで大当たり。
絶対に好きな人がいる味わいだと思う。

パンが無かったのでコレ一回で終わってしまったが、これをやる為にまたイラを釣ってもいいと思うくらい美味しかった。

アヤメカサゴ


アヤメカサゴの味噌汁

美味しさ:★★★☆☆(もう一工夫)
アヤメカサゴ 味噌汁
捌いたものを軽く湯通しして汚れと鱗を流し、そのまま味噌汁に入れた。

出汁は出ているけどちょっと弱いかなあ。
小さい分、汁の量を減らすとかしないと味わいが出てこない感じ。

死んじゃうので持って帰ってきたけど食べても美味しくないことが良くあるので、やはり小型な物はリリースした方が良い。


反省


【〇】肘当てジャークが多少できるようになった

『腕を上げる』と言うより『肘を下げる』イメージでやってみたら格段に上手にシャクれるようになった。
まだ安定しないし、脇挟みとの使い分けも良く分かってないけど一歩前進。

【〇】マーフィックスのドラグレバーカスタムは正解

コレをやっておいたおかげで左右の手でドラグレバー操れて何とかなった。
右手(ハンドルの持ち手)だけだったらもたつき過ぎて根がかり連発したと思う。
高かったけどそれだけの価値があった。

【△】ジグを絞るか否か

常連さんから伺ったのだが、その方は信用できる1種類のジグしか持ってこないらしい。

確かに迷う時間とかジグ買うお金とか無駄をだいぶ省けるのでいいかもしれない。
まだ信用できるジグが何なのかよくわかってないんだけど。

【△】探る層をどうやって決めるか

何も無いときに適当に探る層を決めるのだが、シロカジキを当てた方は『何も無いから全層探っていた』と教えてくれた。
魚探とか同船者に反応があればそこら辺を探ればいいのだけど、なんも反応が無いときにどこを探るのかは、自分の中でルーティーン決めておかないと次につながらない気がした。
それかひたすら全層探り続けるべきだろうか。

【×】レバードラグリールの練習が必要

カスタムのおかげで何とか使えたがまだまだまだまだぎこちないので引き続き練習が必要。
慣れるとハンドルの回転に合わせてレバー入れられるのでそこら辺が練習のポイント。

【×】タイラバはやはり持って行きたい

他の船でも厳しかったようだけど、パターン的にはタイラバがベストマッチの日だった。
こればかりは行ってみないと分からないのでしょうがないのだけど、道具が無いから持っていけなかったのはやはり切ない。
1.5号前後が300m以上巻ける強いリールって限られるし、いい値段する物ばかりなんだけど買っちゃおうかなあ。

【×】エビング試さなかった。細仕掛けも必要かも

せっかく作っていったのに出し時が分からなくて使わなかったのが勿体ない。
後半釣れないときにバチコンみたいに使っても良かったのだけど、如何せんハリス30号は使い勝手悪すぎる。
エビング持って金州に行くなら、念の為の10号くらいの仕掛けは作って行っていいのかもしれない。

【×】タコベイトでタイラバ作っても良かった

最後半タコベイトが好調だった時に、インチクみたいに使っていたけどまるで釣果につながらなかった。
イカベイト用に六角錘とか持って行っていたので、それとアシストフック組み合わせて即席タイラバ作っても良かったって後から気が付いた。
道具があるのに思いつかないの勿体ないのでもうちょっと道具箱漁る癖付ける。


勝敗

〇…?

なんやかや釣りも料理も楽しめたから勝ちか?
いや、でも金州の割に釣果渋いからダメか?でもロスト無かったし…。

絶妙に微妙だけどギリ判定勝ち。


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