修理のついでにOH(オーバーホール)に出してみた。
買ってから4年くらい?初体験です。
シマノ オーバーホール 修理 ビーストマスター 2000EJ

衝撃の浸水

釣行後に水洗いしてたら液晶に浸水した。
シマノ オーバーホール 修理 ビーストマスター 2000EJ
決して村田式とかやったワケじゃないんです…
今まで通りシャワーで流水当てながらメーカーで説明されているように洗っていたのである。
今までと同じように洗っていて、洗い終わったらしっかり浸水していたのである。
おっかなくて通電できない。

振ってみたけど出てくる気配無し。
数日置いておいても減る気配無し。
なにがしか対応しないとダメっぽい。

自分で変えられないかな、と思ってパーツリストみて仰天した。
シマノ オーバーホール 修理 ビーストマスター 2000EJ
シマノカスタマーセンター より
たっかいのである。
カウンター周り一式でパーツが出るのだが構成パーツの中で一番高い。
なんで心臓部のモーターより高いんでしょうか…。

そもそも自力で交換できなさそうだし諦めて修理に出すことにした。


結局メーカーへ

リールオーバーホールのショップに出せば、中古パーツや分解清掃とかで済まないかと思って問い合わせてみたが、結果的には新品のパーツ交換が最適という結論に落ち着いた。
壊れるまで使って買い替えも考えたが、まだまだ同機種高いし勿体なすぎる。

値段にビビッて二の足踏んでいたのだけど、とあるショップの方から「シマノはカウンターユニットの無償交換に比較的対応してくれる。」という勇気の出る情報を頂いたので腹を括ってメーカーに出すことにする。

持ち込んだのはいつもの釣具店。
馴染みの店員さんたちに浸水を見せると『あ~…。』っていうリアクション。皆高くつくのよく知っているらしい。

持ち込んだのはお盆の最中。
メーカーに送り、見積もりを出してもらってから修理の可否を決めていく流れとの事。

『メーカーからの回答が遅くなるかも』との事だったが、当面使うあても無いのでお任せすることにした。

メーカーからの回答は

一月くらい待つ覚悟していたのだが10日くらいで回答が来た。

釣具店からの電話で「診断書とリールが返ってきています。」と言われて???って感じだったのだが、診断書を見て納得した。
シマノ オーバーホール 修理 ビーストマスター 2000EJ
パーツの無償交換で対応してもらえたのである。

あわよくば、とは思っていたが実際にそうしてもらえるとメッチャ嬉しい。
新品交換なので画面周りのパネルがピッカピカである。
『今までのリールデータが消えてる』とか『水深目安のシールが無くなってる』とかあるがそんなのは些細な問題。

まさに僕にとっての神対応であった。


ついでにOHも

このタイミングでいいキャンペーンをやっていた。
シマノ オーバーホール 修理 ビーストマスター 2000EJ
シマノ より
本当は修理ついでにOHもやってしまいたかったのだが、メーカーから返ってきてしまったのでもう一度送ってらうことにする。

フルメンテナンスコース(5,500円)』と『スタンダードコース(4,950円)』の2種類のコースがあるが、長年OHしていなかったのでフルメンテナンスコースを選択。

今度は3週間ほどかかったが無事帰ってきて
シマノ オーバーホール 修理 ビーストマスター 2000EJ
使いっぱなしの割には良好な内容だった。

OH時の状況としては
  • 購入してから4年程度(2020年3月に購入)
  • 使用回数は合計20回程度
  • 主な用途はコマセ、電動ジギング
  • 最も大きい釣果は(恐らく)2kg程度のマダイ
  • 巻上距離、使用時間は不明(浸水した時点で通電しなかったため)
といった感じ。

交換されたのは
シマノ オーバーホール 修理 ビーストマスター 2000EJ
シマノカスタマーセンター より
スプールを支えるベアリングが一個のみ。
掛かった費用は

計:5,335円

だった。

シマノ オーバーホール 修理 ビーストマスター 2000EJ

シマノ オーバーホール 修理 ビーストマスター 2000EJ
キャンペーンのオマケでカラビナライトが付いてきた。
外すと光ってくっつけると消える便利グッズ。


自前の小細工

手元に帰ってきたのでやりたかった小細工を少々。

糸の表裏巻替え

ラインを2年くらい使いっぱなしなので表裏入れ替えた。
入れ替えとか簡単に言うけれど
  1. リール空スプール①(糸の奥が手前)
  2. 空スプール①空スプール②(糸の前が手前)
  3. 空スプール②リール(糸の奥が手前)
と三回糸を巻かないといけない。
シマノ オーバーホール 修理 ビーストマスター 2000EJ
コレ持ってなかったらやらなかった
ルアーバンク公式ストアで販売しているライン巻き取り専用ビットのおかげで非常にはかどった。

シマノ オーバーホール 修理 ビーストマスター 2000EJ
リールから空スプール①へ
シマノ オーバーホール 修理 ビーストマスター 2000EJ
数年ぶりにスプール見た
シマノ オーバーホール 修理 ビーストマスター 2000EJ
空スプール①から空スプール②へ
シマノ オーバーホール 修理 ビーストマスター 2000EJ
スプールピンに糸を結び
シマノ オーバーホール 修理 ビーストマスター 2000EJ
ラインテンショナーでテンション掛けながら糸巻き
いつぞや作ったラインテンショナーに仕事をしてもらって完了。
完了後に試してみたけどほとんど誤差無かった。OHで補正してくれてあるので当たり前なんだけど。

準備から完了まで、道具を出しながらやって30分掛からないくらいだった。

水深シール貼り

僕すぐにラインの色が今どの程度なのか忘れるので目安のシールを貼っておく。
コレもルアーバンク公式ストアで販売している水深分かるシール使うととても便利。

シマノ オーバーホール 修理 ビーストマスター 2000EJ
必要なのは脱脂用のアルコール、シール、防水シール、ピンセット。

シマノ オーバーホール 修理 ビーストマスター 2000EJ
シール貼る所キレイに拭いて
シマノ オーバーホール 修理 ビーストマスター 2000EJ
指で貼るとすぐ剥がれる上に真っすぐにならないのでピンセット
シマノ オーバーホール 修理 ビーストマスター 2000EJ
水に当たるとふやけちゃうので耐水テープでカバー
シマノ オーバーホール 修理 ビーストマスター 2000EJ
完成。
かっこ悪いけど気にしない。

フォールレバー取付

シマノがパクったインスパイアされたと噂の後付けフォールレバーを取り付け。

シマノ オーバーホール 修理 ビーストマスター 2000EJ
パーツを
シマノ オーバーホール 修理 ビーストマスター 2000EJ
ただ取り付けるだけ
一応傷対策にゴムワッシャーやらプラ製シム(ペットボトル切っただけの簡易版)を噛ませているが、取り付けはレバー部をねじ込んで締め付けるだけなので非常に簡単。
バランス悪くならない様に調整してとりつけた。

ココまでやって修理・OH前の状態に戻すことができた。
新しいリール買ったみたいなワクワク感があってOHも悪くないな、というのが感想。

使うあては当分無いけど使うの楽しみである。