【釣行】焼津 アジ⇒タチリレー
2024年8月11日㈰
道具立て
コマセ
- 19 ライトゲームci4 type73 MH225(シマノ)
- 19 ビーストマスター 2000EJ(シマノ)
- Xブレイド オムニウムX8 アップグレード 4号 340m(Y.G.K)
サーベルテンヤ・カブラ
- 21 紅牙AIR N69XHB-MT(ダイワ)
- 19 炎月CT 150PG(シマノ)
- UVF ソルティガSJデュラセンサー×8+Si2 0.8号 300m(ダイワ)
- ショックリーダー ナイロン 16lb 1.5m(バリバス)
- シグロンベーシック ナイロン 10号 50cm(サンライン)
10号ナイロンは切られ対策のファイティングリーダー(先糸)。
本線とリーダーの結束はSCノット。
リーダーとファイティングリーダーの結束は電車結び。
使用仕掛け・テンヤ
コマセ
サーベルテンヤ
- 30g、56g、75g各色
全てマックスシャフトを介したサーベルフッカーを付けた。
パターンにハマったのは75gのフルグロー。
サーベルカブラ
- 100gタイラバヘッド
- 夜光六角オモリ20号、25号、30号
- ナスオモリ20号
- サーベルカブラ用フック
ロスト
- コマセ仕掛け1組
- サーベルカブラ3組
コマセは2時間ほどだったが仕掛け1つで足りた。ヨレヨレだったけど。
サーベルカブラは『サーベルカブラ用フック』+『六角オモリ』+『接続具』で1組。これを3セットやられてしまった。
釣果
- アジ7匹
- タチウオ2匹
状況
海況
『タイドグラフbi』『Windy』より |
釣行時間:0時〜7時(実釣は0時半〜6時半)
天候:晴
水温:-℃
実釣エリア:焼津沖、ウタレ(水深40m前後)
風:常に吹いていた。やや強め
水色:白濁り気味
それのせいか分からないが濁り気味に見えた。
風は釣行中強めで一定に吹いていた。おかげで涼しく快適に過ごせた。
アジの釣果が打って変わってここ数日は低調な模様。
白子が抜けてしまったので産卵しちゃったみたいである。
釣れても小アジで、ギガアジはたまに当たるかどうか、との事だった。
反応はあったようだが大きく固まっていなかった模様。
外道はほとんどいなかったが、コマセでタチウオ釣れたり、タチウオのエサ釣りでアジ釣れたりしていたので魚が落ち着いていなかった雰囲気。
夜が明けてからはフグの姿も見られた。
これなんかは写真の撮り方悪くて小さく見えるが30cm超えてる大型だった。
小さめのシルエットを目指してピンク30gにしてみるがコレも空振り。
乗船者は7名。
僕+1+1+4で、4名は経験者と初心者の混成グループっぽかった。
右舷がグループの4人。左舷が僕たち3人で、僕の釣り座は左舷真ん中。
同船者・他船の状況
アジ釣りはコマセのほかにジグサビキなどでもやっていたようだが、いずれの釣り方もパッとしていなかった。
恐らく僕が一番釣っていたように思う。
他船は付近にいなかったので、この日アジ釣りしていたのは僕たちだけだったと思われる。
一転タチウオは遊漁船が多く集まって眩しいくらいだった。
無線を聞く限りではどの船も不調の様子だったが、後日ネットで見ると30本くらいまでは上がっていたので悪くなかったのかも。
同船者はエサ釣り、ジギング、テンヤなど様々な釣り方でやっていたがエサ釣りの方が圧倒的に釣れていて夜が明けるまでは毎投ヒット。3時間半でトータル15本ほどの釣果との事。
それ以外の釣り方はどの釣りも微妙だった。
レポート
出発から出船
22時半~0時
20時に準備完了。そこから仮眠をとって22時に起き、ワサワサと荷物を詰め込んで22時半前には出発した。
港到着してすぐにメンバーも船長も集まってくる。挨拶を済ませ支度を進める。
最近遠征ばっかりだったから忘れていたが、今日は皆の荷物が少ない上にクーラーも小さいから船上が広い。
僕60ℓクーラー持ち込んじゃったけど。
0時前には全員集まったので出船した。
まずはコマセアジ
0時半~2時
30分ほど走りアジのポイントへ。
僕たち左舷の3人はコマセ、右舷はジグサビキやコマセなど様々な釣り方で挑戦していく模様。
お隣の方が80号との事なので、僕もオモリを同じ重さに合わせる。
初心者グループの方がお一人レンタルタックルだったのだが、電動リールが初めてで「やり方を見てもらえませんか?」と船長に振られたので快諾。最初の3投くらい一緒にやって慣れてもらった。
電動が調子悪くて巻かない、というアクシデントはあったけど…。
そちらがひと段落ついてから自分の釣り開始。
『水深47m。底からハリス分上げてください。』とアナウンスがあったので3m+クッションゴム50cm分の3.5m上げて様子を見る。
しかしこのやり方では全くアタリなし。
ココで気が付いたのだがカウンターの誤差が酷い。
ラインで見たライン放出量の1割くらいズレているのである。
まるで当てにならないのでラインの色を見てタナを合わせていく。
微速巻上をしていて一瞬アタったりしたが乗らず。
困っているとお隣さんが釣り上げたので仕掛けを聞いてみると「2mでやっています」との事。すぐに仕掛けを1m詰める。コマセの出る量も調整したりして仕切り直し。
「41mの所に反応が出るのでそれやってみてください」と再度アナウンスがあったのでそこにビシダナを合わせて見ると
ようやく本日ファーストヒット。20cmくらいだけど本命のアジである。タナをみつけたので重点的に41mを攻めていくと
これは一荷だった |
なんとかポツポツ釣れてくれる。
47mに反応が有ってもそれに合わせるとまるで掛からない。
不思議なことに、47m+仕掛け分落としたところでコマセを撒いても全く釣れないのに、それから微速巻上していって41m付近に来ると途端に乗るのである。
底潮が吹きあがっているのか、コマセに関係なく食ってきているのか…。
よく分かんないが41mで釣れるので釣っていたが船中みんなほとんど釣れていない。
釣れている僕も余り大きくないアジばかりである。
始める前に船長から「アジあまり良くないので、早めに切り上げてタチウオにしましょう」と言われていたのだが、2時くらいに「タチウオに行きましょう」のアナウンスでアジ釣りは終了となった。
サーベルカブラ
2時15分~3時
『ウタレ』というポイントに向かいタチウオを開始する。
まずは新釣法のサーベルカブラから。
色々リグを作る準備はしてきたが、まずはオーソドックスなタイラバヘッドを使った状態から。ヘッドの重さは100gにしてみた。
「水深40mから30mで探って見てください」とアナウンスなので50mまで落とし、ゆっくりめに30mまで巻き上げてみる。
コチラには何の反応も無いがお隣のエサ釣りをやっていた方は入れ食いの様で、タナまで落としてちょっとしたらすぐに釣れていた。羨ましい限りである。
タナを教わると「40mより浅い、35mくらいで掛かってる」とアドバイスを頂けたので40m~30mの間を巻き速度を替えたり、途中でステイを入れたりしながら丁寧に探ってみる。
しかし全く反応が無い。
途中で変な掛かりがあり巻き上げてみたらイカが掛かっていたがコレは水面でバラシ。
お隣は水中ライトにピンクのタコベイトを付けていたので、まずは光らせてみようと思い
ヘッドにグローシールを貼ってみたがコレも空振り。結局何も反応を得られないまま1時間経過してしまった。
焦れてサーベルテンヤ
3時~4時
何も反応が無いので焦れったくなってしまった。
慣れているサーベルテンヤに変更する。
最初に56gのパープルグローで様子見する。
潮はそれほど早くないようでこの重さでも問題なくできそう。
しかしこのヘッドは空振り。
経験上、ヘッドの色やサイズを変えると反応もガラッと変わるので手返し良くアタリパターンを探していく。
流石に30gは軽すぎたので20gくらいシンカーでプラスしている |
40mまで落として1m巻き上げてステイ、を繰り返して30mまで上げてきたところで待望のヒット。
F3クラスだがようやく1匹釣り上げた。そのあともコンスタントにアタリがでる。
グローが今日の気分らしい。
中々食い込みが浅く掛けられなかったが
もう1匹、スレ掛かりで何とか追加することができた。もう一度サーベルカブラ
4時~4時半
お土産は確保できたのでもう一度サーベルカブラに戻す。
何も無かったのが悔しくてしょうがないのである。
グローが効果的なのが分かったので、『リグスベル』というパーツを使い、夜光オモリをビンビンスイッチみたいな付け方にしてためしてみることにする。
25号(94g)の夜光オモリから試してみる。
フォールレバーを少し締め込んでゆっくり目に落とし、ゆっくり目にただ巻きするのを繰り返す。
何回目かの落とし直しの時、40mで止めた瞬間に『クッ、クッ』というアタリ。
ようやくサーベルカブラでもアタリを出すことができた。
事前に教わっていたのは、魚の活性によって
- 速度を変えずに巻き上げるか
- 速度を落として巻き上げるか
- 止めてその場で誘うか
を選んでヒットに繋げていく、との事なのだが最初のアタリだとどれが正解か分からない。
タイラバでいつもやる『速度を変えずに巻き上げ』を瞬間的に選んでしまった。
それが悪かったのか分からないが直後にフッと軽くなる。
タチウオには付き物だが切られてロストである。
リーダーを見るとファイティングリーダーが切られていた。先っぽ10cmくらいの所なので、オモリを喰ってきてファイティングリーダーが当たってしまった感じだろうか。
それでも待望のアタリは出せたので引き続き同じリグを作って試してみる。
同じ重さは用意していなかったので、20号(75g)のオモリをつけて再投入。
同じパターンで攻め、やはり同じフォールを止めた瞬間にアタリが出る。今度は速度をゆっくりにして巻き上げ掛かるのを待つ。
しかしなかなか針掛かりせず。悪戦苦闘していたら再び同じ様な場所で切られてしまった。
焼津沖へ
4時半~6時
エサ釣りの方はコンスタントに釣っているが船中皆渋いようである。
無線から聞こえてくる情報もイマイチパッとしない。
「僚船が焼津沖でドラゴン2本あげたっていうんで移動しましょうか」という船長の提案で大きくエリア移動することになった。
20分~30分ほど走っただろうか。この間に大分夜も明けてきた。
明け方に実績のある
アカキンのサーベルテンヤを付けて釣り再開。しっかしココ、釣れないのである。
釣れ続けていたエサ釣りも沈黙してしまった。
テンヤをやっていた方が何とか上げていたが、それも何とかひねり出している感じである。
色を変えて見たりするが無駄なあがきであった。何もないまま時間だけが過ぎていく。
先ほどまで当たりのあったグローに付け替える。
三度サーベルカブラ
6時~6時半
どうしようもないので、終了までダメ元でサーベルカブラで頑張ることにした。
1匹でもこの釣り方で釣りたい。
夜が明けたのでグローは逆効果かと思ってナスオモリ25号でやってみる。リグスベルを使って誘導仕様のままである。コレはしかし何の反応も無い。
先ほどまで当たりのあったグローに付け替える。
コレもアタリは遠かったがこの時点で終了まで10分ほど。最後まで頑張ることにした。
最後の最後にモゾっとしたアタリがでて(自分の中で)盛り上がったが、間髪入れずに軽くなってしまった。三度目のロストである…。
しかも今度はリーダーでは無くラインのマーカーの所からやられていた。フグに目を付けられてしまったか。
ガックリ来ていると「はい、これで終了にします」というアナウンスがはいる。
結局貧果のまま終了となってしまった。
結果
アジ
全部で7本
一番大きいのが36cm。次が30cm
22cm前後
20cm前後
大きい奴は466gだった
30cmのヤツは231g
他のはトータル448gタチウオ
2本
タチウオの長さって余り気にしませんよね
指3本分
こっちも指3本分