【雑記】静岡県内オフショア 調べてみた
県内でできるオフショア(エサ、ルアー問わず)を調べてみました。
夏休みの自由研究。
案内役が多い
最近オフショアの釣りのアテンドする機会が多い。
と言っても親父夫婦だったり職場の仲間内だったり身内ばかりなので気楽なもんなのだが、それでも釣り物が決まるまでは結構気を遣う。
要望が多いのである。
- 色々釣れて
- 釣れるのは美味しい魚で
- 程よい量が釣れて
- 初心者向けのプランで
- (出港場所が)近場で
- 簡単な釣り方で
- 酔わないで
- あまり遠くの海域に行かないで
- 持ってる道具で出来て
等々…。状況によって変わるが大体こんな感じの要望が出てくる。
何なら「近場から出港したい」VS「(遠くの)本場から行ってみたい」とか相反する要望が出たりする。
これに時々「アオリイカが食べたい」とか魚種の指定が入ったり、「カサゴくらいでいいよ」とかここらではやらない釣り物を要望されたりする。気持ちは分かるし要望の理由も分かるのだが、
そんな釣り知らんがな
っていうのが本音である。
本音だが、そんなこと言えないので「承知しました」って言って、言ってから色々考える。
なんせ親父たちをアテンドするときは船代全額出してもらってる。文句は言えないのである。
実は自分も知らんかも
色々考えながら釣り物を決めていくのだけど、ふと思ったのである。
「意外と僕も釣り物知らないのかも」
行く船が固定化されていくと釣り物もエリアも固定化されていく。
しかも僕の良く行く船は『その時期よい釣り物を何でもやってくれる』ので、他の釣り物の事を調べなくても色々やれてしまう。
それでも不満は無いのだけど、誰か連れて行くのに色々知ってた方がイイよな、と思って調べてまとめてみた。
表の見方
次の項から始まる表がそのまとめである。
以下の考え方でカテゴライズして表にしてみた。
釣り物名
その釣り方の一般的な呼び名。
釣具屋に行って言えば通じる呼び名だと思ってもらえばよい。
釣れる主な魚
その釣り方で釣れる主な魚。
なるべく初心者にわかりやすいように
- 大きさで名前の変わる魚は最もメジャーな名前に統一
例:ワカシ、ワラサ⇒ブリ キメジ⇒キハダマグロ - ハタ類はひっくるめて『ハタ』
と丸めてある。
自分でやったことある釣りは『多く釣れた魚』を、
自分がやったことない釣りは『メインターゲット』+『釣果ブログで良く釣れてるゲスト』を記載した。
釣り方
その釣り方の該当する釣り方。
以下の考え方で分類した。
- コマセ:一般的なコマセ釣り
- 底物:胴突きや吹き流し問わず、底の魚を釣るエサ釣り全般
- サビキ:小物のサビキから大物を釣る落とし込みまで、サビキ仕掛けを使用する釣り。イカサビキは特殊なので除外した
- 泳がせ:生き餌を使用する釣り全般
- ルアー:ジギング、タイラバ、キャスティング等のルアーを使用する釣り全般
- その他:上記に分類できない釣り全部。タチウオ(天秤吹き流しに身エサで中層を釣る)やイカ(イカサビキ)等。
主な地域
その釣り方をやる主な地域。
有名だったり、その釣りをやる船が多い場所を数か所上げている。
どこの地域でもやる釣りは各地と記載してある。
ここに記載していなくてもやっている地域も当然多い。
代金
その釣りをやる為の、一人当たりの乗船代金。
地域差や時期によって違ったり、そもそも近年の燃料高・物価高で変動が激しいのでザックリとした値段に丸めてある。
消耗品代
その釣りをやる為に、最低限必要な消耗品の代金。
仕掛け、エサ、ルアー、フックを想定している。
竿やリールが含まれないのは勿論だが、天秤やオモリなど船で貸してくれることが多い物もここには含めていない。
(釣り方によってはオモリも消耗品だったりするが、統一するために一律で計上しなかった。)
シーズン
その釣りの主なシーズン。
地域差があるのと、年度によっても大きくズレるので代表的な時期に丸めて記載してある。
また、色はその釣りの難易度。
という風にランク分けしてみた。
上記の一言を基準に『必要になる道具の高価さ』『必要な技術』『必要な練度』『とっつきづらさ』『釣れる魚の扱いやすさ』等々を考え、僕の独断でのランキングである。
全体
これが全体の表。拡大しても意味わかんないので、各難易度ごとに小分けして記載する。
初級
子供が挑戦したり、釣具を全く持っていなくても体験できるレベルを想定。
恐らく未経験者だけでも楽しめるハズ。
難易度1のおススメ
エビすき漁がイチオシ。
夜中の非日常感、獲物を取るエキサイティングさ、そして何より取れる獲物の美味しさ。
僕はまだ子供たちと行った事は無いが、子連れで楽しんでいる方も見ているので子供でも十分楽しめそう。
難易度2のおススメ
ツッテ西伊豆がおススメ。
釣り自体はコマセ釣りや底物五目で特別では無いのだけど、初心者用に状態の良い貸し道具が用意されている点と、釣果を地域通貨に替えて温泉に入ったり魚以外のお土産に替えれる点が良い。
特に初心者では釣った魚を持て余すこともあるので、そういった心配がなくなる点がとても良いと思う。
中級
何回か船に乗って乗り方が分かっている方や、初心者でも誰か連れて行ってくれる人が居る場合向け。
難易度3~5で幅が広いのだけど、しっかり面倒見れるならば初心者でも難易度5行けました(金州遠征)。
難易度3のおススメ
アマダイ五目がおススメ。
最近は、今まで幻と言われていたシロアマダイが比較的簡単に釣れるようになり、高級料亭の食材を手軽に家庭で味わえるようになっている。
釣りとしても、根掛かりの少ない砂地のトントンするやり方なので初心者がイメージしやすい。
難易度4のおススメ
イサキ五目がおススメ。
特に東伊豆のイサキは大型の物が多く脂乗りも良くて食べて美味しい。
タナも30m程なので初心者がステップアップするのにちょうどよいと思う。
難易度5のおススメ
金州遠征が良いと思う。
釣り方としてコマセ、泳がせ、ルアー(ジギング、タイラバ、キャスティング)と様々な釣り方を楽しめる上、どの釣り方でも美味しい魚を狙うことができる。
360°全方位見回しても陸地が無い非日常感も味わえ、比較的近いので初めての遠征にも持ってこい。
時期によって狙う魚が変わるので知識が必要なのと、日ムラがあるエリアなので高い乗船料を払って釣果はションボリ、ということもよくある(実体験)。
そういう意味で初心者向きでは無く完全な中級者向け。
上級
この難易度の釣りって一つもやったことないので聞いた話や調べた内容だけでまとめてある。
でも、自信を持って言えるのだけど、間違いなく道具や知識や覚悟がない人が踏み入れる領域ではない。
なるべく近いうちにこの難易度にも手を出してみたいもんだ。
また、このランクに『クロマグロ』釣りが分類されると思うのだけど、遊漁規制等であまりにも規格外なのであえて外してあります。
難易度6・7のおススメ
どれもやったことないのでおススメのしようが無いのだが、キンメダイは道具から仕掛けまでフルレンタルを備えている船が多く、比較的挑戦しやすいように思う。
なによりキンメダイなのでたくさん釣れても美味しく食べられる。
注
僕もやったことない釣り物ばかりで、このページの情報は人に聞いたりネットを調べたりして得た情報によるものが多い。
また、なるべく表を簡潔にするために情報を丸めてしまっているので、承知の上で曖昧にしてしまっている点も大いにある。
(特に『出港場所』『代金』『消耗品代』は怒られかねないほどザックリにしてしまっている。)
そもそも取りこぼしてる釣り物も多くあると思うので、もし見当違いな事を書いていたり、思うことがある方は遠慮せずにご連絡ください。
まとめ
軽く調べてみたら思ったより情報量が多かった。
そして県内って対象魚すごく多いの再認識した。
これでもマイナー過ぎる釣りはいくつか省いているのである。
原本には『地引網(三保)』やら『ワカサギ(芦ノ湖)』やらもあったのだが収拾が付かなくなってしまうので割愛、オフショアの釣りに限定して今回の記事にまとめてみた。
今度誰かをアテンドすることになったら、この表渡して自分で選んで一回選んでみてもらおうと思う。
お任せだと今一つ興味が沸いてない気がするのである。
そこから深入りしてオフショア人口増えてくれればうれしいな。