【インプレ】【DIY】オシアジガーハンドル交換
カスタムハンドル安くて衝動買いしちゃったので比較と開封インプレ。
「その金、直接釣りに使いなよ」という意見、正しいです。
つい安かったものだから・・・
散財の原因で間違いなく良くない癖なのだが、暇なときにヤフオクとかAmazonアウトレットとかを眺めて回るのが好きである。
大体空振るのだけど、稀にクリティカルする商品に出会えると嬉しくなってしまう。
で、今回もAmazonアウトレット見て回ってたらクリティカルな物に出会えてしまった。
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カスタムハンドルで有名な『LIVRE』のジギング向けカスタムハンドルである。
そもそも高根の花で買おうとも思っていなかったのだが
- 定価の30%OFFくらいの値段で出ていた
- 外装に傷アリのみの実質新品
- 丁度ロングハンドル化を考えていた
あたりの条件が揃って思わず衝動買いしてしまった。
会計前に色々漁ると『Gomexus』の狙っていたハンドルもキャンペーン価格で大分安くなっている。
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せっかくなので2つ同時に買い、比較してみることにした。
奥さんにナイショの買い物、着弾
来ちゃった |
開封からバッチリ奥さんに見られていたのだが
奥「いくらしたの?」
僕「ん~…。一万円しないくらい…かな。」
奥「また無駄遣いして(呆)」
みたいな会話で誤魔化した。
ちなみに奥さんのスマホからも購入履歴見れるように設定してあるのでそのうちバレます。
実際の購入価格は
- BJ102-110T(リブレ) ¥20812
- パワーハンドル120mm(ゴメクサス) ¥3990
計24,802円
となる。
開封
パワーハンドル120mm(ゴメクサス)
開封は上から |
本体固定されてないので転がり出てくる |
付属品類は台紙下の箱状の空間に入っている |
内容物全て |
付属品の中身(の一部) |
シマノ用ナットは左右どちらかが刻印されている |
内容物は
- ハンドル本体
- リテーナー一式(本体付属)
- シマノ用ナット(左)
- シマノ用ナット(右)
- ダイワ用ネジ(左)
- ダイワ用ネジ(右)
- シム×3枚(全て厚みが違う)
取説や取付用輪ゴム、工具など入っているリブレの方が親切。
今リールに付いているものさえ外してしまえば商品だけで取り付けることができる。
ゴメクサスは取説が無い上に使わない付属品が多いので慣れてないと少し戸惑うかも。
オフィシャルサイトに分かりやすい取り付け動画があるのでそれを見れば問題ないはず。
ハンドル比較
純正を取り外し、3つ並べて比べてみた。下から小さい順に並べていて
- 純正(85mm・92mm)
- BJ102-110(102mm・104mm・106mm・108mm・110mm)
- パワーハンドル120mm(110mm・120mm)
となる。
付属品と一緒に上から見た図。
重さを比べると
なんか単位表示おかしいけど重さです |
軽い順に
リブレ(73g)<純正(81g)<ゴメクサス(94g)
となった。
感覚的に
- リブレと純正はそんなに変わらない
- 純正とゴメクサスだとちゃんとわかるくらい差がある
- リブレとゴメクサスだと、ゴメクサス大分重い
と感じた。
取り付け状態比較
俯瞰(上から見た図)
なるべくリールを同じ位置に置いて上から撮影してみた。
純正 |
リブレ。ハンドル長の設定は110mm |
ゴメクサス。ハンドル長の設定は110mm |
側面
俯瞰図の時に横から撮影したもの。
純正 |
リブレ |
カスタムハンドルが両方とも110mmなのに対して純正は92mmなので小さく感じる。
ゴメクサスの方を120mmで取り付けるとめっちゃデカくてビビる。
取り付け
純正取り外し
精密ドライバーを使って、リテーナー(ナットの外れ止め)を取り外す。
外すとこんな感じ。
この写真の左側の穴にするとハンドル長85mmにカスタムできる。
11mmのスパナ等でナットをとりはずす。
初めて外すと硬くて抜けてこないかもしれない。
(実際なかなか抜けなかった。)
無理やりこじらないで、根気よくカタカタやってるとだんだん外れてくる。
とれると下に調整用のシムが入っている。
ハンドル交換はここまで外せばよい。
BJ102-110T取付
取説の順番通りにやればまず問題ない。
純正シムを取り付ける。
固定用の輪ゴムを取り付けたけど、オシアジガーはスタードラグが止まっている(勝手に外れてこない)ので、輪ゴムは無くても何とかなりそう。
製品に付いてきたシムを足す。
これでシムは2枚入ることになる。
銀色の取付プレート(裏)を取り付ける。
4パターンの取り付け方があり、間違えるとクラッチの入るポイントが変わってしまうので気を付ける。
その後ハンドルに金色の取付プレート(表)をつけはめ合わせる。
ハンドル交換最大の山場はココで、上手くいかないとクラッチパイントがヘンになってしまい何回もやり直すハメになる(なった)。
コツとしては
- リール側のネジの頭に穴でマーキングしてあるので、それを目印にすると分かりやすい。
- 本締めする前のこの段階で仮に回してみて、クラッチの入るポイントを確認してから本締めに入る。
付属の工具でナットを締める。
規定トルク(ナットを締める強さ)が取説に書いてあるけどそんなの分からん。
強く締めすぎるとナットの内側削れちゃうので(削れた)、段々締めて行ってガタつかないところまで締められればいいと思う。
不安になったらシム足した方がいいです。電動リール用のシムが余っているはずなので。
これで完成。
この金の取付プレートの位置を回転させるとハンドル長を2mmずつ調整できる仕組みになっている。
調整を繰り返して、最終的に僕は106mmに落ち着いた。
クラッチポイント調整
ちなみに
取付プレートの位置によってクラッチが入るポイントが変わってしまうと上記したのだが、これを上手く調整することで好きな場所でクラッチが入るように調整できる。
純正ではこの位置でクラッチが入るのだが
僕はハンドルを上に上げながらクラッチを入れたい(ハンドルを上げる力もロッドのシャクリに使いたい)ので、この位置でクラッチが入るように調整した。
パワーハンドル120mm取付
製品に付いてるリテーナーを精密ドライバーのマイナスを使って取り外す。
純正のシムを入れる。
使う方の長さの穴に差し込む。
120mmデカかったので今回は110mmの方にします。
商品についていたシムを入れる。
何回か付け外しして、ハンドルがガタつかない枚数に調整する。
12mmのスパナ等工具で締める。
リテーナーが若干ズレるので、この状態でスパナ等で微調整する。
マイナスドライバーでビスを締め、リテーナーを固定すれば完了。
握った感じ
純正
僕は手が大きい方なのだが、純正でも別段不便だとは思っていなかった。
強いて言えば、人差し指と小指の掛かりが浅いかな?といったところ。
BJ102-110T
流石に有名になるだけあって握り心地はバツグンにいい。
多分僕より手の小さな人でも力強く握れないといったことは無いと思う。
コレを握った後に純正を握ると、人差し指と小指部分に力が入らないような感じがする。
パワーハンドル120mm
値段の割にはこちらの握り心地も劣っていない。
ただ、手の小さい人だとリブレの方が握り込めるだろうな、という感じはする。
単純な握る力はこちらの方が強い。強く握る必要があるかはともかくとして。
まとめ
ハンドル付けたり外したり、ロッドに取り付けてくるくる回してまたハンドル変えたり…、3日間くらいうだうだやって辿り着いたのは
『BJ102-110Tを106mmにセットする』
というセッティング。
クラッチが入るポイントを調整できるのと、110mmでは長すぎるのが決め手になった。
ゴメクサスのハンドルも実用性に不満は無いので(実際タイラバ用のエンゲツCTはゴメクサスのダブルハンドルを付けて愛用している)、もし初めてハンドル交換するならゴメクサス製品から試してみたらいいと思う。
その際、現在の長さより10mmUPくらいを目安に試してみてください。
万が一失敗してもゴメクサスなら安い分買い直しやすいのでそういう意味でもお勧めです。
ハンドル交換はデメリットも多いので(特にギアなど、リール基幹部分にダメージを与えかねない)、そこも承知したうえでカスタムした方が良い。
スパナ等は百均でも手に入るし、そんな難しくないのでリールカスタムの第一歩としておススメです。
おまけ
結局余ってしまった『パワーハンドル120mm』を、電動ジギングに使っている19ビーストマスター2000EJに取り付けてみたのだが、やはりハンドルが長すぎてバランスが悪すぎた。
諦めて元に戻そうとしたときにふと思いつき、
オシアジガー純正を付けてみたらジャストフィットした。
オシアジガー純正は85mm/92mmで、92mmの方でセッティング。
ビーストマスターの純正は60mmなので30mmも伸びるのだが違和感ない。
当分このまま使って様子を見ようと思う。