【理論】ルアーカラーについて
水中でのルアーの見え方について、丁寧に解説してる海外のサイトを見つけたので紹介したい。
Source: Fix.com Blog
ほとんどの熱心な釣り人はルアーやフライにお気に入りの色があり、それが他のすべての製品よりも優れていると断言します。
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赤は可視光線の中で最初に消える色であり、水面から4m(15フィート)~6m(20フィート)以内で消失し、濁った水では更に浅い場所で消失します。
サイトの紹介
『FIX』というサイトの
(下から見るルアーの色は水中で重要ですか?)
というページである。
食洗器とか芝刈り機とか扱っているようなので、ホームセンター的な店だと思うのだが、なぜルアーカラーについて解説してるのかは不明である。
グーグル翻訳で本文は理解できるのだが、フィート表現だったり画像内の英文が翻訳できなかったりして感覚的につかみづらいので自分なりに分かりやすくして残しておこうと思う。
意訳も多いのだがご笑覧ください。
本文
濁りについて
しかし、ルアーとフライの選択に関して、カラーはどれほど重要なのでしょうか?
科学的にはそれほど重要ではありません!
水はさまざまな波長の光を徐々に吸収または遮断します。
水はさまざまな波長の光を徐々に吸収または遮断します。
「白い」太陽光が水中を通過するにつれ、色は徐々に消えていきます。可視光の全体的な強度や明るさも、水中では急速に減少します。
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この減少は青色よりも赤色の方が大きく、知覚される色は水中の深さや距離の増加とともに急速に変化します。
色の波長が損失する速度は、太陽光の強さ・太陽の位置・雲の量、水自体の透明度と色・雑草やプランクトンなどの浮遊物質の存在によって異なります。
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左:『泥/粘土 嵐が川を溢れさせ、泥や粘土を混ぜる。』
『濁りには黒いルアーが効果的。』
中:『藻類 夏の日差しや水中での人間の活動増加により、季節的に表れることがある。』
『ツートンのルアーを使うと魚はコントラストを見つけることができる。』
右:『タンニン酸 近くの松がタンニン酸の流入を引き起こす。』
『濃い色のルアーは茶色い水で最も効果的』
天候について
色の波長が損失する速度は、太陽光の強さ・太陽の位置・雲の量、水自体の透明度と色・雑草やプランクトンなどの浮遊物質の存在によって異なります。
海岸から遠く離れた非常に澄んだ海であっても、9m(30フィート)以深に到達する光の量は海面に当たる太陽光の25%未満です。
水深90m(300フィート)に到達するころには、残りの光量は海面に比べて0.5%程度になる可能性があり、そこはかなり暗い場所です!
淡水の湖や川では、この深さによる光の損失はさらに顕著です。
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左:『晴れ』シルバーやゴールドのルアーは、反射光の多い晴れの日に効果的。曇りの日にはほとんど見えなくなる。
右:『曇り』曇りの日は紫外線が強い。そして、蛍光色のルアーは曇りの日に紫外線が当たると特に明るくなる。
光の吸収とルアーカラー
次にオレンジが消え、その次に黄・緑・紫となります。
青は、可視光線と不可視光線(多くの魚が見ることができる短い紫外線)の両方で、最も深く浸透します。
Source: Fix.com Blog
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この現象は、私たちの目や水中での魚の見え方に大きな影響を与えます。
白い物体は水中で青みがかかる灰色に見え、その青/灰色の外観の暗さは深さとともに急速に増加します。
赤い物体は、表面から数メートル以内で暗褐色または黒に見え始めます。
水深12m(40フィート)~15m(50フィート)では、非常に澄んだ水の中でも、世界は完全に灰・青・黒の色合いで構成されているように見えます。
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※グラフは、様々な水深で色がどのように消えるか示している。
水平距離について
目に見える色の変化は、垂直面と水平距離の両方で同等に発生します。
従って、水深と水平距離が同じ長さの場合、ほぼ同等の影響を色の知覚に与えます。
例えば、赤いルアーを水深12m(40フィート)で見ると黒く見えますが、同じく12m(40フィート)離れたところから見ると黒や茶色、または非常に濃い灰色に見えます。
それは表層を真っすぐに移動していきます。
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40フィートの水平距離は、40フィートの水深と同じように色の知覚に影響を与えます。
結論
この、水中での光と色の損失は、シャロ―エリア以外でのルアーカラーの重要性を嘲笑うかのようですが、釣り人は色の優位を主張し続けます。
深海ジギング(ルアーカラーが見えない暗闇)においても、複数人に効果的な色を聞けばそれぞれ異なる答えが返ってくることでしょう。
ルアーを選ぶ際はカラーではなくサイズやアクション、形状、スピードなどを重要視するべきなのかもしれません。
まとめ
良く言われる『カラーは関係ない』という事を説明してくれている。
また、目立つと言われているオレンジ・ピンクなんかも赤い波長が遠くまで届かず、実は水中ではそれほど目立っていないのかもしれない。
魚の種類やエリア(シャロ―エリアになりやすいネイティブトラウトや管理釣り場)によって色の効果を実感することは確かにあるのだけど、逆にそういった理由が無い限りはカラーを優先しなくて良いと思う。