【イベント】【料理】沼津フィッシングボランティア4周年 地引網
地引網につられて家族で遊び行ってきました。
魚が少なく、パッと見は網に入っているように見えなかったが開けるとちゃんと入っていた。
チャリコとソコイトヨリは鱗を取る。
子供も僕も楽しませて頂きました。
4周年、らしい
フィッシングボランティアという団体があって、月一で海岸のゴミ拾いボランティアを行っている。
僕がこの活動に参加させて頂いているのは富士サーフでの活動が始まった23年9月からなのだが、最初は2020年6月から沼津で始まっていたらしい。
で、今回4周年を迎えるにあたって大々的なイベントを開いてくださるようだ。
ゴミ拾い、地引網、抽選会etc…。なにか子供が楽しめる企画もしてくれる様子。
今月は富士の活動もこちらと合同とのことだし、折角なので家族全員でイベントに参加させて頂いた。
準備って何が必要?
で、準備なのだが何を持っていけばいいか分からない。
色々検索したけど持ち物に言及してるサイトとか無かった。
断片的な情報を集めて
- 軍手(ゴム手袋)
- 締め具(ハサミ、アイスピック)
- 魚掴み
- バケツ(血抜き用)
- 氷
- クーラーボックス
- 手拭き
を持って行く事にした。
結果的には手袋類と氷、クーラーボックスがあれば事足りた。
当日のコンテンツ
主催者様に聞いてみたところ、参加人数350名とのこと。
人が多すぎてビビる。
ゴミ拾い
タッチプール
子供達が遊べるようにタッチプールが設置されていた。
カニやエビや小魚のほかヒラメやウツボ、イソメなども展示してあった。
地引網終了後はコチラのコーナーで、漁獲した魚を子供たちに触らせてくれた。
地引網
イベント開始時に1回目を
ゴミ拾い終了後に2回目を
それぞれ行った。
1回目は近くに入れた網をすぐに上げたので漁獲も少なかったが、引っ張る時間も短く『練習』といった感じ。
2回目は前日に網を入れておいてくれたようで距離も遠く、引っ張る時も半分以上の時間はウィンチを使って巻き上げていた。網が近づいてからは人力で引いた。
1回目の魚は
- カマス
2回目の魚は
- チャリコ(子ダイ)
- オキヒイラギ
- 子カイワリ
- 子ホウボウ
- マダイ
- シロアマダイ
- イトヨリ
- ミシマオコゼ
- イラ
- ウマヅラハギ
等々。
抽選会
余談だが、参加者全員に飲み物も振舞われた。
魚の山分けじゃんけん
メーカー講習会
Fish Arrowによる講習会が開かれた。
…らしいのだが、子供たちが疲れてしまったから帰っちゃったので参加できなかった。
残念。
当日のレポート
起床・到着
4時~5時45分
目覚ましで起きる。
いつもの釣りと違うのは子供たちを起こすこと。
「今日はお魚さんと綱引きやるからね」と言っておいたので寝起きはバッチリだった。
準備を済ませ5時過ぎに出発。会場の千本浜公園には5時40分前に到着した。
開場は5時半との事だったが、この段階で既に駐車場は7割の入り。
とても受付近くには駐車できない。停まれる場所を探して駐車する。
少し歩いて受付を目指す。
徐々に会場が見えてきたのだが
想像以上の人の数にビビる。受付を奥さんに任せ、顔見知りや代表にご挨拶。
受付が済んだ奥さんと合流すると抽選券をもらっていた。
開始前の自由時間
5時45分~6時15分
開始まで自由時間、我が家のお子様たちはタッチプールに一直線である。
イソメにドン引きしたり、魚を恐る恐る触ってみたりしていた。
しばらく堪能した後は海沿いで石投げ大会。
ウチの子だけでなくお子様たちが寄ってたかって海に石を投げ込んでいる。コレ、魚散って居なくなっちゃうんじゃないだろうか…。
そんな感じで海を堪能しているうちに伝馬船が出船し、網引の準備が始まった。
いよいよ地引網が見える瞬間。
地引網(1回目)
6時15分~6時40分
網を海に下ろしていき、準備が整ったところで網を引き始める。
東西に適当な人数に分かれて引いていく。東西で速度差がありすぎると良くないので、それは運営の方が声を掛けて調整してくれた。
引き始める。と書いたが、人が多すぎて入る場所が無いくらいである。
写真を撮りながら適当な場所で網引を見守る。
ある程度引いたらお互い近づいていき段々間隔を狭める。最終的には3mくらいの間隔になるくらいまで近づいた。
魚が少なく、パッと見は網に入っているように見えなかったが開けるとちゃんと入っていた。
小さいカマスだったが見守っていた子供たちは大興奮。
1回目の地引網は無事終了した。
落ちた小魚も子供達が丁寧に拾ってくれていた。
『負け』と『あいこ』は脱落していくルールなのだが、我が子は致命的な弱さを発揮しており、ことごとく1回目のじゃんけんで負けてしまっていた。
ゴミ拾い
6時40分~7時半
各自ゴミ袋を受け取りゴミ拾い開始。
凄い人数でゴミ拾いなのでゴミ無くなるのが早い。
大きい物、流木などの自然物は拾っちゃダメ、ということなので、それを教えながら子供とゴミを拾っていく。
どうしても歩くのが遅いので周りより出遅れるのが申し訳ない。
そのうち子供が飽きちゃったので奥さんに任せ僕一人でゴミ拾い再開。
遠くまではいけなかったが、何とか袋1杯分のゴミを拾うことができた。
代表挨拶・抽選会・写真撮影
7時半~8時
ゴミ拾い終了の時刻となり、回収場所に持って行く。
スタッフの方が分別してくださるというのでお願いした。
そのまま代表からの挨拶。
4周年を無事に迎えられた、これからもやっていきたい。という事をお話しされていた。そのまま抽選券の当選発表。なんと我が家は4枚中3枚が当たっていて
いっぱい賞品を頂いてしまった。これだけの人数が集まるイベントを、しかもチャリティーでの運営は相当大変だったのではないだろうか。
運営スタッフの皆様、本当にありがとうございました。
実はウィンチで巻いている間は人が引く必要無いのだけど、みんな頑張って引いていた。
地引網(2回目)
8時~8時半
写真撮影終了後、しばらくして2回目の地引網スタート。
今度はウィンチで巻いており、その内側にいると危ないよ!との事だった。
危なくない場所に陣取って網を引く。
実はウィンチで巻いている間は人が引く必要無いのだけど、みんな頑張って引いていた。
1回目と同じ様に、段々近づきながら網の幅を狭めていく。
ある程度巻き上げたところでウィンチの巻上が終わり人力で引くようになる。
ここからが本番だ。腰を入れて引いていく。
そのうちに網が見えてくる。今度は遠目にも魚が見え、参加者のテンションが上がる。
落ちた小魚も子供達が丁寧に拾ってくれていた。
マダイやシロアマダイに見ている人から歓声が漏れる。
これらの魚をザルにあけ、タッチプールに持って行った。
思うのだけど、魚の手触りの違いで驚いたり、なかなかつかめなかった魚をようやくつかめた子が嬉しそうにしているのを見ると『しょうがないのかな』とも思ってしまう。
ちょっとフクザツな気持ちであった。
ひとしきり触った後は、子供限定のじゃんけん大会で漁獲の山分けである。
『負け』と『あいこ』は脱落していくルールなのだが、我が子は致命的な弱さを発揮しており、ことごとく1回目のじゃんけんで負けてしまっていた。
泣いちゃったけどしょうがない、じゃんけんなんだもん。
それでも最後には勝てなかった子全員に小魚の詰合せを配ってくださり、我が家も無事お土産にありつくことができた。
このあとメーカー講習会とのアナウンスがあったのだが、子供たちが疲れてしまっていたので残念ながら断念。
ジュースを頂き会場を後にした。
料理
本日の漁獲
- オキヒイラギ
- チャリコ(子ダイ)
- ソコイトヨリ
全部エラワタを取った。
南蛮漬け
美味しさ:★★★★☆(美味しい!)
骨まで丁寧に揚げて南蛮漬けにしてもらった。
白出汁と酢、醤油と砂糖で漬け汁を作り、タマネギ、ピーマン、ニンジン、素揚げインゲンと漬け込む。
チャリコは若干硬いけど漬け込んでしまえば気にならないくらい柔らかくなる。
オキヒイラギの旨味が豊かで特に美味しい。脂っ気があるが、白身の旨い魚だった。
小さくてかわいそうなサイズだけど、食育ということで大事に食べさせていただきました。
(子供ウケはあまり良くない料理だったけど)